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最後の診断 (新潮文庫 ヘ 4-3) 文庫 – 1975/8/1
- 本の長さ491ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1975/8/1
- ISBN-104102145036
- ISBN-13978-4102145036
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1975/8/1)
- 発売日 : 1975/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 491ページ
- ISBN-10 : 4102145036
- ISBN-13 : 978-4102145036
- Amazon 売れ筋ランキング: - 54,148位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
病理をテーマにした数少ない小説、病理を志望する人は知っている人も多いのではないかと思います。病院内でのパワーバランスをめぐる人間関係、恋愛、診断の難しさ、キャリアパスなど多くのことに触れながらバランスよくまとまった作品です。50年ほど前に舞台が設定されていますが、古臭さは感じさせない作品です。
2012年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
病理医について興味があり、古書で購入した。
やや古い出版なので、活字が小さくて読み進むのに最初は骨を折った。しかし、読み進めるうちに小説世界にぐいぐいと引き込まれて行った。
米国の民間病院で繰り広げられる時間の描写がこの本の中身だが、登場人物の会話一つ一つがよく吟味されており、専門用語も駆使されて、まるで映画を観ているような錯覚に襲われた。これは、翻訳の素晴らしさに負うところだろう。
一人の老病理医を中心に展開される医療の出来事は、時代背景がやや古くてもおおよそ現在にも持ち越されている内容だろう。
アメリカ人独特のユーモアも会話に登場し、米国文化を垣間みるという点からも面白い小説だ。
病理医とは何かという問いもさることながら、ドラマとしてもよく出来た小説と感じた。
やや古い出版なので、活字が小さくて読み進むのに最初は骨を折った。しかし、読み進めるうちに小説世界にぐいぐいと引き込まれて行った。
米国の民間病院で繰り広げられる時間の描写がこの本の中身だが、登場人物の会話一つ一つがよく吟味されており、専門用語も駆使されて、まるで映画を観ているような錯覚に襲われた。これは、翻訳の素晴らしさに負うところだろう。
一人の老病理医を中心に展開される医療の出来事は、時代背景がやや古くてもおおよそ現在にも持ち越されている内容だろう。
アメリカ人独特のユーモアも会話に登場し、米国文化を垣間みるという点からも面白い小説だ。
病理医とは何かという問いもさることながら、ドラマとしてもよく出来た小説と感じた。
2015年2月27日に日本でレビュー済み
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病院ドラマで病理診断・臨床検査が大きなキーポイントになってくる作品はなかなかないのではと。アーサーヘイリーはやっぱり一味違う。時代がずいぶん変わったため、成り立たなくなったり、誤解を生むのでは?という部分はあるのですが、病院という組織、医療という分野の持っている一面の切り取られ方は今も鮮やか。医療は誰のためにあるのか、というクライマックスの問いは普遍的ながら、胸に沁みる。アーサーヘイリーの他の作品とと違って、改革者より、旧弊なものの象徴として描かれている病理医ピアソンの存在が印象に残る。今の自分の姿が、ピアソンと重なるからかもしれない。このドラマのもう一つのテーマは、老いなのかもしれない。アメリカと日本の医療事情が違うのか、時代が違うためなのか、ピアソンは病理医+臨床検査医みたいな感じだけど、今もそうなんだろうか。原題のthe final diagnosisとは、病理診断の別名なのだけれど、この物語には別の意味がある。それをぜひ味わってほしいなあと思います。
2019年7月11日に日本でレビュー済み
本作品だけでなく、著者は、普通の人気には知り得ないことを、綿密な調査と筆力で、読者をぐんぐん惹き付けます。執筆された半世紀前と比べて、遺伝子治療などの医療技術革新はあったものの、本書の価値は不変だと思います。
2012年5月19日に日本でレビュー済み
今となっては、時代性を感じますが、当時これ程医学的なことを緻密に記した小説は無いのではと、思える内容です。ストーリーにしても、類を見ません。読んでとても勉強に成ること請け合いです。
2008年3月8日に日本でレビュー済み
今、日本の医療は崩壊しつつあるといわれるが、日本の医療関係者のみならず、医療に関心のある人たちにぜひ読んでもらいたい本である。特に、病院経営がいかに難しいものであるかを一般の人が知るには大変良いし、アメリカでは一般市民が医療を支えている姿がよく描かれている。日本では、医療は公の責任という考え方が強すぎて、一般市民が自ら医療を支えようという気持ちが少ない。それが今日本の医療が崩壊しつつある理由ではないかと思う。残念なのはこの本が今は手に入りにくいことである。ぜひ、再版してほしい。
2002年4月29日に日本でレビュー済み
今から20年前医学生のとき家庭教師をしていた子のおとうさんが薦めてくれた本。
この小説を読んでからというものアーサーヘイリーのとりこになってしまった。
種々雑多なテロップを複雑にからめあげて、最後にスリル満点のクライマックスにもっていくというヘイリー節の最たるものである。
やはり医学生であったということで、この作品に対する感銘はひとしおである。また永井淳の翻訳も非常にいい味出していると思う。
この小説を読んでからというものアーサーヘイリーのとりこになってしまった。
種々雑多なテロップを複雑にからめあげて、最後にスリル満点のクライマックスにもっていくというヘイリー節の最たるものである。
やはり医学生であったということで、この作品に対する感銘はひとしおである。また永井淳の翻訳も非常にいい味出していると思う。
2020年3月2日に日本でレビュー済み
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生きていることの有り難さ、嬉しさ、価値、使命を考えさせられた。
友人や子にプレゼントした。
友人や子にプレゼントした。