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侵入社員 下巻 (新潮文庫 フ 42-4) 文庫 – 2005/11/1
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/11/1
- ISBN-104102164146
- ISBN-13978-4102164143
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/11/1)
- 発売日 : 2005/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 360ページ
- ISBN-10 : 4102164146
- ISBN-13 : 978-4102164143
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,138,752位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジョセフ・フィンダーという知らないアメリカ人作家の作品なのだが、筋書きを読んだところ、面白そうなので衝動買いしてしまった。うだつの上がらないハイテク企業の社員が、横領したことがばれてしまい、警察に引き渡される代わりに、スパイの英才教育を受け、そのハイテク企業のライバル企業にスパイとして侵入し、企業秘密を得るべく頑張るというストーリー。そのライバル企業において、主人公はなぜか才能が評価され、トントン拍子に出世していくのだが、その社長があまりにいい人で、逆に本当の所属先の企業の社長があまりに悪い人なために段々にジレンマを抱くようになる。ストーリー自体は、すぐにハリウッド映画化できそうなくらいアメリカ的で単純なので、あまり考え込まずに読み進めることができ、活字を読みたい気分なのだけれどもあまり頭は使いたくないという人にお薦め。ただ、スパイ小説なのに、あまりハラハラ感がない点、無駄に見える迂遠な記述があるため(翻訳の問題かもしれないが)にスピード感に欠ける点が難点。
2006年3月10日に日本でレビュー済み
ハイテク企業に働くだめ社員がライバル企業に潜入する企業スパイとなり、ライバル企業のCEOから大抜擢、よいよ、狙った秘密プロジェクトの秘密を奪おうとするが…。登場人物の設定や描写が実在のハイテク産業のトップを彷彿とさせるのに、ニヤリとさせられる。企業の設定が曖昧でどんな機器のメーカーか、明確でない部分もあるし、アメリカのどこを舞台にしているのかもよく分からないが、ハイテク産業の雰囲気をよく描ききれているし、次の場面を先に読みに行きたくなるほど、優れた一流のエンターテイメントに仕上がっている。上下2巻を一気に読了することはうけあえる。是非、楽しんでください。
2007年1月31日に日本でレビュー済み
本書は、講談社 『IN・POCKET』 の「’06年文庫翻訳ミステリー・ベスト10」で、<翻訳家&評論家が選んだ>部門で第10位、<総合>第20位にランクインしている。
ハイテク企業の若手ダメ社員の横領がばれ、彼は、警察に引き渡される代わりにライバル会社にスパイとして“侵入”することを余儀なくされるが、そこで意外な才能を発揮し、CEOの補佐役に抜擢され、高額な給料、会社での専用の部屋、豪華なスポーツカー、住居用に快適なコンドミニアムと、夢のような生活を手に入れるが・・・。
読みどころは、なんといっても主人公、アダムが“侵入”したライバル会社の新製品情報を手に入れて、自分の本来の会社に流すため、深夜・早朝に上司や担当責任者の部屋に忍び込んで、ファイルを探したり、コンピューターを不正に操作したりする場面である。セキュリティーは突破できるか、痕跡は残さないか、また警備員か社員の誰かがやって来て見つかるのではないか、読んでいる方がハラハラ・ドキドキとしてしまうほどスリル満点である。
やがてアダムは、“侵入”先のライバル会社で恋人もできて、待遇にも満足して、父親の死をきっかけに、スパイ活動から足を洗いたいと思い始めるのだが・・・。予想外の結末が待っていた。
私もこういう小説は、今まで読んだことがなかったので、ついついページを捲る手が進み、文庫上・下巻あわせて725ページをあっという間に読み終えてしまった。
本書は、日本でもドラマになりそうな企業スパイ・ノヴェルである。
ハイテク企業の若手ダメ社員の横領がばれ、彼は、警察に引き渡される代わりにライバル会社にスパイとして“侵入”することを余儀なくされるが、そこで意外な才能を発揮し、CEOの補佐役に抜擢され、高額な給料、会社での専用の部屋、豪華なスポーツカー、住居用に快適なコンドミニアムと、夢のような生活を手に入れるが・・・。
読みどころは、なんといっても主人公、アダムが“侵入”したライバル会社の新製品情報を手に入れて、自分の本来の会社に流すため、深夜・早朝に上司や担当責任者の部屋に忍び込んで、ファイルを探したり、コンピューターを不正に操作したりする場面である。セキュリティーは突破できるか、痕跡は残さないか、また警備員か社員の誰かがやって来て見つかるのではないか、読んでいる方がハラハラ・ドキドキとしてしまうほどスリル満点である。
やがてアダムは、“侵入”先のライバル会社で恋人もできて、待遇にも満足して、父親の死をきっかけに、スパイ活動から足を洗いたいと思い始めるのだが・・・。予想外の結末が待っていた。
私もこういう小説は、今まで読んだことがなかったので、ついついページを捲る手が進み、文庫上・下巻あわせて725ページをあっという間に読み終えてしまった。
本書は、日本でもドラマになりそうな企業スパイ・ノヴェルである。
2006年5月9日に日本でレビュー済み
あっけない結末で、肩透かしを食った気になる人もいるだろうな。著者の謝辞を見ると、細かいことを丁寧に調べていることに感心しました。最近、父を亡くしたので、様子が良く似ていたので、しんみりしました。不要な訳注や、専門用語の訳語に、少し変なのがあったけど、それは気にしない。