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コメント: 2000初版。カバ付き、帯欠、中身はきれいです。
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複雑系: 科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち (新潮文庫 ワ 5-1) 文庫 – 2000/5/1

4.6 5つ星のうち4.6 33個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2000/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 683ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4102177213
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4102177211
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 33個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
研究所でもないし案内袖もない面白そうなので
2007年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
複雑系もブームが過ぎてレガシーなものになって来た今日このごろ、この本を読んでみました。
面白いんですが、サンタフェ研究所の人々の物語であって、複雑系のレビューにはなっていないのでは。
成功物語なのであまり科学的でないかも。また、
プリゴジンが宣伝家としてしか言及されてないとかは、このタイトルでは、フェアでないと思います。
なお、西澤潤一という人の「解説」というのがついていて、これがひどい。読まなきゃいいんですが。
物語風ノンフィクションとしては面白いです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔も今も「秩序」を求めるのがヒト、25年前、サンタフェ研究所に集まった人たち。

飛んでいる鳥は、近隣の仲間たちの行動に適応するからこそ群れをなす。
生物は、共進化のリズムで協力し合い、競争し合うから、みごとに調和のとれたエコシステムを構成する。
原子は、最低エネルギーの状態を求めて互いに結合するからこそ、分子という創発構造を形成する。
人間は、物質的要求を満たそうとするからこそ、市場という創発的構造をつくり出す。
同様に、人間はより数量化しにくい目標を達成するために相互作用し合い、家族や宗教や文化をつくる。
とにかく、互いの便宜と全体の首尾一貫を追求しつづけることによって、
エージェントのグループはなぜだかそれ自体を超越し、それ以上の何かになっていく。
この謎を解き明かす秘訣は、薄っぺらな哲学に走ったりニューエイジ神秘主義におちいったりせずに、
そこで起きていることの経緯をはっきりさせることだ。

なるほど、大切なのは「経緯」をはっきりさせること。
(あらゆるものは出会いとネットワーク形成の中で変化・持続する、縁起システム・・。)

人間と自然の二元性を認めない複雑性という見方。
われわれ自身、自然の一部だ。われわれは自然の真っ只中にいる。
われわれはみな、この連動するネットワークの一部だから、行為者と被行為者の区別はない。・・
私が言っていることは、基本的には、東洋哲学から見れば少しも新しいことはない。
東洋ではこれまで、世界は複雑なシステム以外の何ものでもないとされてきた。・・・

ラストページのセリフがこれまた印象的(予言的)な、25年前なのでした。
「個体に作用する進化というものは、ぼくはもはや考えられない。」
「進化はつねに、エコ(生態系)システム、ないし個体群に作用しているんだ。・・」
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月10日に日本でレビュー済み
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多少古くなっているのは当然として、傷みもなく非常にきれいで満足です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月12日に日本でレビュー済み
自己組織化という現象から、経済と物理が融合しながら、知が起ち上がっていく感じはスリリング。
あまりに長いので、ざーーーーっと読飛ばしながら読むことが大事。
ポジティブフィードバックとネガティブフィードバックが多層に混在併存し、結果、きわめて多くの自然な基底状態、つまり均衡が生み出されている。
→それが構造、あるいは種の進化における定常化、
競合と協力は正反対ではなくてコインの裏表(信頼と互酬)
群れをつくれ、という指令を出さずに、三つの行動規範で群れができるようにする→逆もまた真か?
複雑化と特殊化の同時進行(冷戦時代の軍拡競争における武器と一緒)
囚人のジレンマで重要なことは、繰り返し行うこと、TIT for TAT
進化の過程の中で、異種の動物のどちらが優れている、と言えるのか?→多様な種の混在がつくる均衡が一番大事。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月19日に日本でレビュー済み
宇宙から経済, 社会, 遺伝子まで, すべてを包含するような内容です.
当時の知の巨人たちが最先端で何を考え, 何を話し合ったかが書かれています.

物理学にしても経済学にしても, 一般の法則は机上の空論に過ぎないのはなぜか,
現実はランダムに動いているようでも, 共通する法則はあるのか.
ニュートン以来の科学自体に疑問を投げかけます.

答えがあるようなないような, カオスの世界を発見した経緯が興味深かったです.
当時は新大陸発見みたいな興奮があったと思います.
(新大陸と同じで, 前からあるといえばあるものなのですが)

特に, 当時最先端だったコンピュータ上で "生命" そのものの
シミュレーションをするあたりは, とても面白く読みました.
(アセンブラで生命ってすご過ぎる...)

こんな講義だったら, 退屈しないで聞けそうです.
大学時代, 寝てばかりだったので.
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年6月7日に日本でレビュー済み
門外漢の自分のうろ覚えの記憶では複雑系はちょうど一頃かまびすしく持てはやされたファジー理論(洗濯機のCMにも使われていたような・・・)が一段落した頃にどこからともなく聞こえてきたのだったと思います。新聞等で頻繁に目にするようになり、それでそこはかとなく興味を抱いて最初に手に取ったのが本書でした。本書は複雑系の成り立ちや基礎理論(こういう言葉を使うのも面映く、僭越な気もしますが)をたいへんわかりやすく解説しており、このヴォリュームのおかげか、複雑系のなにがしかを系統立てて学べたような錯覚を起こします(「錯覚」という言葉は不正確かもしれません。きっと素養のない人は素地がないためにそこに書かれていることを十全に吸収できないのだと思います)。それが心地よかったりもするのですが、その気になって本書で紹介されているスチュワート・カウフマンやマレー・ゲルマンの著作を手にした時点で目が覚めます。しかし、草思社のサイエンス・シリーズは僕のような文系の人間にもわかりやすくてお勧めです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年5月23日に日本でレビュー済み
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内容がかなり冗長な点を除けば、知的興奮間違いなしの、ドキュメンタリーの醍醐味あふれる本です。この本には、これまでさまざまな分野を侵してきた低品質翻訳はまずないので、安心して読み進められます。本書に出ていたコンウェイのgame of lifeをgoogle検索でダウンロードしてやってみましたが、とても面白い。本書とともにおすすめです。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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