
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか (新潮文庫 ホ 21-1) 文庫 – 2016/2/27
その戦争は2007年に勃発した。アップルのiPhoneとグーグルのアンドロイドの発表で幕をあけたモバイル戦争、それは単なる開発競争だけではなく、法廷闘争に発展し、周辺企業の買収で火花を散らす泥臭い総力戦だった。その勝者はIT業界だけではなく、世界を支配する……。モバイルをめぐる革命と戦争の真相に切り込み、現代生活の未来を占う貴重なビジネス・ドキュメント。
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2016/2/27
- 寸法10.7 x 1.5 x 15.2 cm
- ISBN-104102200266
- ISBN-13978-4102200261
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2016/2/27)
- 発売日 : 2016/2/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 408ページ
- ISBN-10 : 4102200266
- ISBN-13 : 978-4102200261
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 811,655位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで知らなかったけど、どちらも似たような会社だと思いきや、実は対照的な2社。マネタイズ、垂直統合の考え方が根底から違う。ソフトウエア開発の泥臭さまでよくわかる。文章も引き込まれるし、読み物としても面白い。
2019年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
両者の設立経緯から、開発者らの得意分野の特徴、現在までの経営戦略の共通性と差異性とが、分かる点で、学ばされるところ多き、著作だ!
2017年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アップルのスマートデバイスのはじまりから、その後のグーグルの追撃、アップルの逆襲など、物語基調で当事者のインタビューを交えて2社の戦いをわかりやすく書かれていました。
サブタイトルの「どちらが世界を支配するのか」の答えは読者の理解と今後の2社にゆだねる形で終わっているが、ちょっと古い本だしどうなるかわからないしそれでいいと思います。
今までのIT革命の経緯に関してとてもわかりやすかったので満足です。
私は、iPhoneの誕生秘話もあまり知らず、気づけばこの数年でなぜここまで劇的に世界が変化したのかを理解できてなかったので、アメリカのベンチャー企業が必死に世界を変えようと頑張った背景をこの本で知る事ができてよかったです。
IT業界の仕組みやITの勢力図や両社の性質(グーグルはエンジニア気質だからシステム寄り、アップルはユーザー体験を優先するからデバイス寄り?認識がズレていたらすみません・・・)やエンタメ業界への革命など、スマートデバイスの誕生がもたらした変化も知ることが出来ました。
世の中が変わるタイミングは人々の努力の賜物であり、今後もこういったことが起こり続けると思うので、今後はリアルタイムにそれを感じとれるようにキャッチアップしていきたいと思います。
長文駄文大変失礼いたしました。
サブタイトルの「どちらが世界を支配するのか」の答えは読者の理解と今後の2社にゆだねる形で終わっているが、ちょっと古い本だしどうなるかわからないしそれでいいと思います。
今までのIT革命の経緯に関してとてもわかりやすかったので満足です。
私は、iPhoneの誕生秘話もあまり知らず、気づけばこの数年でなぜここまで劇的に世界が変化したのかを理解できてなかったので、アメリカのベンチャー企業が必死に世界を変えようと頑張った背景をこの本で知る事ができてよかったです。
IT業界の仕組みやITの勢力図や両社の性質(グーグルはエンジニア気質だからシステム寄り、アップルはユーザー体験を優先するからデバイス寄り?認識がズレていたらすみません・・・)やエンタメ業界への革命など、スマートデバイスの誕生がもたらした変化も知ることが出来ました。
世の中が変わるタイミングは人々の努力の賜物であり、今後もこういったことが起こり続けると思うので、今後はリアルタイムにそれを感じとれるようにキャッチアップしていきたいと思います。
長文駄文大変失礼いたしました。
2014年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本には最終的にどちらが勝つかの予想がなされているわけではなく、あくまでスマートフォンが世に出て普及するプロセスにおいて両者がこれまで何をやってきて、どのような考え方をしていてどのような違いから現在の対立構造が生まれたのかという所が書かれています。僕はもう少しこれからの展望と、それぞれに足りない物を書いていて欲しかったので星は4つにしました。
もちろん技術的なことがたくさん書いているわけではなく、人物関係と対立が細かく描かれていて、こちらに今後の展開を想像させるような内容になっていて、そこはよかったと思います。
もちろん技術的なことがたくさん書いているわけではなく、人物関係と対立が細かく描かれていて、こちらに今後の展開を想像させるような内容になっていて、そこはよかったと思います。
2014年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
GoogleがAndroid社を買収する前に、Android社はサムスンに売り込みをかけていた。
つまり、そのときGoogleより先にサムスンがAndroidを買収していたら
今のGoogleの位置にいたかもしれなかったということだ。これはビックリだ。
徹底的な秘密主義のAppleと、社内での情報共有をオープンにする非秘密主義のGoogle。
Appleの特許に対する異常なまでの執念。これもジョブスの思いの表れなのか。
AppleとGoogleによるモバイル戦争にはじまり、それらも含めたテクノロジーの進化がもたらす影響
(新興勢力の台頭、旧勢力の減衰)まで描かれている。
コンバージェンスについてもよく書かれている。
両社の今後の更なる成長を思うと末恐ろしいもんだ。
テクノロジーなんて1年も経ってしまえばそれまでとは様変わりしているということも十分に有り得る。
この本を読んでいる最中にもGoogleがどこどこを買収したという話さえ聞くことができるのだから。
著者の情報収集力に関しては敬服に値する。
これほどの情報を集めるのは並大抵のことではなかったと思う。
それは巻末の参考文献の量を見てもらえば一目瞭然だ。
つまり、そのときGoogleより先にサムスンがAndroidを買収していたら
今のGoogleの位置にいたかもしれなかったということだ。これはビックリだ。
徹底的な秘密主義のAppleと、社内での情報共有をオープンにする非秘密主義のGoogle。
Appleの特許に対する異常なまでの執念。これもジョブスの思いの表れなのか。
AppleとGoogleによるモバイル戦争にはじまり、それらも含めたテクノロジーの進化がもたらす影響
(新興勢力の台頭、旧勢力の減衰)まで描かれている。
コンバージェンスについてもよく書かれている。
両社の今後の更なる成長を思うと末恐ろしいもんだ。
テクノロジーなんて1年も経ってしまえばそれまでとは様変わりしているということも十分に有り得る。
この本を読んでいる最中にもGoogleがどこどこを買収したという話さえ聞くことができるのだから。
著者の情報収集力に関しては敬服に値する。
これほどの情報を集めるのは並大抵のことではなかったと思う。
それは巻末の参考文献の量を見てもらえば一目瞭然だ。
2014年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
舞台裏での丁々発止はプロジェクトXをみているような面白さがある。
アップルもグーグルもすごい人達の集まりであり、どちらも尊敬に値する会社だ。
ただ、締めがちょっと物足りないというか、ありきたりの勝敗予想で終わっているのが残念。
アップルもグーグルもすごい人達の集まりであり、どちらも尊敬に値する会社だ。
ただ、締めがちょっと物足りないというか、ありきたりの勝敗予想で終わっているのが残念。
2013年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
従来の著作に記載がされていない逸話「インサイド・ドキュメント」の紹介もあって、大変興味深く読むことができました。
とは言え、Appleと Google、また本著作では記載対象外である Amazonや Facebook等の現状での争点は微妙に、あるいは大きく相違する側面があります。
その一方で今後自前の一層本格的なモバイル機器を導入拡大し、独立系通信事業者等を自ら抱き込み、更にクラウド装備の充実強化を図るならば、これら巨大企業が将来の生存を賭して正面から激突する高付加価値領域が生じるのも確かに必然の流れであろうとも考えられます。それでも尚、これら企業は唯一には収斂せず、個々に生き残るための決定的な強さを有しているとも考えられます。むしろ、それ以前に生存の危機に瀕するであろう・・・既存企業群が他に数多くありそうに思われます。
ユーザーの立場で論じれば、其々の長所を活用して一層快適なモバイル生活を享受し続ければ良いと考えます。他方個人投資家の立場からすれば、個々企業の成長性を考慮した上で最もバランス良いポートフォリオを長期的観点に立脚し構築して行くことになるでありましょう。
本書末尾の方に、筆者であるボーゲルスタイン氏の結論を示唆する記載がありますが、拙評者としては引用を割愛いたしますし、状況は尚も流動的で混沌としていると認識されます。ただ、こうした論議に登場する日本企業が現状ないことを残念に思う面が無くはありません。
とは言え、Appleと Google、また本著作では記載対象外である Amazonや Facebook等の現状での争点は微妙に、あるいは大きく相違する側面があります。
その一方で今後自前の一層本格的なモバイル機器を導入拡大し、独立系通信事業者等を自ら抱き込み、更にクラウド装備の充実強化を図るならば、これら巨大企業が将来の生存を賭して正面から激突する高付加価値領域が生じるのも確かに必然の流れであろうとも考えられます。それでも尚、これら企業は唯一には収斂せず、個々に生き残るための決定的な強さを有しているとも考えられます。むしろ、それ以前に生存の危機に瀕するであろう・・・既存企業群が他に数多くありそうに思われます。
ユーザーの立場で論じれば、其々の長所を活用して一層快適なモバイル生活を享受し続ければ良いと考えます。他方個人投資家の立場からすれば、個々企業の成長性を考慮した上で最もバランス良いポートフォリオを長期的観点に立脚し構築して行くことになるでありましょう。
本書末尾の方に、筆者であるボーゲルスタイン氏の結論を示唆する記載がありますが、拙評者としては引用を割愛いたしますし、状況は尚も流動的で混沌としていると認識されます。ただ、こうした論議に登場する日本企業が現状ないことを残念に思う面が無くはありません。