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評決のとき 上巻 (新潮文庫 ク 23-1) 文庫 – 1993/7/1
- 本の長さ491ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1993/7/1
- ISBN-104102409017
- ISBN-13978-4102409015
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1993/7/1)
- 発売日 : 1993/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 491ページ
- ISBN-10 : 4102409017
- ISBN-13 : 978-4102409015
- Amazon 売れ筋ランキング: - 430,843位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態は良好とありますが、とても良好とは言えないものでした。
2009年12月8日に日本でレビュー済み
グリシャムの作品は数多く映画化されていますが、この小説もその内のひとつ。
しかし、映画は残念ながらつまらないです。星1.5ぐらい。
なぜ原作と差を付けるかというと、実はクライマックスのシーンが原作と映画とで違うんですね。
本作は扱いの難しい動機による殺人事件の審理の過程を描いているわけですが、
そこで現れる「アメリカにおける」正義とは何かという問いが、
この小説なら日本人である私にも受け取れますが映画だと「はぁ?」という感じ。
(肝心のシーンなので何故かはこれ以上詳しく書かないですが)
最後の評決はほとんどの日本人には馴染まない(アメリカ人にも難しいであろう)ものですが、
その馴染み難い評決を作中の人物たちは如何ともしがたい切実さをもって提示してきます。
そこがこの作品のすごいところではないでしょうか。
「映画は見たよ」という方もぜひこちらを読まれることをお勧めします。
(以下余談)それにしても著者は冒頭の覚書の締めくくりで
「この小説は真情を吐露したものだ。(中略)
たとえチャンスをあたえられても、私は一語たりとも手を入れるつもりはない」
と書いておきながら、何であの脚本にはOKを出したものか・・・絶対原作のほうがいいと思うのですが。
しかし、映画は残念ながらつまらないです。星1.5ぐらい。
なぜ原作と差を付けるかというと、実はクライマックスのシーンが原作と映画とで違うんですね。
本作は扱いの難しい動機による殺人事件の審理の過程を描いているわけですが、
そこで現れる「アメリカにおける」正義とは何かという問いが、
この小説なら日本人である私にも受け取れますが映画だと「はぁ?」という感じ。
(肝心のシーンなので何故かはこれ以上詳しく書かないですが)
最後の評決はほとんどの日本人には馴染まない(アメリカ人にも難しいであろう)ものですが、
その馴染み難い評決を作中の人物たちは如何ともしがたい切実さをもって提示してきます。
そこがこの作品のすごいところではないでしょうか。
「映画は見たよ」という方もぜひこちらを読まれることをお勧めします。
(以下余談)それにしても著者は冒頭の覚書の締めくくりで
「この小説は真情を吐露したものだ。(中略)
たとえチャンスをあたえられても、私は一語たりとも手を入れるつもりはない」
と書いておきながら、何であの脚本にはOKを出したものか・・・絶対原作のほうがいいと思うのですが。
2014年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代に途中読みだったため、再度購入。
字が小さいです。
Kindleで日本語版出ないかなぁ。
字が小さいです。
Kindleで日本語版出ないかなぁ。
2006年6月15日に日本でレビュー済み
差別とか正義とか良くわかんないんだけどさ。これだけは明言できる。
「人間が運用する限り、完全な法律は存在しない」
つまり現実の法律を運用するのは、正義の味方だけじゃない。脅迫だったり
裏金や出世欲だったり、そういう汚い部分もこの作品は、しっかり描いてる。
さすが現役弁護士時代のデビュー作だ、リアルだな。法律は万能じゃないし。
法律には利害調整的なところもあると、この作品は気づかせてくれた。
結局、一つの正論の裏には、多くの例外やスキマがある。だから弁護士は
膨大な判例資料を必要とする。だって人間の行動は、ロボットみたいに
パターン化できないでしょ。正論を高い所から一方的に、弱者に押付けて
いいのか?それだけで、テロや矛盾は収まるだろうか?公平とは?考える上で
多くのヒントがこの作品に詰まってる。
僕は、例外を排除した理想社会なんて、息苦しいだろうなと想う。例外は、
事故も生むが、そこから新発見もありうる。それで良いじゃん。例外がある、
だから面白い!だからファンタジスタ!!弱者にスキマや例外というチャンス
くらい、あっても良いんじゃない?
PS●男の使命か妻の安心か、里見の葛藤→『白い巨塔』
●レイスキラーとサミュエル刑事→『シャフト』タイディマン
●保釈金融屋と密売人サミュエル→『ジャッキーブラウン』(ラムパンチ角川
「人間が運用する限り、完全な法律は存在しない」
つまり現実の法律を運用するのは、正義の味方だけじゃない。脅迫だったり
裏金や出世欲だったり、そういう汚い部分もこの作品は、しっかり描いてる。
さすが現役弁護士時代のデビュー作だ、リアルだな。法律は万能じゃないし。
法律には利害調整的なところもあると、この作品は気づかせてくれた。
結局、一つの正論の裏には、多くの例外やスキマがある。だから弁護士は
膨大な判例資料を必要とする。だって人間の行動は、ロボットみたいに
パターン化できないでしょ。正論を高い所から一方的に、弱者に押付けて
いいのか?それだけで、テロや矛盾は収まるだろうか?公平とは?考える上で
多くのヒントがこの作品に詰まってる。
僕は、例外を排除した理想社会なんて、息苦しいだろうなと想う。例外は、
事故も生むが、そこから新発見もありうる。それで良いじゃん。例外がある、
だから面白い!だからファンタジスタ!!弱者にスキマや例外というチャンス
くらい、あっても良いんじゃない?
PS●男の使命か妻の安心か、里見の葛藤→『白い巨塔』
●レイスキラーとサミュエル刑事→『シャフト』タイディマン
●保釈金融屋と密売人サミュエル→『ジャッキーブラウン』(ラムパンチ角川
2000年11月15日に日本でレビュー済み
白人男性が黒人の少女を強姦したことから全ては始まった。その事件をきっかけに白人対黒人の人種間の対立の緊張感は非常に高まっていく。そして少女の父親のとった行動によりその対立は危機的なものに、、、。アメリカにおける人種差別問題を裁判という側面から描き、あらためてその重大さを考えさせられる一冊。
2003年7月31日に日本でレビュー済み
娘を強姦した犯人2名を射殺した黒人男性の弁護を引き受ける若手弁護士。圧倒的不利な状況から無罪評決を勝ち取ることができるか?
グリシャムの処女作とのこと。グリシャム作品を読むと弁護士が格好よく、本作も例外ではない。
事件の事情から白人擁護のクークラックスクラン(KKK団)や、教会が組織する黒人のグループが裁判所前で対立、州兵が出動する。KKK団による関係者脅迫、弁護士の自宅放火など、展開はグリシャム作品の中でも派手。
グリシャムの処女作とのこと。グリシャム作品を読むと弁護士が格好よく、本作も例外ではない。
事件の事情から白人擁護のクークラックスクラン(KKK団)や、教会が組織する黒人のグループが裁判所前で対立、州兵が出動する。KKK団による関係者脅迫、弁護士の自宅放火など、展開はグリシャム作品の中でも派手。