正直言って、上を読んだところで、イジイジしながらも、急いで下を手にとった。
このイジイジ気分をよしとするか、アカんとするか。ここらが評価がわかれめだとは思う。
僕は、結構気に入っていたんだな。
確かにイタリアの古い歴史や名所、旧跡がもういいというくらい語られる部分が結構だるい。
でもまあ、そんなものは嫌なら、適当に読み飛ばせばいいと思っている。
この話をどうまとめるのか。
徐々にあらわれてきた人物たちは、どんな役割を果たすんだろうか。どんな役割でもない、ただの通りすがりのような人達でしかないのか。
正直言って、興味を持って、下を手にとった。
で、やはり満足したんだな。これが。
かなり厳しい評価が多いけど、僕は、おすすめしますね。
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大統領特赦 上巻 (新潮文庫 ク 23-21) 文庫 – 2007/2/1
- 本の長さ358ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2007/2/1
- ISBN-104102409211
- ISBN-13978-4102409213
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2007/2/1)
- 発売日 : 2007/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 358ページ
- ISBN-10 : 4102409211
- ISBN-13 : 978-4102409213
- Amazon 売れ筋ランキング: - 190,272位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
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2007年7月17日に日本でレビュー済み
恥ずかしながら、この著者の本を初めて読んだのですが、いつ面白くなるのかと思っているうちに読み終わってしまいました。
語り口等はいいのですが、内容がぐずぐずで、上下巻を一緒に買わなくてよかった・・・という感じですね。
語り口等はいいのですが、内容がぐずぐずで、上下巻を一緒に買わなくてよかった・・・という感じですね。
2007年5月7日に日本でレビュー済み
と帯にはキャッチコピーが書いてあるが…。このコピーを書いた人はほんとうにこの本、読んだのか?ほとんどがボローニャ1箇所にとどまっているし、別に怖くはない。歴史と文化に憧れるアメリカ人の「イタリア讃歌」とか「ヨーロッパコンプレックス」はたまた「純愛モノ」ではなかろうか?
ネタバレしない程度のツッコミでも「コピーとればいいのに。」「X国は許さないぞ。」「教授が怪しい。」「息子が従順すぎ。」と満載。こんな安易でいいのかな・・・。
ネタバレしない程度のツッコミでも「コピーとればいいのに。」「X国は許さないぞ。」「教授が怪しい。」「息子が従順すぎ。」と満載。こんな安易でいいのかな・・・。
2007年3月21日に日本でレビュー済み
今度の主人公は、かってワシントンで弁護士事務所を率いて
フィクサーとして活躍し、富と権勢を誇った男です。
とある案件で牢獄入りして惨めな扱いを受けていましたが、
10年以上刑期を残した突然の釈放と政府機関による海外への
移送と逃亡者としてセーフハウスを転々とする生活です。
陰謀の臭いの中、主人公が慣れぬイタリア語を四苦八苦して
学びながら、持ち前の頭脳と度胸を生かしてどう罠を潜り
抜けるのか、主人公だけが知りうる牢獄入りした案件の
秘密とは何かと、どきどきしながら読めます。
フィクサーとして活躍し、富と権勢を誇った男です。
とある案件で牢獄入りして惨めな扱いを受けていましたが、
10年以上刑期を残した突然の釈放と政府機関による海外への
移送と逃亡者としてセーフハウスを転々とする生活です。
陰謀の臭いの中、主人公が慣れぬイタリア語を四苦八苦して
学びながら、持ち前の頭脳と度胸を生かしてどう罠を潜り
抜けるのか、主人公だけが知りうる牢獄入りした案件の
秘密とは何かと、どきどきしながら読めます。
2007年3月12日に日本でレビュー済み
久々のグリシャムのエンターテーメント。主人公バックマンは、ある意味、知りすぎた男。知りすぎたために、弁護士の職を追われ、刑務所に入れらた。でもなぜか、CIAの陰謀で、10年以上早く刑務所から釈放された。そして、CIAに連れて行かれた先は、なんと、イタリア。カナダ人ビジネスマン マルコとして、イタリアで、イタリア語のレッスンを受けながら、連絡手段もたたれ、金もなく、常に監視されて暮らす。そんななかで、知恵を絞り、味方を作り、追っ手をまいて、、、、。
なんでイタリア?とか、息子夫婦が優しすぎる、とか、設定の甘さ、無理さに茶々を入れながらも、特に後半部分の逃避行は、一気読みだった。まあ、読んでみてください。
今回は、訳がよくて、日本語が日本語らしくて、安心して読めた。翻訳ものは、訳者も大事。
なんでイタリア?とか、息子夫婦が優しすぎる、とか、設定の甘さ、無理さに茶々を入れながらも、特に後半部分の逃避行は、一気読みだった。まあ、読んでみてください。
今回は、訳がよくて、日本語が日本語らしくて、安心して読めた。翻訳ものは、訳者も大事。
2007年4月19日に日本でレビュー済み
私はこの本は全く評価できなかった。確かにちょっとは笑える場面もあるが、本の60%くらいは、ただただイタリア語を習得する話。諜報機関からの逃避行も安易で、中国・イスラエル・ロシアに追われる割には淡白な印象である。少なくともハラハラドキドキはしない。同氏が著した他の作品に比しても評価はできないと思うのだが・・・。
2008年4月3日に日本でレビュー済み
リーガル・スリラーのベストセラー作家ジョン・グリシャムが’05年に発表した国際謀略小説。しかし物語のメインストーリーは主人公バックマンの逃亡劇を中心としたサスペンスである。
CIAの陰謀によって、関係諸国を巻き込む偵察衛星をめぐるスキャンダルで禁固刑に処せられていたバックマンはある日突然、選挙で大敗を喫してホワイトハウスを去ることとなった大統領の特赦でもって釈放される。彼は、別の名前をあたえられ、異国の地イタリアで厳重な監視の下、新生活を始める。
物語の中盤は、ボローニャでのバックマンのイタリア語習得のレッスン場面が延々とつづき、それは北イタリアのアペニン山脈の麓に位置する風光明媚な学生の町ボローニャの観光小説の趣がある。
終盤、バックマンが一連のトラブルに自らけじめをつけるため、監視の目をかいくぐり行動を開始するに至って、物語は急転回を見せる。かつてスキャンダルに巻き込まれたイスラエルや中国といった国から放たれた刺客のプロフェッショナルたちが迫るなか、彼はCIAの意表をついて逆襲に転じるのである。
本書は、しびれるようなサスペンス小説というわけでもなくて、運命に弄ばれ、流転を重ねるバックマンの、思いもかけない人生を、緩急を交えて描いた作品であり、グリシャムとしては異色作ということになるのだろう。
CIAの陰謀によって、関係諸国を巻き込む偵察衛星をめぐるスキャンダルで禁固刑に処せられていたバックマンはある日突然、選挙で大敗を喫してホワイトハウスを去ることとなった大統領の特赦でもって釈放される。彼は、別の名前をあたえられ、異国の地イタリアで厳重な監視の下、新生活を始める。
物語の中盤は、ボローニャでのバックマンのイタリア語習得のレッスン場面が延々とつづき、それは北イタリアのアペニン山脈の麓に位置する風光明媚な学生の町ボローニャの観光小説の趣がある。
終盤、バックマンが一連のトラブルに自らけじめをつけるため、監視の目をかいくぐり行動を開始するに至って、物語は急転回を見せる。かつてスキャンダルに巻き込まれたイスラエルや中国といった国から放たれた刺客のプロフェッショナルたちが迫るなか、彼はCIAの意表をついて逆襲に転じるのである。
本書は、しびれるようなサスペンス小説というわけでもなくて、運命に弄ばれ、流転を重ねるバックマンの、思いもかけない人生を、緩急を交えて描いた作品であり、グリシャムとしては異色作ということになるのだろう。
2007年5月4日に日本でレビュー済み
どうしてこんなにも淡々としているのか?もっとハラハラしなければ、先に進めない。個人が巨大な秘密を持つことが出来る国だと言うことは理解できるけれども、もっと内容をしっかりと描いて欲しい。読み進めない自分が悪いのか、内容がそうなのかは疑問のままだ。