どこを切っても、いしかわじゅん氏の漫画語りの面白さ、巧みさに、満ちている。
漫画ブックガイドとしても、漫画を語る楽しみとしても、実に面白い一冊。
是非、漫画の並ぶ本棚に一冊。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
漫画の時間 (新潮OH文庫 9) 文庫 – 2000/10/1
いしかわ じゅん
(著)
- 本の長さ442ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2000/10/1
- ISBN-104102900098
- ISBN-13978-4102900093
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2000/10/1)
- 発売日 : 2000/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 442ページ
- ISBN-10 : 4102900098
- ISBN-13 : 978-4102900093
- Amazon 売れ筋ランキング: - 122,003位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 129位コミック・アニメ研究
- - 2,303位社会学概論
- - 31,233位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者についてはNHKの「BSマンガ夜話」でその存在を知り、番組中「漫画家は実は案外漫画を読まない、漫画を読むのが好きでない」といったのをきいて、そのときは「なるほど」と思ったが、著者の読む漫画の量は半端じゃなく、その言葉を額面どおりに受け取ると誤解するのではないか。冒頭の「漫画の読み方」で紹介しているが、著者の読み方は徹底していて、時間さえあれば漫画週刊誌一冊に丸一日かけられるという。
私が著者を単なる「漫画好き」とは違うと決定的に思ったのは、福原豪見(福原秀美)を紹介していることだ。この人の作品にふれた事のある人は、当時でも少なかったと思うが、あの限りなくバカバカしいくだらなさはたぶん一度読んだら忘れられないだろう。だからエロ本に載っていたのだが、くだらないからといって読み飛ばすことはなかったと思う。その作品を、著者がきちんと評価して紹介していたのは、ただ者ではないと再評価したのである。
いしかわじゅん、おそるべし。
私が著者を単なる「漫画好き」とは違うと決定的に思ったのは、福原豪見(福原秀美)を紹介していることだ。この人の作品にふれた事のある人は、当時でも少なかったと思うが、あの限りなくバカバカしいくだらなさはたぶん一度読んだら忘れられないだろう。だからエロ本に載っていたのだが、くだらないからといって読み飛ばすことはなかったと思う。その作品を、著者がきちんと評価して紹介していたのは、ただ者ではないと再評価したのである。
いしかわじゅん、おそるべし。
2014年9月17日に日本でレビュー済み
おもしろいです。
おすすめします。
面白い漫画も、面白くない漫画も
実に的確な指摘と、あふれる漫画愛で紹介してくれます。
内容の密度が濃いので、酒でものみながら、
あっちのページ、こっちのページを拾い読みすると、繰り返し長時間楽しめます。
おすすめします。
面白い漫画も、面白くない漫画も
実に的確な指摘と、あふれる漫画愛で紹介してくれます。
内容の密度が濃いので、酒でものみながら、
あっちのページ、こっちのページを拾い読みすると、繰り返し長時間楽しめます。
2005年6月7日に日本でレビュー済み
この人の発言には賛成できない部分がある人も多いと思う。
よく怒っている人がいるからだ。
僕はそれを見てなんだかなあ、と思う。いしかわという人は、自分の感性で漫画を読み、自分なりの意見を語っているだけなのだ。それが面白ければ読まれるし、そうでなければ読まれることはないだろう。
大事なのは科学的になることでも、万人がうなずくような意見を出すことでもないのだ。
彼は自分に嘘をついていないと思う。だから一貫している。
この本を読むことは、漫画を知ることでもあり、それと同じくらいいしかわじゅんという人間の生き様を知ることであると思う。
よく怒っている人がいるからだ。
僕はそれを見てなんだかなあ、と思う。いしかわという人は、自分の感性で漫画を読み、自分なりの意見を語っているだけなのだ。それが面白ければ読まれるし、そうでなければ読まれることはないだろう。
大事なのは科学的になることでも、万人がうなずくような意見を出すことでもないのだ。
彼は自分に嘘をついていないと思う。だから一貫している。
この本を読むことは、漫画を知ることでもあり、それと同じくらいいしかわじゅんという人間の生き様を知ることであると思う。
2013年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎月150冊もの雑誌が著者のもとに送付されてくるそうです。
おそらく全部「献本」でしょうか?
そのうち、100冊がマンガ雑誌だそうです。
身銭を切って買って読む本と、献本で貰って読む本とでは、読み方に違いがあるのだろうか・・・・・ふと疑問に思いました。
おそらく全部「献本」でしょうか?
そのうち、100冊がマンガ雑誌だそうです。
身銭を切って買って読む本と、献本で貰って読む本とでは、読み方に違いがあるのだろうか・・・・・ふと疑問に思いました。