あ、小生はガイドではないです。
流されたらワンチャン海猿が助けに来てくれる!と思うてた自分が甘かったです。
よくぞ生還されました本当にリスペクトです。
確かに極限状態故に脚色された部分もあったかと思います。
しかしながら安心安全なDIE敏愚のために学ぶことも多かったと思いますよマジで。
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ダイバー漂流極限の230キロ (新潮OH文庫 21) 文庫 – 2000/10/1
小出 康太郎
(著)
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2000/10/1
- ISBN-104102900217
- ISBN-13978-4102900215
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2000/10/1)
- 発売日 : 2000/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 227ページ
- ISBN-10 : 4102900217
- ISBN-13 : 978-4102900215
- Amazon 売れ筋ランキング: - 655,433位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 103,041位ノンフィクション (本)
- - 143,036位文庫
- - 164,176位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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2022年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年1月11日に日本でレビュー済み
新島沖で仲間と潜水していたダイバーが強い潮流に流され3日間、230kmを銚子沖まで漂流した実話。
漂流生還実話ということでわくわくしながらページをめくったが…
とんでもない駄作。わくわくするどころか途中流し読み。
漂流中の様子など克明な描写はほとんどなく、臨場感ゼロ。
同じような自然描写を繰り返し、よくわからないが途中環境論などを挟んでくる始末。
このテの本には現実味をグッと引き出すために地図や図版、写真などを盛り込むものだが、本書はゼロ。
唯一巻末に身に着けていた装備の写真が1枚掲載されているのみ。
ほとんど取材なしに執筆したと推測する。
胸躍るような冒険譚を期待するならよしといたほうがいい。
中身スカスカだ。
漂流生還実話ということでわくわくしながらページをめくったが…
とんでもない駄作。わくわくするどころか途中流し読み。
漂流中の様子など克明な描写はほとんどなく、臨場感ゼロ。
同じような自然描写を繰り返し、よくわからないが途中環境論などを挟んでくる始末。
このテの本には現実味をグッと引き出すために地図や図版、写真などを盛り込むものだが、本書はゼロ。
唯一巻末に身に着けていた装備の写真が1枚掲載されているのみ。
ほとんど取材なしに執筆したと推測する。
胸躍るような冒険譚を期待するならよしといたほうがいい。
中身スカスカだ。
2014年9月23日に日本でレビュー済み
漂流した本人が著者ではないので、漂流中の感情の揺れ動きなどは
伝わってこないが、漂流すると3日と持たず自殺してしまうケースが
多いことなど、客観的な情報も盛り込まれており、漂流からの生還が
いかに奇跡的であったかを感じさせる。
伝わってこないが、漂流すると3日と持たず自殺してしまうケースが
多いことなど、客観的な情報も盛り込まれており、漂流からの生還が
いかに奇跡的であったかを感じさせる。
2010年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
厳しい現実を生き抜く思考法を示唆してくれる素晴らしい本です。
人は遭難すると、水や食料が尽きて衰弱して死ぬとは限らない。 水と食料が十分あっても、人は助かる見込みがないと諦め絶望してしまうと、死んでしまう。
絶望をいかに意識から遠ざけるかが、生き抜くための要諦であった。
この言葉は強く私の心を揺さぶりました。
一方、優しい鯨との遭遇と、投げ捨てても帰って来るカニの話は、極限状態で朦朧とした筆者の幻覚ではないか?と思いました。
しかし本書の素晴らしさを害するものではありません。
人は遭難すると、水や食料が尽きて衰弱して死ぬとは限らない。 水と食料が十分あっても、人は助かる見込みがないと諦め絶望してしまうと、死んでしまう。
絶望をいかに意識から遠ざけるかが、生き抜くための要諦であった。
この言葉は強く私の心を揺さぶりました。
一方、優しい鯨との遭遇と、投げ捨てても帰って来るカニの話は、極限状態で朦朧とした筆者の幻覚ではないか?と思いました。
しかし本書の素晴らしさを害するものではありません。
2004年11月15日に日本でレビュー済み
御蔵島で潮流に捕らえられたダイバーが、銚子沖で漁船に保護された。
漂流時間3日、距離230km。
彼はどうやってこの苦行に耐え、生き延びたのか、に興味を持った。
海を職業にするのでこそないけれど、毎週海に入る生活なので、万が一の場合のサバイバル術には興味津々なのだ。
が、彼は存外に何もしていない。水を得る、食料を得る努力もしない。
あまり心配もしない。
太平洋に浮いてて、「漂流中、サメのことは思い出しもしなかった」というから大した心臓だ。
夜光虫で遊んだり、カニを仲間にしたり、クジラに助けたもらおうと傍に泳ぎ寄ったり、結構呑気に漂流している。
浮力体の浮力を手放す、体温を維持するためのウェットを脱ぐ、など「失敗」こそないが、彼が生きていたのは「性格」と「運」によるものらしい。
海のサバイバル、って努力してなんとかなるもんじゃないのかもしれない。
流されちゃったら「なるようになるさ」って思うしかないんですかね。
漂流時間3日、距離230km。
彼はどうやってこの苦行に耐え、生き延びたのか、に興味を持った。
海を職業にするのでこそないけれど、毎週海に入る生活なので、万が一の場合のサバイバル術には興味津々なのだ。
が、彼は存外に何もしていない。水を得る、食料を得る努力もしない。
あまり心配もしない。
太平洋に浮いてて、「漂流中、サメのことは思い出しもしなかった」というから大した心臓だ。
夜光虫で遊んだり、カニを仲間にしたり、クジラに助けたもらおうと傍に泳ぎ寄ったり、結構呑気に漂流している。
浮力体の浮力を手放す、体温を維持するためのウェットを脱ぐ、など「失敗」こそないが、彼が生きていたのは「性格」と「運」によるものらしい。
海のサバイバル、って努力してなんとかなるもんじゃないのかもしれない。
流されちゃったら「なるようになるさ」って思うしかないんですかね。
2008年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕は長時間をかけて海で泳いだり、素潜りして遊ぶのが大好きだ。長い時間泳いでいると、徐々に身体が海水に溶け出していき、どこまでが自分の身体で、どこからが海なのかハッキリしないような不思議な感覚になるが、それがまた心地よいのだ。しかし、本書を読んだ後は「さすがにここまでの遠泳はしたくないな」とつくづく思った。
このノンフィクション物語の主人公は新島でのダイビング中に黒潮に流され、身一つで銚子沖まで230キロに及ぶ漂流をする。普通ならば死んでもおかしくない状況だが、主人公の楽天的な性格(何と漂流中に加山雄三さんの『光進丸』を歌っていたというから凄い!)、彼に生きる勇気を与えてくれたクジラや様々な海洋生物との出会い、そして幾つかの幸運な出来事に恵まれて、彼はマグロ漁船に救われる。
主人公が助かった背景には幾つもの小さな奇跡があったわけだが、それを呼び込んだのは彼の天性の明るさだったのかも知れない。あるいは、この遭難から救出に至るまでの一連の出来語事は、気まぐれな海の女神のいたずらだったのだろうか? いずれにせよ、海と関わる全ての人に教訓を与えてくれる一冊だ。
このノンフィクション物語の主人公は新島でのダイビング中に黒潮に流され、身一つで銚子沖まで230キロに及ぶ漂流をする。普通ならば死んでもおかしくない状況だが、主人公の楽天的な性格(何と漂流中に加山雄三さんの『光進丸』を歌っていたというから凄い!)、彼に生きる勇気を与えてくれたクジラや様々な海洋生物との出会い、そして幾つかの幸運な出来事に恵まれて、彼はマグロ漁船に救われる。
主人公が助かった背景には幾つもの小さな奇跡があったわけだが、それを呼び込んだのは彼の天性の明るさだったのかも知れない。あるいは、この遭難から救出に至るまでの一連の出来語事は、気まぐれな海の女神のいたずらだったのだろうか? いずれにせよ、海と関わる全ての人に教訓を与えてくれる一冊だ。
2005年4月3日に日本でレビュー済み
漂流記というよりもダイビング事故に関するノンフィクションとしての
読み甲斐があります。
漂流中の心理描写においては、漂流者本人の記述ではないだけに、
今ひとつ臨場感にかけるところがあるのは否めないでしょう。
そのあたりの精神状況を知るには、やはり漂流者本人による自伝
(いくつもあるのでどれとは言いませんが)を読むべきだと思います。
とは言え、漂流者の『助かるはずだという楽天主義』、
これだけは人生見習うべきところが多いと思いました。
読み甲斐があります。
漂流中の心理描写においては、漂流者本人の記述ではないだけに、
今ひとつ臨場感にかけるところがあるのは否めないでしょう。
そのあたりの精神状況を知るには、やはり漂流者本人による自伝
(いくつもあるのでどれとは言いませんが)を読むべきだと思います。
とは言え、漂流者の『助かるはずだという楽天主義』、
これだけは人生見習うべきところが多いと思いました。