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子どものことを子どもにきく (新潮OH文庫 26) 文庫 – 2000/10/1
杉山 亮
(著)
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2000/10/1
- ISBN-104102900268
- ISBN-13978-4102900260
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2000/10/1)
- 発売日 : 2000/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 235ページ
- ISBN-10 : 4102900268
- ISBN-13 : 978-4102900260
- Amazon 売れ筋ランキング: - 542,853位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,875位幼児教育一般関連書籍
- - 2,006位科学読み物 (本)
- - 2,916位子育て (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
30年近く前、小さな絨毯を吊って「魔法の絨毯」と銘打ち、自作の「言葉迷路」を販売していた方ですよね。その後、この著作も読んだのですが、紛失してしまい再度購入いたしました。昭和の30〜40年代生まれの人たち、電子おもちゃ台頭以前の子どもの世界が感じられる気がします。子どものことを子どもに聞くのはアタリマエ?聞かれたことある?聞いたことある?と、問われますね。
2005年11月17日に日本でレビュー済み
この本の「子どもと対話する意味」に「聖地サールナートで考えたこと」という一文が記されています。要約すると、著者は当初、仏教の四大聖地のうち、お釈迦様が初めて説法をしたというサールナートは、他の三つに比べてその重要さが良く理解できなかった。
しかし「子どもインタビュー」を重ねてみて、意味が分かった。「悟り」という、精神や感覚の世界におけるエポックを、お釈迦様が言葉で表現することに成功した地ということで、意義があるのだ。幼子がインタビューに答える様はそれに似ている、と。
この一文には本当に感じ入りました。私なりにこのインタビューを読む意義は漠然と感じましたが、著者の言葉を借りればその意義は、お釈迦様の初の説法にも匹敵するのだというのです。なるほどなー! 昔から「子どもの言葉には耳を傾けるもんだ」という意味の諺は多々ありますが、ひょっとして著者の言うような意味もあったのかも?
私の子は10才と7才。日頃の言葉を思い返してみると、まだまだ間に合う気がします。
しかし「子どもインタビュー」を重ねてみて、意味が分かった。「悟り」という、精神や感覚の世界におけるエポックを、お釈迦様が言葉で表現することに成功した地ということで、意義があるのだ。幼子がインタビューに答える様はそれに似ている、と。
この一文には本当に感じ入りました。私なりにこのインタビューを読む意義は漠然と感じましたが、著者の言葉を借りればその意義は、お釈迦様の初の説法にも匹敵するのだというのです。なるほどなー! 昔から「子どもの言葉には耳を傾けるもんだ」という意味の諺は多々ありますが、ひょっとして著者の言うような意味もあったのかも?
私の子は10才と7才。日頃の言葉を思い返してみると、まだまだ間に合う気がします。
2017年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分のこどもが話せるようになったときから、毎年インタビューするというアイデアがすばらしい。
そしてその答えのおもしろさたるや……。
大人の頭のなかにはなにがはいってるか知ってる?と聞かれた子どもが、知ってるよと答える。
え!!
毛玉が入ってて、それがだんだんなくなっていって、最後は白くなるらしい。
……ありえる。
埋もれた名著。
そしてその答えのおもしろさたるや……。
大人の頭のなかにはなにがはいってるか知ってる?と聞かれた子どもが、知ってるよと答える。
え!!
毛玉が入ってて、それがだんだんなくなっていって、最後は白くなるらしい。
……ありえる。
埋もれた名著。
2022年7月11日に日本でレビュー済み
3歳から息子にインビューをした記録。
子供とのガチの対話がユニークといえばユニークだし、実りがあるかといえば、よくわからない。
気楽に読むのがもよいかも。
子供とのガチの対話がユニークといえばユニークだし、実りがあるかといえば、よくわからない。
気楽に読むのがもよいかも。
2014年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
笑いが止まらなくなるところが多々あるのに、ものすごく深いことが沢山書いてあり大切なことに気づかせてくれる一冊です。お父さんと子どもさんが常にきちんと人として尊重しあえて感心します。
疲れていたり、子育てに行き詰まりそうな時、勇気や元気をくれる一冊です
疲れていたり、子育てに行き詰まりそうな時、勇気や元気をくれる一冊です
2003年12月27日に日本でレビュー済み
父親が息子におこなったインタビューの記録である。毎年1回、息子が3歳から10歳になるまで8回つづけられた。この発想のユニークさに私はまず感服した。
特に私がおもしろかったのは3、4歳のころだ。幼い子どもの受け答えというのは大人にとってはわけのわからないことが多いが、こうやってあらためて発言を読んでみると、本人のなかではきっと筋が通っているのだろうと気づく。彼らはいわば「別の世界」に住んでいるのだ。その世界はどうやってつくられるのか、どのようにして「こちらの世界」へと引っ越してくるのかなどと、普段あまり考えないようなことを考えさせられた。
この連続インタビューという発想は、子どもの内面的な成長を記録する意味においては、写真やビデオとは比較にならないほど優れている。私も実行しようと思っている。
特に私がおもしろかったのは3、4歳のころだ。幼い子どもの受け答えというのは大人にとってはわけのわからないことが多いが、こうやってあらためて発言を読んでみると、本人のなかではきっと筋が通っているのだろうと気づく。彼らはいわば「別の世界」に住んでいるのだ。その世界はどうやってつくられるのか、どのようにして「こちらの世界」へと引っ越してくるのかなどと、普段あまり考えないようなことを考えさせられた。
この連続インタビューという発想は、子どもの内面的な成長を記録する意味においては、写真やビデオとは比較にならないほど優れている。私も実行しようと思っている。
2006年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の子どもに3歳から8歳まで継続してインタビューしている本です。
非常に面白いです。
特に、3歳のころのエピソードなのですが、
子どもは、ここがどこで、いつなのかもわからず生きている
ことがわかる下りが最高です。
同じ子でありながら、年々、成長が感じられます。
まだ自分の子はいませんが、生まれたら是非やってみたいことです。
非常に面白いです。
特に、3歳のころのエピソードなのですが、
子どもは、ここがどこで、いつなのかもわからず生きている
ことがわかる下りが最高です。
同じ子でありながら、年々、成長が感じられます。
まだ自分の子はいませんが、生まれたら是非やってみたいことです。
2018年7月1日に日本でレビュー済み
ものすごーく面白かったです。親が子どもと話をして、それを一般公開しようというのですから、読みごたえのあるいい方向に持って行こうと作為的になってしまいそうです。でも、そんな小賢しさは一切感じられませんでした。著者が子どもの発言を邪魔しないよう細心の注意を持って、かつ自然体でインタビューしているのに感銘を受けました。普段の会話や関係性がないと、なかなかこうは行きません。
私も我が子をインタビューして記録したくなりました。
私も我が子をインタビューして記録したくなりました。