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消えたマンガ家 ダウナー系の巻 (新潮OH文庫 56) 文庫 – 2000/12/1
大泉 実成
(著)
- 本の長さ319ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2000/12/1
- ISBN-10410290056X
- ISBN-13978-4102900567
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2000/12/1)
- 発売日 : 2000/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 319ページ
- ISBN-10 : 410290056X
- ISBN-13 : 978-4102900567
- Amazon 売れ筋ランキング: - 663,210位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 822位コミック・アニメ研究
- - 12,303位社会学概論
- - 144,339位文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鴨川つばめ先生のインタビューにつられて購入したのですが、予想以上に素晴らしい書籍❗️これまでの日本の漫画史は出版側の立場ばかりが掲載されており、肝心要の作者の意見は無視されていました。今回初めて、作者側の悲惨で壮絶な現場の惨状が発表されました。それまで解らなかった、有望な作家たちが何故消えていくのかが、この一冊でようやく理解出来ました。
2018年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鴨川つばめ先生のインタビューが乗っていたので買いました。
どんな職業でも表から見える部分は綺麗だが、それを支える裏側はグレー部分が多いのが常です。
この本はそのグレー部分に焦点を当てて、一度はヒットを出したものの、過酷な状況によって、精神的、身体的に追い込まれてゆく漫画家達。その結果、休筆、廃業や最悪の場合、命の危険にまで及んでゆくさまをリアルにレポートしています。
鴨川つばめ先生は当時人気絶頂であるのに連載が突然終わって、ずっと不思議に思っていました。
しかし本来作家を守るべき編集部に逆に追い詰められ、休筆してゆく過程が生々しく語られているのには、納得とともに驚きました。
なんとか復活してほしいですが、吾妻ひでお先生も著作の中で語られているように、かなりひどい扱いを受けるようなので、難しいかもしれません。最近はこういった現実が広く認知されているためか、あえて商業誌に投稿せずに同人誌でデビューする人が増え、作家不足になった商業各誌は逆に同人イベントに原稿依頼しに行くそうである。まさにしっぺ返しと言えますね。
星4つにしたのは、内田善美の章だけ意味不明な書き方になっていて、もう少し普通にレポートしてほしかったので。
どんな職業でも表から見える部分は綺麗だが、それを支える裏側はグレー部分が多いのが常です。
この本はそのグレー部分に焦点を当てて、一度はヒットを出したものの、過酷な状況によって、精神的、身体的に追い込まれてゆく漫画家達。その結果、休筆、廃業や最悪の場合、命の危険にまで及んでゆくさまをリアルにレポートしています。
鴨川つばめ先生は当時人気絶頂であるのに連載が突然終わって、ずっと不思議に思っていました。
しかし本来作家を守るべき編集部に逆に追い詰められ、休筆してゆく過程が生々しく語られているのには、納得とともに驚きました。
なんとか復活してほしいですが、吾妻ひでお先生も著作の中で語られているように、かなりひどい扱いを受けるようなので、難しいかもしれません。最近はこういった現実が広く認知されているためか、あえて商業誌に投稿せずに同人誌でデビューする人が増え、作家不足になった商業各誌は逆に同人イベントに原稿依頼しに行くそうである。まさにしっぺ返しと言えますね。
星4つにしたのは、内田善美の章だけ意味不明な書き方になっていて、もう少し普通にレポートしてほしかったので。
2004年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
愛して止まない「マカロニほうれん荘」の作者、鴨川つばめのインタビューに惹かれ、購入した一冊。あのスピード感、あのギャグセンス、凡人に及ばず!の、長年のギモンが一気に解消。彼が壮絶な孤独と闘い、自身の身を削りながら血を吐くように描き出した芸術作品故だからこそ。たったひとりきりで、己の確固とした思想を掲げ、敵対する巨大なモノに挑んでゆく姿・・又、それに対しては既に「過去」という概念に達し、訥々と語る姿・・もう、つばめファンは、読んで涙するしかないでしょ!