日ごろ話の聞き手となるインタビュアーたち。
その彼らから聞き手の手法を聞く。
黒柳徹子、田原総一郎、吉田豪、河合隼雄、さらには刑事。
プロインタビュアーを名乗る吉田豪の相手の懐に入る
視点、手法はおもしろい。
河合隼雄のいう、上司が飲み代をおごるのは、
部下が上司の忠告等の聞き役となり、上司の心を癒す、
いわばカウンセリング料であるという視点はなかなか膝を打つ。
「話を聞く技術」を学ぶというより、
インタビュアーたちの話を聞くおもしろさに注目。
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話を聞く技術! 単行本 – 2005/10/15
永江 朗
(著)
「話し方」の次は、話の「聞き方」だ! 黒柳徹子、田原総一朗、ジョン・カビラなど「話を聞く達人」10人が教える「聞く技術」。これであなたも聞き上手!
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/10/15
- ISBN-104103001712
- ISBN-13978-4103001713
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商品の説明
出版社からのコメント
ひとの話を聞く名人に、話の聞き方について聞いてみよう、が本書のコンセプトです。黒柳徹子さん、田原総一朗さん、ジョン・カビラさん、糸井重里さん、吉田豪さんなど、日本の聞き上手10人を訪ね、ひとの話を聞くコツについて教わりました。
「相手のことをよく調べる」「知ったかぶりをしない」「リアクションは自然に素直に」「答えはすでに相手の中にある」「自分が相手をどう思っているかは見せない」など、相手から話を引き出し、コミュニケーションを円滑にするための工夫が本書にはたくさん詰まっています。
ベストセラー『頭の良い人、悪い人の話し方』以降、「話し方」指南の本が書店をにぎわせています。しかし考えてみてください、聞き上手がいなければ話し上手も存在しないということを。「話し方」以上に、「ひとの話を聞く」ことは、普段の暮らしの基本となるものです。しかしその重要性についてはこれまであまり触れられてこなかったのではないでしょうか。
「話し方」を学んだら、ぜひ次は「話の聞き方」を学びましょう!
「相手のことをよく調べる」「知ったかぶりをしない」「リアクションは自然に素直に」「答えはすでに相手の中にある」「自分が相手をどう思っているかは見せない」など、相手から話を引き出し、コミュニケーションを円滑にするための工夫が本書にはたくさん詰まっています。
ベストセラー『頭の良い人、悪い人の話し方』以降、「話し方」指南の本が書店をにぎわせています。しかし考えてみてください、聞き上手がいなければ話し上手も存在しないということを。「話し方」以上に、「ひとの話を聞く」ことは、普段の暮らしの基本となるものです。しかしその重要性についてはこれまであまり触れられてこなかったのではないでしょうか。
「話し方」を学んだら、ぜひ次は「話の聞き方」を学びましょう!
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/10/15)
- 発売日 : 2005/10/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4103001712
- ISBN-13 : 978-4103001713
- Amazon 売れ筋ランキング: - 767,336位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 781位論文集・講演集・対談集
- - 43,489位語学・辞事典・年鑑 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年9月27日に日本でレビュー済み
世の中には著名なインタビュアーがたくさんおられます。それぞれ独特の工夫をしているのではないか。ならば、それをインタビューしに行こう! というのが本書です。
本書に登場する10人の達人インタビュアーのトップは、黒柳徹子さんです。
ギネスブックにも載る長寿番組「徹子の部屋」はどのように作られるのか、インタビューしているとき、心がけていることは何か、を語ってくれました。
週に5日放送する「徹子の部屋」は、毎週6人ずつ収録するそうです。ユネスコ大使として海外へ行ったりするので、毎週1人ずつ多くインタビューして余裕を作っておくとのこと。
事前にインタビュー相手と打合をしてきたディレクター6人との事前打合は、なんと9時間かかることもあります。
しかも、相手が本を出していると必ず事前に読む。相手が作家だと、処女作・代表作・最近の本と3冊くらいは読んでおく、とのこと。
聞けば聞くほど、この人は超人ですね。
河合隼雄氏は「聞くことに始まって、聞くことに終わる」と、心理療法家ならではの秘訣を明かします。
永江さんが、
「でも、新橋あたりで飲んでいるサラリーマンを見ると、たいてい上司や
先輩が若い者に忠告したり助言したりしていますね」
とツッコミを入れると、河合さんは答えました。
「あれは上司の精神衛生に非常にいいんです。
忠告を受けている方が上司の心を癒しているんです。
だから飲み代は上司や先輩が払うでしょう。
カウンセリング料です、あれは」
なあーるほど!
他にも、糸井重里氏(コピーライター)や、iモード生みの親の一人で『iモード事件』著者の松永真理さん、変わったところでは匿名の刑事さんにまで、相手から話を引き出すコツを引き出していました。
やはり、これだけ相手と意気投合した(ように見える)のは、永江さんのノウハウがあるのでしょうねえ。
本書に登場する10人の達人インタビュアーのトップは、黒柳徹子さんです。
ギネスブックにも載る長寿番組「徹子の部屋」はどのように作られるのか、インタビューしているとき、心がけていることは何か、を語ってくれました。
週に5日放送する「徹子の部屋」は、毎週6人ずつ収録するそうです。ユネスコ大使として海外へ行ったりするので、毎週1人ずつ多くインタビューして余裕を作っておくとのこと。
事前にインタビュー相手と打合をしてきたディレクター6人との事前打合は、なんと9時間かかることもあります。
しかも、相手が本を出していると必ず事前に読む。相手が作家だと、処女作・代表作・最近の本と3冊くらいは読んでおく、とのこと。
聞けば聞くほど、この人は超人ですね。
河合隼雄氏は「聞くことに始まって、聞くことに終わる」と、心理療法家ならではの秘訣を明かします。
永江さんが、
「でも、新橋あたりで飲んでいるサラリーマンを見ると、たいてい上司や
先輩が若い者に忠告したり助言したりしていますね」
とツッコミを入れると、河合さんは答えました。
「あれは上司の精神衛生に非常にいいんです。
忠告を受けている方が上司の心を癒しているんです。
だから飲み代は上司や先輩が払うでしょう。
カウンセリング料です、あれは」
なあーるほど!
他にも、糸井重里氏(コピーライター)や、iモード生みの親の一人で『iモード事件』著者の松永真理さん、変わったところでは匿名の刑事さんにまで、相手から話を引き出すコツを引き出していました。
やはり、これだけ相手と意気投合した(ように見える)のは、永江さんのノウハウがあるのでしょうねえ。
2011年6月14日に日本でレビュー済み
「話を聞くプロ」、黒柳徹子、ジョン・カビラ、糸井重里、河合隼雄(心理学者)、吉田豪(プロインタビュアー)、現職の刑事(!)などなどに「どうすれば巧く人の話を聞けるのか?」というテーマでインタビューしたもの。
その人々が様々自分なりの話の聞き方を話してくれていますが、おそらく共通するのは3点なのではないかと思います。
1、相手を好きになる。
2、事前調査をしっかりする。
3、知ったかぶりはしない。
どんな仕事であれ役立つ技術。
その人々が様々自分なりの話の聞き方を話してくれていますが、おそらく共通するのは3点なのではないかと思います。
1、相手を好きになる。
2、事前調査をしっかりする。
3、知ったかぶりはしない。
どんな仕事であれ役立つ技術。
2006年6月6日に日本でレビュー済み
各界の「話を聞くプロ」の人たちとの対談から話を聞くコツが整理されている本です。
話す・聞くなどの基本的なコミュニケーションがしっかり出来る人は、人間としてもしっかりしていたり、仕事も出来る人が多いですね。
ポイント:
1)事前準備の徹底
2)偏見を持たず、素直に聞く
3)問い詰めるのではなく、気持ち良く話してもらう
4)分からないところや矛盾を感じた点は聞き流さず、とことん聞く。
5)自分の熱意を信じてもらう(信頼関係作り)
あとは、ラジオ・テレビ・出版系の人は
視聴者・リスナー・読者をしっかり意識して聞く
というところを重視していました。
繰り返しになりますが、話す・聞くなどのコミュニケーションの基本を上達させることってメチャメチャ大事だと思います。
そこを自分の意志で上達させようと思う人ってあんまりいないですからね。
話す・聞くなどの基本的なコミュニケーションがしっかり出来る人は、人間としてもしっかりしていたり、仕事も出来る人が多いですね。
ポイント:
1)事前準備の徹底
2)偏見を持たず、素直に聞く
3)問い詰めるのではなく、気持ち良く話してもらう
4)分からないところや矛盾を感じた点は聞き流さず、とことん聞く。
5)自分の熱意を信じてもらう(信頼関係作り)
あとは、ラジオ・テレビ・出版系の人は
視聴者・リスナー・読者をしっかり意識して聞く
というところを重視していました。
繰り返しになりますが、話す・聞くなどのコミュニケーションの基本を上達させることってメチャメチャ大事だと思います。
そこを自分の意志で上達させようと思う人ってあんまりいないですからね。