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老師と少年 単行本 – 2006/10/24

4.2 5つ星のうち4.2 73個の評価

--師よ、なぜ僕は僕なのに、僕がわからないのですか? 自ら命
を絶つことはいけないことなのですか?

「私」と「世界」の間に落ちて、自分を見失いつつあるひとりの少年。ある夜、
少年は「答え」を求めて、森の奥の庵に住む老師を訪ねる----。

--友よ、君は「本当の自分」はわからない。会ったことのない人は、探せないの
だ......。
 少年の問いを正面から受け止め、自らの魂の遍歴を語りつつ、生の意味を説く
老師。

--師よ、人間とはなんですか?
--裂けたもの、欠けたものだ。
--何が裂け、欠けるのですか?
--人はそれを探して、苦しむ。

 九夜にわたる問答が「生きる」苦しみの根源に迫る。恐山の禅僧・南直哉が現
代に生きる意味を問う!

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商品の説明

出版社からのコメント

恐山の禅僧、南直哉師が放つ渾身の一作。
作家・天童荒太氏の「人々の苦悩に深く寄り添い、命に勇気をもたらす書」とい
う推薦文にあるように、本書は、「私とは誰か?」「存在とは何か?」という永
遠に解決することなく人間を苦しめる根本問題について、南直哉師が全身全霊
で向い合った一冊です。わずか112ページながら、そこには濃密なフレーズが満
載で、「お経のよう。音読したい」という方もいるほど。また、著者は現役の僧
侶ですが、本書の中で仏教用語は使われておらず、「仏教書はちょっと・・・」
と敬遠すること勿れ。あらためて、自分にまつわるあれこれのことをゆっくり
考えてみたい、そんなときにオススメの一冊です。

著者について

1958年長野生まれ。早稲田大学文学部卒業後、サラリーマン生活を
経て、1984年曹洞宗で出家得度。同年、福井県の大本山永平寺へ入門。2003年ま
で約20年の修業生活をおくる。同寺在籍中、月刊誌『論座』で「I am a zenso」
を連載(『語る禅僧』に収録)するなど、仏教関連の執筆活動も開始する。05年
から青森恐山の院代(山主代理)に。仏教のみならず、文学・哲学にも造詣ふか
く、現在も精力的に講演や執筆活動を行い、一部ではその舌鋒の鋭さから「恐
山の論僧」と称されることも。著者に『語る禅僧』(朝日出版社)、『日常生活
のなかの禅』(講談社選書メチエ)、『「問い」から始まる仏教』(佼正出版
社)、共著に『やさしい「禅」入門』(新潮社とんぼの本)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2006/10/24)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 112ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103021314
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103021315
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 73個の評価

著者について

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南 直哉
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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何度、読んでもすっきりとは理解できない。が、「神」を信じる、とか、人を信じることの危うさ、自分で考えぬくことの重要な意味、が納得できる言葉で語られる。高村薫さんとの共著『生死の覚悟』から読み始めて、南直哉氏の著書を次々と求めて読んでいる。(宗教者同士の 対談集『禅と福音』『問いの問答』など)。どの本も一筋縄ではいかない。何度も何度も辞書を引きながら仏教用語を調べつつ、繰り返し読んでいる。自分とは何か、死とは何か、仏教とは、座禅とは、神とは、極楽とは、涅槃とは、など、永遠の問いに挑戦する本物の仏弟子。この本は若いときに出合いたかった。
2024年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段なにげなく生きていて、ふっと苦しくなったり、立ち止まらざるえない時に読み返します。
自己というものに、はっきり腑に落ちた一冊です。
この本で南さんのファンになりました。」
2017年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品の著者は実際のお坊さんだそうです。
私は仏教のことに関しては明るくないのですが、お坊さんが唱えている般若心経にはとても興味があります。
その般若心経には「無」という文字が度々でてきます。
この一文字がとても重要なんだと、釈迦や三蔵法師が訴えているんだと、そんな気がしています。
この作品を読んでいるとその思いが一層強くなります。
私たちは物事を一つの事象としてとらえがちです。
たとえばりんごが一つあったとして、私たちはそれを目で見たとき、真っ赤な色をしていることに気がつきます。手でふれればつるつるとしていることに気づき、食べれば甘いことに気づきます。りんごの存在を知るのです。もし、目の前のりんごを見ることをせず、触れることもせず、食べることもせず、また香ることさえしなければ、その人にとって目の前のりんごは存在していないのとおなじです。これがりんごだけでなく森羅万象、万物にもあてはまるのではないかと考えさせられました。
すべては有るようで無く、無いようで有るのではないかと。
人知の及ぶものではないのではないかと。
そう考えさせられました。
少年の問に老師は共感こそしますが決定的なことを返答するわけではありません。
決定的な答えもまた有るようで無く、無いようで有るのだと教えてもらえたような気がします。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容については読者各自の感想なり感銘なりはたまた、激烈批判批評があると思いますが、仏道をかじってない方は理解し難い部分が多々あると思います
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ページ数は少ないですが、気が付くのにページ数は関係ありません。
探している方には良い切っ掛けになるかもしれませんね。

探す切っ掛けではありません。
探している方には切っ掛けになるかも、です。

いつも、与えられるものは切っ掛け、ヒント。

それで良いのです。これで良いのです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
amazonから新品を購入したのですが、本は潰れカバーは破れている酷い状態のものが届きました。本当に気をつけてください。
2017年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
難しい仏教用語は一切出てきません。しかし、言葉に意味することがなんなのか、
良く吟味して読んでいかないと、妙な誤解をしてしまう、と思います。
この本は、なにも信じる事ができない人が読む本です。

自分の価値は?、人生の意味は?、なんのために生きているのか?

「自分は世界で一人しかいない貴重な存在」
「人生は生きているだけですばらしい」
「人はそれぞれ、何かの目的を持って生まれてきたのだ」

ふざけんな!!! 綺麗なだけの薄っぺらい言葉はやめろ!!!

そう叫んだ事のある人には、是非読んでもらいたい。
上記の言葉で納得できる人は読まなくていいです。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
必要な事だけが書いてあります。
だからこそシンプルで短く、読みやすく、深いです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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