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暗殺国家ロシア: 消されたジャーナリストを追う 単行本 – 2010/12/1

4.5 5つ星のうち4.5 67個の評価

ロシアは、はたして民主国家なのか。メディアの状況を見れば、答えは「否」だろう。民主主義の根幹である報道の自由が事実上存在しないからだ。
たとえばテレビ局。プーチン政権は民放のオーナーを次々と逮捕。釈放の条件として会社の株を手放させ、それを国が買い取るという手法で、すべての局を政権の管理下に置いた。政権から送り込まれた経営者が番組に目を光らせ、ニュースは大本営発表と化した。
そのような状況下で孤軍奮闘、鋭い権力批判をつづけている新聞社がある。その名は「ノーバヤガゼータ(新しい新聞)」。
だが、今のロシアでは最も危険で難しい「不偏不党」「中正公立」を貫くがゆえに、これまで数々のスタッフが犠牲となってきた。白昼街中で射殺された者、放射性物資を密かに飲まされ衰弱の果てに命を落とした者、自宅前で撲殺された者......。
権力と対峙する記者たちの目を通して、「虚構の民主国家」の実態をえぐる、戦慄のルポルタージュ。
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商品の説明

出版社からのコメント

2000年代に入ってから経済成長を謳歌したロシア。
投資の対象として持て囃され、2013年には
国民1人あたりのGDPが先進国並みになると見込まれています。
こう聞くと、あたかも民主主義国家に生まれ変わったかのように
思う方が多いかもしれません。
しかし、その実態は......。
絶望的な状況に立ち向かう人々の信念の物語をぜひお読みください!

著者について

1956年横浜市生まれ。立教大学社会学部卒。
専門誌、編集プロダクション勤務を経て、フリーに。
犯罪、ロシアなどをテーマに取材、執筆活動を行なっている。
著書に『スターリン 家族の肖像』(文藝春秋)などがある。
2007年に『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮社)で第6回新潮ドキュメント賞を受賞。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2010/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 285ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103036729
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103036722
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 67個の評価

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福田 ますみ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このようなテーマを扱えば、ロシア国家から危ない目にあいそうですが、それを越えてでも真実を伝えようとした著者のジャーナリスト魂に尊敬心を感じます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロシアの状況が良く描かれた作品と思った。作者の表現力に多々感銘した。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プーチン政権下で、政権批判をする新聞社やテレビ局の記者が、命を顧みず取材をする姿が描かれており秀逸。さらに、プーチンの権力基盤を固める手法として、徹底的な報道機関の弾圧がとりあげられいる。現在のウクライナ侵攻も、長時間かけて練り上げられたものを窺わせる。この本を読むと、独裁者は、批判をするメディアを圧力を加え、罪状をでっち上げて逮捕してまで、メディア幹部を籠絡しようとする、ことがよくわかる。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章の書き方がもうロシアのルポのように緻密な描写で、すっかり引き込まれました。暗殺されるジャーナリストたちの声を通じてプーチンの闇の顔が浮かび上がります。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年7月14日に日本でレビュー済み
この本と「安倍官邸の正体」を並行して読んでたら、日本に生まれただけで儲けものと実感した。
言論の自由や民主主義は大変コストがかかる贅沢なもので、言論の自由や民主主義がなくても、経済が堅調ならば(秘密警察等に怯えながらであっても)とりあえず国民は幸せに暮らしていけるのだなぁと思った。
[恐怖政治+堅調な経済] > [言論の自由・民主主義+生活の困窮]
をロシア国民の大部分が支持しているという現実が政権を支えているということがわかった。
この図式は中国についても同様にいえることであり、全体主義や共産主義の現実の姿なのだろう。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一つ所に権力が集中し、力でねじ伏せてしまう恐ろしさ。文字通り「邪魔者は消せ」の世界があるのを知り驚愕した。その権力に命の危険を知りながらも、果敢に立ち向かう記者たち。
安穏と暮らしている自分を含めた日本人が、再度考えなければいけない自由と民主主義。
「国境のない記者団」の評価で情報公開・自由度が59位となった日本。我々は自由だと思っているうちに、情報操作をされているのだろうことを知らなければいけない。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年10月22日に日本でレビュー済み
本書の中で印象的な写真があります。
編集風景なのですが、部屋の天井近くには額縁に飾られた何枚もの写真が並べられています。
この写真ですが、実は暗殺された記者たちだそうです。
ロシアにおいて報道の自由はありません。
特に地方は市長が地元マフィアのボス的な人物が多く、彼らの痛いところを付くとすぐに暗殺者がやってきます。
それでも、真実を読者に伝えるために活動する記者たちがいます。
ソ連が崩壊した一時期は、報道の自由が謳歌できたようです。
その後のエリツィン政権からプーチン政権で逆回しが始まり、いまはほとんどのメディアが政権の息がかかっており、反政府的な報道は許されません。
テレビ局は全滅ですが、新聞はまだ影響力が低いために、お目こぼしをもらっているようです。
それでも、次々と記者が殺されていく。
恐ろしい世界ですが、これが世界的には普通のことなのかもしれません。日本に住めることに感謝したい気持ちです。

ロシアにおける生々しい実態を知りたいひとのために!
2023年2月1日に日本でレビュー済み
ノーバヤガゼータ」紙を2008年から?取材した本です。ノーバヤガゼータの顧問弁護士が暗殺され倒れている写真が衝撃的!それを一面にする覚悟が凄い、
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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