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日本語は天才である 単行本 – 2007/2/24

3.8 5つ星のうち3.8 20個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2007/2/24)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/2/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 222ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103039515
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103039518
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 20個の評価

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柳瀬 尚紀
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何かの本に紹介されていたということで、読んでみた。なかなか面白い。肩の力を抜いて読むのにちょうどよいと思った。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なかなか見つからなかった本ですが、さっと届けて頂きました。

柳瀬氏の著書はほとんど持ってるのですが、本書だけは手元になかったものでした。軽妙でコクがある書き手。改めて勉強しています、日本語のことを…
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年5月3日に日本でレビュー済み
「三県で猪の遺伝検査(サンケンデイノシシノイデンケンサ)」「うかつにダムをひく国費を無駄に使う(ウカツニダムヲヒクコクヒヲムダニツカウ)」。何でしょう? 上から読んでも下から読んでも同じ文句になる「回文」というものです。このような遊びを織り込みながら、日本語の偉大さを伝授しています。
著者は、北海道根室出身。 自称田舎モノの、方言まる出し人間が、上京して早稲田大学に入学。ジェイムズ・ジョイスと出会い、翻訳の世界へ。そこで日本語の奥の深さを知り、「日本語は天才である」という認識を持つにいたった。その経歴からの結晶を一冊の本に編んだ。
最初に「日本語は天才である」と確信した切掛けが書かれている。(1) You are a Full Moon.とYou are a fool, Moon.をうまく訳し分けたこと、'(2) On note the two round holes in onion.をどう訳すか? '(3) Palindrome(パリンドロウム:回文)で「Evil ―Live=咎―各人」と訳しえたときの満足。日本語は偉い、凄いと思った瞬間だそうだ。
また、God bless you! の訳は本当に難しいこと、漢字と日本語の運命的出会い、罵倒語が日本語には少ないことなども翻訳業にたずさわり、日本語の生きた感覚をもっている人でなければ語れない微妙で有益な指摘がたくさんある。
著者が故郷の方言を大切にしているところも大事だ。「2007年」は「ななねん」ではなく「しちねん」と、「七段」は「ななだん」ではなく「しちだん」と読むべき[シチの例がてんこ盛(pp.172-173)]との指摘とか、「いろは歌(ひらがな一度しか使わないで歌を詠む)」を自分で作るなど、日本語への強いこだわりが・・・。
表題は日本語使いの天才であった石川啄木の未完の小説「雲は天才である」を意識してのこと(p.222)。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年10月7日に日本でレビュー済み
 2007年に出た単行本の文庫化。
 翻訳という行為を入口にして、日本語の自由自在さ、便利さを例示したエッセイ集である。言葉遊びの本といってもいい。
 漢字とかなが交じっていることによる読みやすさ、ルビを振ることで発音を明確にし、さらには二重の意味をもたせる仕組み、丁寧語の「お」を付ける効果、日本語で「!」や「?」はいつから使われているのか、「いろは」のように50音を使った歌、「God bless you!」はなんと訳すべきか……
 さまざまなテーマが取り上げられており、楽しくなってくる。
 じっくりと繰り返し読むべき一冊だ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年9月29日に日本でレビュー済み
「日本語って こんなに凄いんですょ!」と、名翻訳家が言葉を尽くして日本語を褒めまくっています。翻訳家の立場から見た日本語の"潜在能力"が色々と例示されており、日本語の"柔軟さ"・"奥深さ"を再認識しました。
ありとあらゆるモノ(外国語、誤読、方言、言葉遊び、フォーマット...)を貪欲に飲み込む強力な"胃袋"を持っている日本語、そして、造語能力にも長ける日本語。そんな日本語を本書の中でも縦横無尽に使いこなす柳瀬先生。「将棋は奥が深い」と天才・羽生善治氏が唸るように、「日本語は天才だ」と言祝ぐ柳瀬先生は正に"キサイ"(鬼才・奇才・機才)です。つまり、素人目には有限にしか見えない将棋盤の中に無限の世界を羽生氏が見ているように、日本語における様々な可能性を柳瀬先生は見ていることが伝わってきます。(そのホンの一端を本書でご披露している訳ですね)

中高生にも読めるように意識して書いたとのことで、確かに難しいことは書いてません。しかし、日本語の話をしているはずが、いつの間にやら脇道にピョンピョンとそれます… まるで話題の"桂馬飛び"。それもまた、(慣れれば)心地よし。あっと言う間に"柳瀬ワールド"に引き込まれ、約2時間で読了しました。文庫本でお手軽に読めるようになって良かったですね。本書を読了して、"良質な日本語"をもっと沢山読みたいという意欲が沸いてきましたょ!!!

【追記】いろは歌のような「パングラム」についてはWikipedia等もご参照。英語にも「完全パングラム」はあります。(例:"Cwm fjord veg balks nth pyx quiz.", "Jumbling vext frowzy hacks PDQ.") 多分、母音字をあまり含まない単語(子音連続)が使える言語なら完全パングラムが作り易いかも?(Wikipediaにロシア語の例あり。チェコ語はどうなんだろう?) 日本語は("ん"以外の)全ての文字が母音を含んでいるので完全パングラムを比較的作り易いんですね。

【追記2】小関智弘さんの本によると「"治具"の語源は"jig"」とのこと。思わず「日本語って天才!」と唸りました。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年6月14日に日本でレビュー済み
ジョイスの訳などで知られる著名な翻訳家による日本語エッセイ。

「日本語は非常に優れているから、凡才である自分でもいろいろ優れた表現ができる」というスタンスを一応は取っているが、著者自身の日本語能力に対する自負はあふれんばかりに伝わってくる。

だからといってそれほど嫌味というわけでもなく、内容は非常に面白い。

まず、文章そのものが魅力的だし、翻訳の裏話や、方言、そしてルビに関する知見などは、気づかされることが非常に多い。

何より、著者が日本語というものを本当に愛していることが伝わってくるので、強く共感してしまう。

不満がないわけではない。たとえば、第7章「シチ派対ナナ派」について。

「七」の読み方について、著者は「安易にナナを使うこと」を否定するのだが、実際にビジネスの世界では、「イチ」と「シチ」を間違うわけにはいかないので、なるべく「ナナ」を使うようにする、ということもある。

本書にはそういった「日常生活で使われる日本語」というスタンスがほとんどないので、それがちょっと不満ではあった。

だが本書は、あくまで形而上的な日本語論として、日本語の世界を自由に飛び回るような気分で読むべき本。

そういった意味では、十二分に知的興奮を与えてくれる一冊だ。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年12月3日に日本でレビュー済み
 漢字検定を受けています。漢字に興味を持っています。白川静先生の漢字の本は面白い。難解な漢字を明解に説明してくれます。
「日本語は天才である」は電車の中で読むつもりでキオスクで買いました。定価400円の薄い文庫本です。軽い読み物だと思って買いました。それが簡単な日本語談義ではありません。中、高校生に解りはしても易しくはないのです。白川静先生は碩学ですが、柳瀬尚紀さんも相当な博学です。難しいことを易しい日本語で説明します。ことばに日本語に興味のある全ての人にお勧めします。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年4月16日に日本でレビュー済み
翻訳不可能といわれていたジェイムズ・ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』を翻訳した、柳瀬 尚紀氏の書いた本です。私は大辞林を傍らに置いて参照しながら、二時間ほどかけて読みました。とても面白いです!Where there is a will, there is a wayという言葉がありますが、まさにそんな感じです。原文にこめられた言葉の面白味を、どうやって日本語で表現するか・・・。著者の柳瀬氏は言っています。「昼は電車の中でつぶやき、夜は寝言でつぶやく。すると日本語は天才なのでちゃんと答えが出てくる」と。

総ルビの章、根室方言の章、シチとナナにこだわる第七章など、著者のセンスを感じさせる良書だと思います。読んだあと、楽しい気分になりました。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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