この作者の作品は単行本、文庫はほとんど読みましたが、そろそろごちそうさまでした・・・もうお腹いっぱいです!
週刊新潮・・・・新潮文庫・・・・・と固有名詞が出てきたところで、二度も表紙をひっくり返して出版社を確認してしまいました。
生きることに悩む作者のする事か?作者の中の何かが変容してしまったような違和感を持ちつつ読み進むと
主人公には感情移入出来ません!親に対する思いやりや愛情が欠如していて自分だけが可哀想だと思い込んでいるだけの
大人になれないそのものズバリの子ども・・・
香代子にいたっては、もともと男を生活のための収入源としか見ていません。
夫小堺の次は、主人公を生活の糧にするのかしら?としか思えません!
経済的余裕は人を自由にするのかもしれませんが、この作品で、作者がただの拝金主義に思えてきました。
夢中になる愛ほど幻想・・・醒めるのは一瞬
愛読者の目を覚まさせてくれた一冊です。
私の世界から作者が円満に退場し心軽やかです。
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ここは私たちのいない場所 単行本 – 2015/9/30
白石 一文
(著)
結局、あなたはあなたにしか治せない――。大切な人を喪ったすべての人に捧げる、光と救いに満ちたレクイエム。書き下ろし長編小説。
- 本の長さ175ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2015/9/30
- 寸法13.7 x 2 x 19.7 cm
- ISBN-10410305655X
- ISBN-13978-4103056553
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2015/9/30)
- 発売日 : 2015/9/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 175ページ
- ISBN-10 : 410305655X
- ISBN-13 : 978-4103056553
- 寸法 : 13.7 x 2 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,234,800位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 312,594位文学・評論 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
白石一文の小説は、全巻よんでいます。
注文した本は、まだ読んでいませんが、楽しみです。
注文した本は、まだ読んでいませんが、楽しみです。
2016年1月7日に日本でレビュー済み
哲学的で小難しいところもあるけど、ブレないところがやっぱ好きです。
人生や人との絆のことを、頭ん中でグルグルと考えちゃうあたりが私に似てるんですよね。
私は好きだけど、 読めば読むほど“好き嫌いがはっきりわかれる作家”という印象が強くなりますw
人によってはすんごく退屈に感じるだろうとも思います。
釈尊やイエスが肉欲を戒め、聖職者に性交を禁じているのは
「人類の存続を全否定しているから」という解釈にはびっくり仰天したけれど、
主人公の社会での立ち位置が変わると、それは「子供を作るな」と言っているわけではなく、
むしろ「大人になるな」「可能な限り子供でいなさい」と説いているのではないか?という考えに変化していきます。
独身で子供もいない主人公とは少し違いはあるけれど、 私も結婚はしてるけど子供はいません。
その件に対して負け意識はないし、それならそういう生き方を謳歌しようという気持ちで生きているけれど、
主人公のこの解釈には救われる気がしました。
淡々としているようで、実は奥が深すぎるほど深いです。
特に主人公と珠美の場面が好き。これぞ大人の恋愛だと思います。
人生や人との絆のことを、頭ん中でグルグルと考えちゃうあたりが私に似てるんですよね。
私は好きだけど、 読めば読むほど“好き嫌いがはっきりわかれる作家”という印象が強くなりますw
人によってはすんごく退屈に感じるだろうとも思います。
釈尊やイエスが肉欲を戒め、聖職者に性交を禁じているのは
「人類の存続を全否定しているから」という解釈にはびっくり仰天したけれど、
主人公の社会での立ち位置が変わると、それは「子供を作るな」と言っているわけではなく、
むしろ「大人になるな」「可能な限り子供でいなさい」と説いているのではないか?という考えに変化していきます。
独身で子供もいない主人公とは少し違いはあるけれど、 私も結婚はしてるけど子供はいません。
その件に対して負け意識はないし、それならそういう生き方を謳歌しようという気持ちで生きているけれど、
主人公のこの解釈には救われる気がしました。
淡々としているようで、実は奥が深すぎるほど深いです。
特に主人公と珠美の場面が好き。これぞ大人の恋愛だと思います。
2015年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ふと気がつくと、そういえばそうなんだよなという日常の出来事でもある
悲しいような嬉しいような本でした
悲しいような嬉しいような本でした
2017年2月3日に日本でレビュー済み
妹の喪失を抱える主人公。エリートとして歩んでいた会社を、あるトラブルで辞めてしまう。
そこに絡む、軽い情事と運命的なあれこれ。いつもの感じなのだが、
どうしてか、あれどんな話だっけと少したつと忘れてしまうくらいなんともふわっとした物語だった。
なんというか、白石一文は本当に子ども(子孫を残すという意味での)が嫌いなんだろうなぁという良くわからない感想を抱きました。
そこに絡む、軽い情事と運命的なあれこれ。いつもの感じなのだが、
どうしてか、あれどんな話だっけと少したつと忘れてしまうくらいなんともふわっとした物語だった。
なんというか、白石一文は本当に子ども(子孫を残すという意味での)が嫌いなんだろうなぁという良くわからない感想を抱きました。
2015年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
始めの方は面白そうな雰囲気だったが淡々とした内容が続き、最後は尻切れトンボという感想。
ラジオで中瀬ゆかりが勧めていたので読んでみたが自分には残念な感じだった😢
ラジオで中瀬ゆかりが勧めていたので読んでみたが自分には残念な感じだった😢
2020年1月29日に日本でレビュー済み
白石一文は好きな作家の一人でしたが、この小説を読んで、「ああ、この作家ももう駄目だ…」と考え直しました。
中瀬ゆかりという方が巻末の解説をされてますが、この小説は中瀬ゆかり氏の内縁の夫が亡くなって、それに対する弔いというか、慰めというか、中瀬ゆかりの為に80日で書き上げた作品らしいです。
なので、中瀬ゆかり氏は共感できるような個人的な内容であり、私個人は主人公や他の登場人物に共感はできませんでしたし、能天気な生活ぶりで、訴えてくるものは何もなかったです。何より、中瀬ゆかり氏のために80日で書き上げただけあって、無理やり色々詰め込んだやっつけ仕事のような内容でした。とくに、作中の登場人物の名前を珠美とか存美とか瑛美とか虹子とか奇をてらったネーミングにして、それが伏線になっていても、鼻白みますね… あと、キリスト教や仏教は結婚を禁止してません… かなり、無理がある作品で、しかも、内容がなく、時間の無駄でした…
中瀬ゆかりという方が巻末の解説をされてますが、この小説は中瀬ゆかり氏の内縁の夫が亡くなって、それに対する弔いというか、慰めというか、中瀬ゆかりの為に80日で書き上げた作品らしいです。
なので、中瀬ゆかり氏は共感できるような個人的な内容であり、私個人は主人公や他の登場人物に共感はできませんでしたし、能天気な生活ぶりで、訴えてくるものは何もなかったです。何より、中瀬ゆかり氏のために80日で書き上げただけあって、無理やり色々詰め込んだやっつけ仕事のような内容でした。とくに、作中の登場人物の名前を珠美とか存美とか瑛美とか虹子とか奇をてらったネーミングにして、それが伏線になっていても、鼻白みますね… あと、キリスト教や仏教は結婚を禁止してません… かなり、無理がある作品で、しかも、内容がなく、時間の無駄でした…
2016年1月16日に日本でレビュー済み
小説を読むことで得られる知識や思想があるが、この本で得られる物はほかの小説に比べて圧倒的に少ない。
読み終えて、得られたことはたった一つ二つだけ(ネタバレになるので記述はしませんが)でした。
私の読みが浅いのかなとも思いましたが、だからといって読み直す気にもならない。ほとんどの出来事が中途半端で終わるし、ラストもぶった切ったように終わる。主人公の今後を想像して楽しむ気も起きないぶった切りでした。
悪いですが、おすすめしません。
読み終えて、得られたことはたった一つ二つだけ(ネタバレになるので記述はしませんが)でした。
私の読みが浅いのかなとも思いましたが、だからといって読み直す気にもならない。ほとんどの出来事が中途半端で終わるし、ラストもぶった切ったように終わる。主人公の今後を想像して楽しむ気も起きないぶった切りでした。
悪いですが、おすすめしません。