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中国臓器市場 単行本 – 2008/7/1

4.4 5つ星のうち4.4 8個の評価

死体を見たら金と思え! 移植大国で横行する驚愕のビジネスを追う――。

“使い放題”の死刑囚の臓器で世界第二位の移植大国となった中国。日本からも最後の望みを託した患者が押し寄せている。ところが、北京五輪を前に中国当局は規制を強化。金とコネにまみれた臓器争奪戦が始まった。夫へ移植するため摘出した自身の肝臓を横流しされた主婦、誘拐され臓器を奪われた障害者……現地からの衝撃ルポ。


・街中で交通事故を見かけたブローカーはタクシーに飛び乗り救急車を追った。「負傷者が死ねば、移植に使う臓器が生まれる!」

・若くて健康的な死刑囚の臓器は人気の的。外国人が手にするには、一体いくらかかるのか?医師への報酬として、月餅にベンツの鍵を忍ばせ渡す人も現れた。

・麻酔から目覚めると妻の肝臓は大方切り取られ、肝臓をあげるはずの夫は死んでいた。肺や角膜まで剥がされた状態で……。

・北京五輪前に政府は規制を強化し臓器争奪戦も熾烈に。医師は携帯電話サイトを通じて遺体を入手。しかしそれは、誘拐されたホームレスのものだった。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2008/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 239ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103080817
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103080817
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 8個の評価

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城山 英巳
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国政府が主導するウイグル人迫害の臓器移植の実態の真実!
2016年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 先進国は医療は進んでいるものの、基準が厳しく移植がスムーズに行われない!
このイメージは妥当でしょう。
しかし、一方で乱暴な言い方をすれば、中国のような好き勝手にやれる国の必要性もある(中国の屋台では下水から食用油を取っているなど)。
臓器移植を今日明日にでも行いたい方にしてみると、法の整備や移植待ちにヤキモキしている暇などない。
それよりか、健康な死刑囚の遺体から臓器を闇ルートで提供してくれる場所の方が頼れる。

我々は先進国の正規のルートの物に頼りがちな思考だが、それだけでは世の中回らない。そこはきっと同じような考え方の人が溢れかえっている筈だから。
非正規のルートで如何に素早く命を繋ぎ止める方法論を持つか、その答えは中国にありそうだ。
2023年1月3日に日本でレビュー済み
世界第2位(第1位は米国)の移植大国である中国の臓器移植の実態と、その仲介を生業とするブローカーの存在を綴った本。
生前の本人の意思表示や、死後の家族の同意による臓器提供が主である欧米に対し、死刑囚からの臓器摘出が主である点は非常に中国らしい。貧困者による臓器売買(フィリピンやインドでも実施)は倫理的に問題があるにせよ、個人的に死刑囚からの臓器摘出は合理的な制度に思えてしまう。
技術的に可能であるにもかかわらず、国民理解や法整備の遅れにより、国内で移植できない先進国民が、こうした国々で移植せざるを得ないことが問題の根源。
2014年7月17日に日本でレビュー済み
 中国やフィリピンでの臓器移植についての本です。六年前に書かれてた本で、いまがどうなっているのかわかりませんが、あまり身近で見聞することのない話なので、確かめる術もありません。ただ、知り合いに本書のことを話すと、肝臓や腎臓のことは知りませんが、と前置きして、とあるNPOに関わっている人がある臓器の非公式の移植について少し話してくれたことがあると教えてくれました。巷ではSTAP細胞の騒動がまた再燃しそうな雰囲気ですが、子どもを誘拐してだの死刑囚だのといった剣呑な解決方法が一日も早く過去のこととして語れる日が来てほしいです。
2008年10月19日に日本でレビュー済み
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 前半のルポに力があった。06年までの、世界第二位の臓器移植大国・中国の実態が生々しい。臓器提供の多くが死刑囚だとは…。臓器ブローカーの暗躍がすさまじい。中国医療関係者の強欲ぶりもすさまじい。
 だが、臓器移植というデリケートな問題を暴き立てれば、当然正論で押しつぶされる。中国・フィリピンともに外国人への臓器移植を原則的に禁止したことで、問題はいっそう闇の中に沈んだ。情報規制が厳しくなり、また危険な世界に沈んでいったため、著者も最新の事情については大まかなことしかつかんでいないようだ。
 「倫理より現実」を信条とした日本人ブローカーのような存在は、必要悪なのだろうか。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年2月25日に日本でレビュー済み
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中国の暗部を抉るルポである。時には感染防止マスクをつけて病室に潜入、時には公安に取り囲まれて・・・。取材が困難であるに違いない中国をここまで深く取材した日本人記者は近年では少ないのではないか。公安当局の妨害を掻い潜って、臓器売買市場と言う「闇」に一歩一歩迫ってゆく著者の息づかいが聴こえてきそうである。
「倫理の問題ではない。中国で移植を受けないと現実に死んでしまう患者がいた。」
こう発言する日本人ブローカーと、取材者たる著者の「絶妙なる間合い」も見事である。
中国に臓器売買市場が存在するというのはある種、周知の事実であったが、具体的なイメージとして伝わってくることはなかった。本書では、ブローカーや渡航移植を受ける患者、欲望の塊となった医師の人物像、そして死刑囚の遺体から取り出された臓器が移植されるまでのシステム、さらには背景にある地方政治や役人、医療の腐敗が緻密な取材で描かれている。
著者は読者に対して、欲望を満たすために命ある人間の肉体すら商品にしてしまう数々の現実を「これでもか」と突きつけてくる。読み進めるうちに、私は圧倒され、息苦しささえ感じた。
北京オリンピック直前に、中国社会の抱える病理を世に紹介した価値ある作品と言える。中国に深く食い込んだ国際ジャーナリストの次なる作品に期待したい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年8月2日に日本でレビュー済み
本書は、中国で横行している臓器移植ビジネスの暗部を追った
驚愕の書です。中国で移植される臓器の大部分は、世界第1位
の数を誇る死刑囚のものが提供されており、当然の如く死刑囚
本人や遺族の承諾を得ることは無いのだと。更に臓器目あての
誘拐殺人事件が多発、夫に移植するために摘出した主婦の肝
臓が横流しされた等など想像を絶します。五輪が行われる国家
での病院、公安、闇のブローカによる臓器と賄賂の争奪戦とは
中国人が何たるか考えさせられます。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月27日に日本でレビュー済み
中国の臓器移植ビジネスの実態を明らかにした衝撃のルポ本。
臓器の供給源の9割は死刑囚からであるということ、またその臓器を手に入れるには
「カネ」と「コネ」が必要であるという厳然たる現実を本書では思い知らされる。
移植ブローカーである日本人長瀬の「倫理より命」という言葉に臓器売買は必要悪なのであろうかと考えさせられた。