プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ローマ亡き後の地中海世界 下 単行本 – 2009/1/30
塩野 七生
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,540","priceAmount":1540.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,540","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"1wj5BAbextrEe%2BfZLk7okDJw3%2FZ7TVvapJsmeaNekHoQ4Qsj%2Bf%2BbUS5PNeYN4QZ%2FYBTfSI2DjMJicxxniclRZCJvUTwYSJsRIpkrk49N4b3md%2B1uoGAkLbNAGgMuyOT9cRnbQ1fWrtDBA4cgqUHcW9tZNBXsR4ScfKDOT1O%2FMx0mCodEodR3MKYc79Ntyvrb","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ397ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2009/1/30
- ISBN-104103096314
- ISBN-13978-4103096313
よく一緒に購入されている商品
対象商品: ローマ亡き後の地中海世界 下
¥1,540¥1,540
最短で6月8日 土曜日のお届け予定です
残り2点 ご注文はお早めに
¥1,820¥1,820
最短で6月8日 土曜日のお届け予定です
残り7点 ご注文はお早めに
¥3,300¥3,300
最短で6月8日 土曜日のお届け予定です
残り10点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2009/1/30)
- 発売日 : 2009/1/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 397ページ
- ISBN-10 : 4103096314
- ISBN-13 : 978-4103096313
- Amazon 売れ筋ランキング: - 370,608位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 979位ヨーロッパ史一般の本
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1937年7月7日、東京生れ。
学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。
1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006年に完結)。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2007年、文化功労者に選ばれる。2008-2009年、『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ガイドライン的にまとめられており、概要としては勝れています。同じことの繰返し記述が多いのが残念です。
2020年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
下巻はコンスタンティノープルの陥落から始まる。ビザンチン帝国を滅亡させたオスマン帝国(本書の表記に従い以下「トルコ」と記載)は、自国の海上戦力に海賊を活用して地中海への勢力拡大を目論む。これに呼応して、それまで勢力を落としていた北アフリカの海賊は息を吹き返す。下巻は、トルコの後援を得て襲撃してくる北アフリカの海賊と、これに対抗するキリスト教の諸国家を描く。
海上戦に弱いトルコは、スルタン、スレイマン1世によって海賊の頭目「赤ひげ」を自国の海軍総司令官に任命。赤ひげは配下の海賊と共に地中海を荒らし回す。これに対抗するため、ローマの法王庁は自ら海軍を創設してヨーロッパのキリスト教国に共闘を呼び掛ける。当時の大国であるスペインはこれに呼応、皇帝カルロスはジェノヴァのアンドレア・ドーリアを海軍総司令官として雇い入れ、自国主導の「神聖同盟」を断続的に組織して海賊対策に乗り出す。
海賊を主体としたトルコ海軍と、キリスト教軍との間で繰り広げられるさまざまなバトルが下巻の読みどころだ。カルロスによるチュニス攻略成功、赤ひげやその門下海賊ドラグーと対決する老将ドーリア、ヴェネチアとスペインとの微妙な距離感が出たプレヴェザの海戦、攻撃もできずに撤退を強いられたアルジェ遠征大失敗。このような情勢の中でフランスはスペインとの対立を理由に、あろうことかトルコと軍事同盟を結んでしまう。トルコへ向かうフランス特使をヴェネチアのインテリジェンスが暗殺する場面などは、なかなかドラマティックだ。
1565年、トルコはマルタ島攻略を試みるが、マルタ騎士団の必死の抵抗によりあえなく撤退。またスレイマン亡き後はキプロスに侵攻するが、「レパントの海戦」にてキリスト側連合艦隊に敗北。これを機にトルコは西への関心が低下していき、また西ヨーロッパ各国も大西洋へと関心が移ったこともあり、以後の地中海世界は穏やかに変わっていく。時を経て1856年の「パリ宣言」により、あらゆる海賊行為は厳禁となり、地中海世界の海賊は姿を消すこととなる。
古代ローマ帝国滅亡後のおよそ1200年間を、地中海を舞台に戦うイスラム海賊とキリスト教徒として描いた上下巻。海賊の残虐な反社会的行為が生々しく描かれ驚愕するが、当時の海賊業は生活の糧となる職業の一つであった。また、拉致された幼い少年が、その後トルコで出世して海軍の指揮官となる逸話も語られるなど、「海賊=悪」という一面的な捉え方をしていないところも、物語の面白さを感じる。同時代のいくつかの出来事をフォーカスして描かれた塩野さんの著作『海の都の物語』『コンスタンティノープルの陥落』『ロードス島攻防記』『レパントの海戦』なども、是非読んでみたい。
海上戦に弱いトルコは、スルタン、スレイマン1世によって海賊の頭目「赤ひげ」を自国の海軍総司令官に任命。赤ひげは配下の海賊と共に地中海を荒らし回す。これに対抗するため、ローマの法王庁は自ら海軍を創設してヨーロッパのキリスト教国に共闘を呼び掛ける。当時の大国であるスペインはこれに呼応、皇帝カルロスはジェノヴァのアンドレア・ドーリアを海軍総司令官として雇い入れ、自国主導の「神聖同盟」を断続的に組織して海賊対策に乗り出す。
海賊を主体としたトルコ海軍と、キリスト教軍との間で繰り広げられるさまざまなバトルが下巻の読みどころだ。カルロスによるチュニス攻略成功、赤ひげやその門下海賊ドラグーと対決する老将ドーリア、ヴェネチアとスペインとの微妙な距離感が出たプレヴェザの海戦、攻撃もできずに撤退を強いられたアルジェ遠征大失敗。このような情勢の中でフランスはスペインとの対立を理由に、あろうことかトルコと軍事同盟を結んでしまう。トルコへ向かうフランス特使をヴェネチアのインテリジェンスが暗殺する場面などは、なかなかドラマティックだ。
1565年、トルコはマルタ島攻略を試みるが、マルタ騎士団の必死の抵抗によりあえなく撤退。またスレイマン亡き後はキプロスに侵攻するが、「レパントの海戦」にてキリスト側連合艦隊に敗北。これを機にトルコは西への関心が低下していき、また西ヨーロッパ各国も大西洋へと関心が移ったこともあり、以後の地中海世界は穏やかに変わっていく。時を経て1856年の「パリ宣言」により、あらゆる海賊行為は厳禁となり、地中海世界の海賊は姿を消すこととなる。
古代ローマ帝国滅亡後のおよそ1200年間を、地中海を舞台に戦うイスラム海賊とキリスト教徒として描いた上下巻。海賊の残虐な反社会的行為が生々しく描かれ驚愕するが、当時の海賊業は生活の糧となる職業の一つであった。また、拉致された幼い少年が、その後トルコで出世して海軍の指揮官となる逸話も語られるなど、「海賊=悪」という一面的な捉え方をしていないところも、物語の面白さを感じる。同時代のいくつかの出来事をフォーカスして描かれた塩野さんの著作『海の都の物語』『コンスタンティノープルの陥落』『ロードス島攻防記』『レパントの海戦』なども、是非読んでみたい。
2020年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
塩野先生の作品はたくさん読んでいて、十字軍物語、レパントの海戦、コンスタンティノープルの陥落を読んでからこちらの上下巻を読み始めました。もともとマルタ大包囲戦の本は別途読んでいたのですが、その前後の動きを広いエリアから多角的に考察してあるので本当に読み応えがあります。ぜひ皆さんにも読んで頂きたいです。
2019年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルが示す通り、ローマ帝国が滅びた後の世界を描いたものです。
キリスト教世界と新たな一神教イスラム教を信仰する人々の抗争が始まります。
それにしても何故一神教の人々は、他の宗教を認めることが出来ないのか。八百万の神をもつ日本人にはもしかしたら一生理解出来ない事かもしれません。
キリスト教世界と新たな一神教イスラム教を信仰する人々の抗争が始まります。
それにしても何故一神教の人々は、他の宗教を認めることが出来ないのか。八百万の神をもつ日本人にはもしかしたら一生理解出来ない事かもしれません。
2020年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味が惹かれるところはほとんど自著参照になっており、もう少し詳しく知りたい場合は著者の作品を買わなければならなくなります。これまでの作品群で抜け落ちていた箇所を取り上げた、いわば落穂拾いという印象です。私はほとんどの塩野作品を読んでいたのでお腹に収まりましたが。
2018年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったので、また読み返してみたい。ヨーロッパ中世は詳しくないので、また読み返してみたい。
2010年8月8日に日本でレビュー済み
レパントの海戦前後は非常に面白く書けていると思う。しかし事実は、レパント海戦以降もイスラムの奴隷制度は変わらず続き、結局バーバリの海賊が壊滅して白人奴隷が全て開放されたのは1816年のことなのだが、その数百年間の記述を著者はたったの数行で済ませ、詳しく説明しようとしない。
この辺の事情について詳しく書かれた唯一の書籍が 奴隷になったイギリス人の物語 だが、実際には話はもう少し込み入っている。近代において軍事力によるイスラム奴隷問題の解決が謀られたのは1801年、なんと最初に挑んだのは米国だった。アメリカは艦隊と海兵隊、それに現地で傭兵や義勇兵を募り、トリポリを攻撃して自国民の開放に成功したのである。その後ナポレオン戦争などでヨーロッパ中が戦火に包まれている最中は海賊が再び跋扈していたのだが、1815年のウィーン会議での決議の後、イギリス艦隊によるチュニス砲撃によってイスラムの海賊は一掃されたのである。
このような非常に興味深い歴史があるのだが、そのような新興国の行為など著者は気にしていないようだ。結局著者が書きたいのはイタリアだけなのだろう。
この辺の事情について詳しく書かれた唯一の書籍が 奴隷になったイギリス人の物語 だが、実際には話はもう少し込み入っている。近代において軍事力によるイスラム奴隷問題の解決が謀られたのは1801年、なんと最初に挑んだのは米国だった。アメリカは艦隊と海兵隊、それに現地で傭兵や義勇兵を募り、トリポリを攻撃して自国民の開放に成功したのである。その後ナポレオン戦争などでヨーロッパ中が戦火に包まれている最中は海賊が再び跋扈していたのだが、1815年のウィーン会議での決議の後、イギリス艦隊によるチュニス砲撃によってイスラムの海賊は一掃されたのである。
このような非常に興味深い歴史があるのだが、そのような新興国の行為など著者は気にしていないようだ。結局著者が書きたいのはイタリアだけなのだろう。