最初に書いておくと私はまだこの本を読んでいません。
内容を読まずに、あえてこの本の帯に書かれた宣伝文句や好意的に書かれた書評について感じた事を書きます。
「日本は格差社会ではない、だって世界にはこんなに貧困な人たちがいる」
宣伝文句等を見る限り、彼らはそう言いたいように見えます。
しかし、これは拙劣な論理のすり替えです。開発途上国が貧困なのは当たり前、格差が大きいのは当たり前。それを日本の格差問題と比較するのは適当ではありません。
かつての一億総中流の時代が終わり、格差が広がっているのは誰の目にもあきらかです。いわゆる先進国の中でも貧富の格差が最も小さかったのが、この十数年の間に最も貧富の大きな国の一つとなってしまっているのも数字に表れています。
そうした現実を開発途上国と比較して「日本は幸せなんだ、格差なんてない」言われても困ります。そういう言い方をする人は嘘をつくのが平気な人か、それに簡単に踊らされる人なのではないかと思います。
私は、曾野氏がそういう安っぺらい事を書く人とは思いません。ただそういう方向に持っていった方が都合がいい人がいるのだろうなとは思いました。
もちろん本は読んでないので、☆は真ん中の3つ。
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貧困の僻地 単行本 – 2009/5/1
曾野 綾子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ214ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2009/5/1
- ISBN-104103114193
- ISBN-13978-4103114192
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2009/5/1)
- 発売日 : 2009/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 214ページ
- ISBN-10 : 4103114193
- ISBN-13 : 978-4103114192
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,542,069位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 388,180位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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東京生れ。1954(昭和29)年聖心女子大学英文科卒業。
同年発表の「遠来の客たち」が芥川賞候補となる。『木枯しの庭』『天上の青』『哀歌』『アバノの再会』『二月三十日』などの小説の他、確固たる人間観察に基づく、シリーズ「夜明けの新聞の匂い」などのエッセイも定評を得ている。他に新書『アラブの格言』などがある。1979年ローマ法王よりヴァチカン有功十字勲章を受ける。1993(平成5)年日本藝術院賞・恩賜賞受賞。1995年12月から2005年6月まで日本財団会長。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年12月14日に日本でレビュー済み
私は、筆者とは思想信条は異なるようだ。しかし、何か共感するところがあるのも事実だ。
実は、この本の場合は、「勘違い」による「反感」から手に取った。裏を返せば、出版社の"策略"が功を奏したのである。
表紙の帯に「これが海外の「貧困」の現実だ。日本に「格差」などあるといえるのか。」とある。
これにカチンと来たのだ。
海外の貧困は想像を絶するものがあることは知っている。しかし、だからといって、国内の「格差」「貧困」も深刻な状況だ。
”海外に較べれば遙かに恵まれているのだから、この位の「格差」や「貧困」は我慢すべきだ。”
等と主張するのならとんでもない話である。また、そのような事を述べる筆者ではないはずだと思っていたからだ。
ページを繰ると、やはり、帯のようなことは一言も言っていない。海外の厳しい現実を淡々と述べるだけだ。
月刊誌「新潮45」に連載した「夜明けの新聞の匂い」を書籍化した最新刊。
本書の中に、オランダの外交官が子どもに恵まれず韓国から養子を貰ったら、その後に実子が生まれ、その養子がなつかなくなり、国際問題にまでなりそうになったという話がある。
そのいきさつ、子どもの行動・反応から「反応性愛着障害」の可能性があると推測するが、どうだろうか。
実は、この本の場合は、「勘違い」による「反感」から手に取った。裏を返せば、出版社の"策略"が功を奏したのである。
表紙の帯に「これが海外の「貧困」の現実だ。日本に「格差」などあるといえるのか。」とある。
これにカチンと来たのだ。
海外の貧困は想像を絶するものがあることは知っている。しかし、だからといって、国内の「格差」「貧困」も深刻な状況だ。
”海外に較べれば遙かに恵まれているのだから、この位の「格差」や「貧困」は我慢すべきだ。”
等と主張するのならとんでもない話である。また、そのような事を述べる筆者ではないはずだと思っていたからだ。
ページを繰ると、やはり、帯のようなことは一言も言っていない。海外の厳しい現実を淡々と述べるだけだ。
月刊誌「新潮45」に連載した「夜明けの新聞の匂い」を書籍化した最新刊。
本書の中に、オランダの外交官が子どもに恵まれず韓国から養子を貰ったら、その後に実子が生まれ、その養子がなつかなくなり、国際問題にまでなりそうになったという話がある。
そのいきさつ、子どもの行動・反応から「反応性愛着障害」の可能性があると推測するが、どうだろうか。
2011年11月23日に日本でレビュー済み
曾野綾子は倫理の塊のような作家であります。
作家のコアを再認識させてくれるエッセイです。
悲惨な状況を見聞きした曽野綾子は。
それらの不条理ついて、
現実的な問題と精神性のあり方の両面から、
ある意味容赦なく語っている。
曾野綾子の立派な部分は、
自分をある種の避難帯に置くのではなく、
自らの振る舞いと言論が一致していることだと、
本書を読み、あらためて感じます。
人間愛という言葉で課題を突き詰めない社会の風潮に対して、
曾野綾子の言葉は鋭い刃物のように鋭く斬りつけます。
言葉の重みが違います。
作家のコアを再認識させてくれるエッセイです。
悲惨な状況を見聞きした曽野綾子は。
それらの不条理ついて、
現実的な問題と精神性のあり方の両面から、
ある意味容赦なく語っている。
曾野綾子の立派な部分は、
自分をある種の避難帯に置くのではなく、
自らの振る舞いと言論が一致していることだと、
本書を読み、あらためて感じます。
人間愛という言葉で課題を突き詰めない社会の風潮に対して、
曾野綾子の言葉は鋭い刃物のように鋭く斬りつけます。
言葉の重みが違います。
2009年5月24日に日本でレビュー済み
この本の魅力は、作者の強さが支えています。
作者はカトリックの信者で、海外への援助を行うNGO活動をしています。
キリスト教の信者というとなんとなく甘い感じがするかもしれませんが、逆です。現実のきびしさをくぐりぬけてきた戦士のような強靭さを持っています。
それは例えば、次のような文に見受けられます。
「平和憲法を尊守してアメリカの傘の下にいれば軍隊なんかいらないという人がいるが、基本は自衛だ(概要記述)」
「世間は皆いい子でもなければ、人は皆平等でもないのだ(そのまま)」
信じられないようなアフリカの僻地に自ら赴く様子も書かれています。そういった文章を読んでいると、不思議に勇気がわいてきます。強い人の近くにいると、エネルギーをもらう、ということがありますが、そういった感じです。うなだれて生きている自分を、少しは改めて、もうちょっとましに生きてみようか、という気になります。
もちろん、そんな啓蒙書としてではなく、単にエッセイとしても、十分に魅力のある書です。
作者はカトリックの信者で、海外への援助を行うNGO活動をしています。
キリスト教の信者というとなんとなく甘い感じがするかもしれませんが、逆です。現実のきびしさをくぐりぬけてきた戦士のような強靭さを持っています。
それは例えば、次のような文に見受けられます。
「平和憲法を尊守してアメリカの傘の下にいれば軍隊なんかいらないという人がいるが、基本は自衛だ(概要記述)」
「世間は皆いい子でもなければ、人は皆平等でもないのだ(そのまま)」
信じられないようなアフリカの僻地に自ら赴く様子も書かれています。そういった文章を読んでいると、不思議に勇気がわいてきます。強い人の近くにいると、エネルギーをもらう、ということがありますが、そういった感じです。うなだれて生きている自分を、少しは改めて、もうちょっとましに生きてみようか、という気になります。
もちろん、そんな啓蒙書としてではなく、単にエッセイとしても、十分に魅力のある書です。
2009年10月11日に日本でレビュー済み
作家にして日本財団の理事長も務めてしまった著者が、その間に感じたことなどを雑誌に綴ったエッセイをまとめた本である。
援助したお金が誰かのポッケにナイナイされるようなことが当たり前の世界で、本当に送金したお金が使われているか確認するには自分が行って目で確かめるしかない。インドのカースト最下層(書くとAmazonの検閲に引っかかるから書けない)のための小学校、マダガスカルの僻地の病院、カンボジアの地雷除去作業、南米での捨て子を養子縁組する施設。
そこで目にするのは、想像を絶する貧困である。著者はそんな光景を何度も見るうち、老年の自分が怪我や病気になった時など、トリアージにより治療を受けられなくたって別に構わない。老人も全員が金持ちで健康に暮らせるようにする必要があるのか、と達観していらっしゃる。
生活保護だけでは子供を修学旅行に行かせられないとか、差別されて来た歴史があるから優遇しろとか抜かす輩は、病院に水道もトイレも無い僻地に行って格差是正を叫んでこい!と言いたくなる。
援助したお金が誰かのポッケにナイナイされるようなことが当たり前の世界で、本当に送金したお金が使われているか確認するには自分が行って目で確かめるしかない。インドのカースト最下層(書くとAmazonの検閲に引っかかるから書けない)のための小学校、マダガスカルの僻地の病院、カンボジアの地雷除去作業、南米での捨て子を養子縁組する施設。
そこで目にするのは、想像を絶する貧困である。著者はそんな光景を何度も見るうち、老年の自分が怪我や病気になった時など、トリアージにより治療を受けられなくたって別に構わない。老人も全員が金持ちで健康に暮らせるようにする必要があるのか、と達観していらっしゃる。
生活保護だけでは子供を修学旅行に行かせられないとか、差別されて来た歴史があるから優遇しろとか抜かす輩は、病院に水道もトイレも無い僻地に行って格差是正を叫んでこい!と言いたくなる。
2009年7月1日に日本でレビュー済み
断っておきますがこの本は格差社会の批判本ではありません。
帯をみるかぎりそのように感じられますが・・
著者のブログを読んでいる。そう感じられる内容です
ブログと捉えると過酷な現実をぼかしているのも、社会に対する批判色が希薄なのも納得できます。
実際のアフリカのシスター達は「金の無い人間から死んでいく」と現実を客観的に見ているようですから、ありのままの現実を素直に見るわけでもなく著者というクッションをおいて読者は世の中の動きを考えるのが正しいのかと思います。
詳細なデータ、現実を切り取ったような写真が豊富にあると本を読んで暗くなるだけですから
帯の宣伝文句が許せないので星四つとしました。
帯をみるかぎりそのように感じられますが・・
著者のブログを読んでいる。そう感じられる内容です
ブログと捉えると過酷な現実をぼかしているのも、社会に対する批判色が希薄なのも納得できます。
実際のアフリカのシスター達は「金の無い人間から死んでいく」と現実を客観的に見ているようですから、ありのままの現実を素直に見るわけでもなく著者というクッションをおいて読者は世の中の動きを考えるのが正しいのかと思います。
詳細なデータ、現実を切り取ったような写真が豊富にあると本を読んで暗くなるだけですから
帯の宣伝文句が許せないので星四つとしました。
2009年6月17日に日本でレビュー済み
アフリカ諸国は、例外なく、独立以来、経済も治安も悪化している。
「家族でお腹いっぱい食べたいです」と言われることがある。満腹することを日常の願いとする貧困の国のことを日本人は身にしみて考えたことがあるだろうか。
アフリカの僻地が決定的に違うのは、僻地の人たちは、ほとんどまともな医療行為を受けられないことである。僻村で人々が諾う運命は、金がなければ死ぬほかはないということである。痛みを止めてもらえる抗生物質など、どの国の僻地でも受けられない。
他所から来た人を歓待することを心得たこんなエピソードに心温まる思いがしてくる。
僻地には僻地の礼儀というものがある。モンゴルを訪れた時、牧場主から三頭もの馬を贈られた。そういう時には「ありがとうございました。では今度ご訪問いたしますまで、どうぞ大切にお預かりください」と言えばいいのだという礼儀をその時習ったという。
「家族でお腹いっぱい食べたいです」と言われることがある。満腹することを日常の願いとする貧困の国のことを日本人は身にしみて考えたことがあるだろうか。
アフリカの僻地が決定的に違うのは、僻地の人たちは、ほとんどまともな医療行為を受けられないことである。僻村で人々が諾う運命は、金がなければ死ぬほかはないということである。痛みを止めてもらえる抗生物質など、どの国の僻地でも受けられない。
他所から来た人を歓待することを心得たこんなエピソードに心温まる思いがしてくる。
僻地には僻地の礼儀というものがある。モンゴルを訪れた時、牧場主から三頭もの馬を贈られた。そういう時には「ありがとうございました。では今度ご訪問いたしますまで、どうぞ大切にお預かりください」と言えばいいのだという礼儀をその時習ったという。
2010年10月11日に日本でレビュー済み
日本人が途上国援助をする際に、草の根すぎて援助者本人の生活が立ち行かない姿と、その真逆に潤沢な援助資金で肥え太る援助者の両方の姿をよく目にする。敬虔なカトリック信者で、強力な資金力を誇る日本財団会長を長らくされた作家のエッセー集である。
曽野さんは現場主義を貫き、かならず自分が援助した現場に足を運ぶ。現場主義を守るのは、援助先を決めて資材を送っても途中で色々な人の懐に入ってしまうからだという。信頼できる援助者を見つけることが大切だという。その援助に関する考え方と姿勢は一貫し迷いが感じられない。長年にわたる援助者としての活動の背景には信仰がある。さまざまな倫理的問題や時事問題への発言は歯切れよい。
明らかに途上国の貧困は私達の想像力を遥かに超えている。本書で垣間見た貧困の現実を直視し、さらに次の行動へと進む者が生み出されたなら、この挑発的なエッセーの秘められた主題は達成されたと言えよう。
曽野さんは現場主義を貫き、かならず自分が援助した現場に足を運ぶ。現場主義を守るのは、援助先を決めて資材を送っても途中で色々な人の懐に入ってしまうからだという。信頼できる援助者を見つけることが大切だという。その援助に関する考え方と姿勢は一貫し迷いが感じられない。長年にわたる援助者としての活動の背景には信仰がある。さまざまな倫理的問題や時事問題への発言は歯切れよい。
明らかに途上国の貧困は私達の想像力を遥かに超えている。本書で垣間見た貧困の現実を直視し、さらに次の行動へと進む者が生み出されたなら、この挑発的なエッセーの秘められた主題は達成されたと言えよう。