面白いものからまったく面白くないもの
腹を抱えて笑えるものがたくさん詰まっています。
時々ぱらぱらめくって読みたくなる一冊。
ファンなら「ああ、これはあの作品の・・」とニヤリ。
全作、盗作自由使用権フリーというのも凄いですね。
余談ですが
小説 野性時代 第117号 62332‐20 KADOKAWA文芸MOOK (KADOKAWA文芸MOOK 119)
で
スピードワゴンの小沢さん(筒井ファンです)が『私の好きな筒井作品』に本書を挙げています。
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天狗の落し文 単行本 – 2001/6/27
筒井 康隆
(著)
- 本の長さ251ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2001/6/27
- ISBN-104103145269
- ISBN-13978-4103145264
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
抱腹絶倒のショートショートから脳天直撃の言語遊戯まで、余りにもヒラメキが降ってくるので、獲れ立てのままで公開しました! 純文学、エンターテインメント、SF…全356編+α、文学史上初の使用権フリー短編集。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2001/6/27)
- 発売日 : 2001/6/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 251ページ
- ISBN-10 : 4103145269
- ISBN-13 : 978-4103145264
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,120,083位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 25,763位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。
1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすがのキレ味です。
無駄な文、陳腐な表現がない。
研ぎ澄まされたプロの文章とはこういうものだ!という見本のよう。
なのにやはり筒井文学のこと、
手のひらの中の文字にニヤリあははとさせられます。
無駄な文、陳腐な表現がない。
研ぎ澄まされたプロの文章とはこういうものだ!という見本のよう。
なのにやはり筒井文学のこと、
手のひらの中の文字にニヤリあははとさせられます。
2012年6月17日に日本でレビュー済み
作家・筒井康隆氏のエッセンスが凝縮されている一冊。盗用御自由!とのこと。
氏のファンなら「コレはアレか」とネタ元との繋がりが見えるものにニヤリか。
氏のファンならずも短編ばかりでさくさく気楽に読めるのでお勧めの本ですよ。
本書内容にピンと来るものあれば、氏の作品をこれから読み始めてもよいのでは?
しりあがり寿氏の表紙もいい。両氏の組み合わせが個人的に吐血する程、いい。
氏のファンなら「コレはアレか」とネタ元との繋がりが見えるものにニヤリか。
氏のファンならずも短編ばかりでさくさく気楽に読めるのでお勧めの本ですよ。
本書内容にピンと来るものあれば、氏の作品をこれから読み始めてもよいのでは?
しりあがり寿氏の表紙もいい。両氏の組み合わせが個人的に吐血する程、いい。
2001年9月5日に日本でレビュー済み
実は。ツツイストなので、私が筒井康隆について書くことは参考にならないと思う。
と、いう前提でレビューすると、「非常に楽しめる」本だった。「天狗の落し文」というタイトルや、帯にも記されているように、本書は短い「アイデア集」で構成される。様々なアイデアの「筒井的仕上げ」を想像してしまうのは、やはりツツイストだからだろうか。
ちなみに既発表のもの、筒井氏が別のところで使っているアイデアもいくつか含まれている。
と、いう前提でレビューすると、「非常に楽しめる」本だった。「天狗の落し文」というタイトルや、帯にも記されているように、本書は短い「アイデア集」で構成される。様々なアイデアの「筒井的仕上げ」を想像してしまうのは、やはりツツイストだからだろうか。
ちなみに既発表のもの、筒井氏が別のところで使っているアイデアもいくつか含まれている。
2001年9月6日に日本でレビュー済み
帯びに「全作、盗用自由!」と書かれていて、何事かと思いましたが、読んでみて納得させられました。本書は356編からなる短編集のショートショート。しかし、短い作品ではあるものの筒井康隆らしいブラックジョークが満載されており、正に筒井康隆の独壇場といえる短編集。直感のひらめきを文章としているのでしょうが、読んでいても新鮮ですし、何より僅かな時間でも読み進めていけるのが良い。文豪・筒井康隆はまだまだ健在です。
2011年5月26日に日本でレビュー済み
雑誌等に書かれたショートモノをまとめたもの
各話ほとんどすべて、瞬発力がすごい
このタブーを恐れない若々しさ、考えの深さが伴っているから、強力極まりない
肌に合わない人も多いんだろうと思うが
もっと 掘り下げてそういう人の意見を聞いてみたいものだ
各話ほとんどすべて、瞬発力がすごい
このタブーを恐れない若々しさ、考えの深さが伴っているから、強力極まりない
肌に合わない人も多いんだろうと思うが
もっと 掘り下げてそういう人の意見を聞いてみたいものだ
2010年7月22日に日本でレビュー済み
内容紹介に「あふれかえったアイデアは天才作家の本領全開」とあるが、それほどのことはない。
やはり、アフォリズム(?)集ってのはそんなに簡単なことではないのが良く分かる。
例えば、かの有名な「悪魔の辞典」にしてもなるほどと思うのは20に一つくらい。
これは、やっつけ仕事ではないかな。
ちなみに私は、筒井さんのファンです。ただし、七瀬系だけは面白いとは思いません。
やはり、アフォリズム(?)集ってのはそんなに簡単なことではないのが良く分かる。
例えば、かの有名な「悪魔の辞典」にしてもなるほどと思うのは20に一つくらい。
これは、やっつけ仕事ではないかな。
ちなみに私は、筒井さんのファンです。ただし、七瀬系だけは面白いとは思いません。