萩原朔太郎の娘であり、小説「蕁麻の家」の女流作家萩原葉子との
最後の日々を、一人息子である萩原朔美が描いたエッセー。
購入したものの、萩原葉子の小説の重苦しい雰囲気を思い出し、
タイトルもなんだか恐ろしくて、ついつい何年も「積読本」の山の
中にあったこの本をつい最近、やっと読めた。
個性的な母に困惑し続けたひとり息子萩原朔美。疎遠というより
絶縁に近い時期も経て、最後の186日をともに暮らせたのは奇跡。
子供のころ受けた虐待、結婚生活での苦しさを経て、生き辛さを
抱えたまま筆一本で家族を支えた母の人生を息子の目から描く。
晩年、友人たちに愛されて幸せに暮らしていたと知り、それを
知っただけでも読んでよかったと思えた。
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死んだら何を書いてもいいわ: 母・萩原葉子との百八十六日 単行本 – 2008/10/1
萩原 朔美
(著)
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2008/10/1
- ISBN-104103168110
- ISBN-13978-4103168119
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2008/10/1)
- 発売日 : 2008/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 239ページ
- ISBN-10 : 4103168110
- ISBN-13 : 978-4103168119
- Amazon 売れ筋ランキング: - 291,523位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 56,712位ノンフィクション (本)
- - 84,108位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で借りて読んだのが最初だった。どうしてもまた読みたくなって買った。
私自身大変な親不孝者。しかし著者のように、母親のことを、あなたとは呼ばなかったが。
バブルに向かって一直線の時代、著者は運に恵まれた人だと思う。周囲の人間にもめぐまれていたようだ。
母萩原葉子の若い頃、ちょっと太めだが大変な美人。代表作は火宅の人と同じころに読んだ記憶がある。
著者がジャズに狂っていたころ、当時の新宿の様子などもう少し書いてほしかった。
本は古いものから探すよりない時代になった。この本は貴重である。
私自身大変な親不孝者。しかし著者のように、母親のことを、あなたとは呼ばなかったが。
バブルに向かって一直線の時代、著者は運に恵まれた人だと思う。周囲の人間にもめぐまれていたようだ。
母萩原葉子の若い頃、ちょっと太めだが大変な美人。代表作は火宅の人と同じころに読んだ記憶がある。
著者がジャズに狂っていたころ、当時の新宿の様子などもう少し書いてほしかった。
本は古いものから探すよりない時代になった。この本は貴重である。