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沈まぬ太陽 1 アフリカ篇 上 単行本 – 1999/6/1
山崎 豊子
(著)
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- 本の長さ302ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1999/6/1
- ISBN-104103228148
- ISBN-13978-4103228141
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
巨大な航空会社のおそるべき裏面と暗闇…。時代と組織に弄ばれた主人公の過酷な左遷。中近東のカラチ、テヘラン、そしてナイロビへと海外をたらい回しにされた現代の流刑の徒は、企業という猛獣に不屈の闘いを挑む。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1999/6/1)
- 発売日 : 1999/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 302ページ
- ISBN-10 : 4103228148
- ISBN-13 : 978-4103228141
- Amazon 売れ筋ランキング: - 433,593位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,264位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1924(大正13)年、大阪市生れ。京都女子大学国文科卒。
毎日新聞大阪本社学芸部に勤務。当時、学芸部副部長であった井上靖のもとで記者としての訓練を受ける。勤務のかたわら小説を書きはじめ、1957(昭和32)年に『暖簾』を刊行。翌年、『花のれん』により直木賞を受賞。新聞社を退社して作家生活に入る。
1963(昭和38)年より連載をはじめた『白い巨塔』は鋭い社会性で話題を呼んだ。『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』の戦争三部作の後、大作『沈まぬ太陽』を発表。1991(平成3)年、菊池寛賞受賞。2009(平成21)年には最新長編小説『運命の人』を刊行。同年10月より、「山崎豊子 自作を語る」シリーズ全三巻、『作家の使命 私の戦後』『大阪づくし 私の産声』『小説ほど面白いものはない』を刊行。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月23日に日本でレビュー済み
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5巻ありますが、すぐ読んでしまいました。
2023年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確か日航機墜落事件につながる秘話。
長編だから読み切るのが一苦労。途中で飽きるかも。
長編だから読み切るのが一苦労。途中で飽きるかも。
2021年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不毛地帯に比べると地味かもしれないが、昭和の日本で問題であった労働争議がよく分かる。JALが過去にこんなにもひどい会社だったということも衝撃であった。
全5巻で重めであるがじっくり楽しめる。最近の作家にはない文章の力というか重さというか。一度は読んでみては良いと思う。
全5巻で重めであるがじっくり楽しめる。最近の作家にはない文章の力というか重さというか。一度は読んでみては良いと思う。
2017年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全巻読破し、言い尽くせない疲労感、脱力感に襲われ、なかなか作品レビューを書くことができなかった作品だ。(実に読後2年近くたってようやくレビューを書いている)
本作のように事実を基にした小説はその距離感をどのように定めるべきかに悩まされるが、ここまで時間がたったものなので、一度現実の出来事とは切り離して、ただ恩地のまっすぐな潔い生き方をかみ締めるのが良いのはないかと思う。モデルの人物はここまで責任を負わなかった、この部分はフィクションだと語るのは無粋でしかない。
1巻2巻は巨大企業の理不尽と主人公の正義のせめぎあいを描く。やや退屈に感じるかもしれないが、主人公の人格が少しずつ揺らいでいく姿が味わい深い。人生の指標としてすべての方に読んでほしい。
本作のように事実を基にした小説はその距離感をどのように定めるべきかに悩まされるが、ここまで時間がたったものなので、一度現実の出来事とは切り離して、ただ恩地のまっすぐな潔い生き方をかみ締めるのが良いのはないかと思う。モデルの人物はここまで責任を負わなかった、この部分はフィクションだと語るのは無粋でしかない。
1巻2巻は巨大企業の理不尽と主人公の正義のせめぎあいを描く。やや退屈に感じるかもしれないが、主人公の人格が少しずつ揺らいでいく姿が味わい深い。人生の指標としてすべての方に読んでほしい。
2023年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
山崎豊子作品は、どれも力作なので、読者側も心して読まなくてはと思っています。
沈まぬ太陽は、労働組合が取り上げられていて、主人公が、今後の展開で、日航機墜落事故とどう絡まっていくのか、一巻のアフリカ編では、まだまだよくわかりません。時間のあるときに、じっくりと読むべき作品と思いました。
沈まぬ太陽は、労働組合が取り上げられていて、主人公が、今後の展開で、日航機墜落事故とどう絡まっていくのか、一巻のアフリカ編では、まだまだよくわかりません。時間のあるときに、じっくりと読むべき作品と思いました。
2016年9月15日に日本でレビュー済み
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以前から気になっていた作品。山崎豊子氏初めて読む。読みやすく、ぐいぐい引き込まれる作品に仕上がっている。単純ではない、企業組織という社会の中で自分を貫くことのむずかしさと、その価値を生き生きと表現しているが、実際には難しい。
2023年10月25日に日本でレビュー済み
組合委員長として要人が帰日する日にストを決行し、報復人事として海外僻地をたらい回しされた主人公。
また、第二組合が作られ旧組合は弱体化させられてしまう。
作者は主人公を信念を曲げない人間として肯定的に描いているが、そもそもの原因は自分で作ったうえ融通が利かない人間という感じがする。
小説なので主人公に肩入れするのはいいが、ちょっと偏りすぎな気がした。
また、第二組合が作られ旧組合は弱体化させられてしまう。
作者は主人公を信念を曲げない人間として肯定的に描いているが、そもそもの原因は自分で作ったうえ融通が利かない人間という感じがする。
小説なので主人公に肩入れするのはいいが、ちょっと偏りすぎな気がした。
2013年11月9日に日本でレビュー済み
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冒頭、少し退屈かもしれません。
アフリカでの様子の描写です。
ところが、気づくと、会社と労働組合の人間模様、
会社といっても官僚、政治家が牛耳る特殊な会社での
人間のドロドロとした駆け引きが描かれ始めます。
そうなると、もうノンストップで、全5巻を読み終わります。
もっと早く読んでいれば良かったと悔やみつつ、この本を読めてよかったと幸せに思います。
人間の生き方、振り回されるしかない人生、その中でどうやって生きていくのかなど
自問自答しながら読み、今後の糧となる一冊になります。
アフリカでの様子の描写です。
ところが、気づくと、会社と労働組合の人間模様、
会社といっても官僚、政治家が牛耳る特殊な会社での
人間のドロドロとした駆け引きが描かれ始めます。
そうなると、もうノンストップで、全5巻を読み終わります。
もっと早く読んでいれば良かったと悔やみつつ、この本を読めてよかったと幸せに思います。
人間の生き方、振り回されるしかない人生、その中でどうやって生きていくのかなど
自問自答しながら読み、今後の糧となる一冊になります。