香港マカオは私の初めての外国で、30年前を思い出しました。
主人公が作者と重なって、それは沢木耕太郎の物語に見えました。
こんな長い物語を一気に読んだのは何年ぶりでしょう?
とにかく面白かった。マカオのホテルの大小、思い出しました。
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波の音が消えるまで 上 単行本 – 2014/11/18
沢木 耕太郎
(著)
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購入オプションとあわせ買い
あのマカオの地で――。生と死の極限の中、男はついに「一筋の光」をつかむ。著者初のエンターテインメント小説。千五百枚の超大作!
- 本の長さ454ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2014/11/18
- 寸法13.7 x 2.6 x 19.7 cm
- ISBN-104103275170
- ISBN-13978-4103275176
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2014/11/18)
- 発売日 : 2014/11/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 454ページ
- ISBN-10 : 4103275170
- ISBN-13 : 978-4103275176
- 寸法 : 13.7 x 2.6 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 678,852位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 171,653位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947(昭和22)年、東京生れ。横浜国大卒業。
ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。『若き実力者たち』『敗れざる者たち』等を発表した後、1979年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年には『一瞬の夏』で新田次郎文学賞を受賞。常にノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995(平成7)年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表。
2000年に初めての書き下ろし長編小説『血の味』を刊行。2002年から2004年にかけて、それまでのノンフィクション分野の仕事の集大成『沢木耕太郎ノンフィクション』が刊行され、2005年にはフィクション/ノンフィクションの垣根を超えたとも言うべき登山の極限状態を描いた『凍』を発表、大きな話題を呼んだ。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
異次元のカジノを題材とした話なので、分かりやすいように最初はスピード感がゆっくりなのかと思います。途中から面白くなり、下巻を半分くらいまで進んでしまうと、早く読破したい気持ちともったいない気持ちになりながら、主人公に叱咤激励しながら応援している自分がいました。
2014年12月14日に日本でレビュー済み
沢木耕太郎作品は、深夜特急をインド編まで読んだだけだった。
この本が、書店で平積みになっていて、「あのマカオの地でーー。」という紹介分が上手かったこともあり、手に取った。
数ページ読むと、リスボアとバカラが舞台となっている。
リスボアは私が立ち寄ったことのあるカジノだったし、丁半博打のバカラがどんなストーリーになって行くのか興味を持ったので、
長編はハードだと思いながらも、読んで見ることにした。
影があり美しい娼婦の李欄や、バカラの仙人の様な劉などの、
魅力的な登場人物が出てくるので、なんとか読み進める事が出来たという所です。
(必勝法は無いはずのバカラを、どう解決つけるのかも知りたかったし・・)
ストーリーはまず、
主人公が、単にトランジットで立ち寄っただけで、最初は全く興味がなかった所から、
段々とバカラに引きこまれていくというもの。
バカラの必勝法を見つけるべく盲信し、バカラが中心に描かれて行く。
たくさんのページと行数が割かれて、バカラの目の出方の「庄」と「閒」の羅列や、捲られるトランプの数字が綴られ、賭けのドキドキする雰囲気を出そうとしている。
けれど、私はあまりその臨場感にうまくハマれず、飽きてしまうし、疲れました。
(いくら目の出方を読んだって、1/2の確率じゃ無いか、という考えが先に立ってしまいます。)
あと、この物語も第一人称で進んでいくのですが、
あの主人公の気取った雰囲気がちょっと鼻に付く所、も難点です。
それに、肝心な登場人物のそれぞれの行動の意味(辻褄?)が、私には納得出来ず、なんとなく残念でした。
タイトルにもなっているキーワードの結論もオチも、イマイチ。
沢木耕太郎ファンと、
バカラの罫線を読むことや、しぼり(一番高額をベットした人がトランプを端からめくる独特なめくり方)が好きな方は、
もっと楽しめるのかもしれません。
装丁は、とても好みです。
この本が、書店で平積みになっていて、「あのマカオの地でーー。」という紹介分が上手かったこともあり、手に取った。
数ページ読むと、リスボアとバカラが舞台となっている。
リスボアは私が立ち寄ったことのあるカジノだったし、丁半博打のバカラがどんなストーリーになって行くのか興味を持ったので、
長編はハードだと思いながらも、読んで見ることにした。
影があり美しい娼婦の李欄や、バカラの仙人の様な劉などの、
魅力的な登場人物が出てくるので、なんとか読み進める事が出来たという所です。
(必勝法は無いはずのバカラを、どう解決つけるのかも知りたかったし・・)
ストーリーはまず、
主人公が、単にトランジットで立ち寄っただけで、最初は全く興味がなかった所から、
段々とバカラに引きこまれていくというもの。
バカラの必勝法を見つけるべく盲信し、バカラが中心に描かれて行く。
たくさんのページと行数が割かれて、バカラの目の出方の「庄」と「閒」の羅列や、捲られるトランプの数字が綴られ、賭けのドキドキする雰囲気を出そうとしている。
けれど、私はあまりその臨場感にうまくハマれず、飽きてしまうし、疲れました。
(いくら目の出方を読んだって、1/2の確率じゃ無いか、という考えが先に立ってしまいます。)
あと、この物語も第一人称で進んでいくのですが、
あの主人公の気取った雰囲気がちょっと鼻に付く所、も難点です。
それに、肝心な登場人物のそれぞれの行動の意味(辻褄?)が、私には納得出来ず、なんとなく残念でした。
タイトルにもなっているキーワードの結論もオチも、イマイチ。
沢木耕太郎ファンと、
バカラの罫線を読むことや、しぼり(一番高額をベットした人がトランプを端からめくる独特なめくり方)が好きな方は、
もっと楽しめるのかもしれません。
装丁は、とても好みです。
2016年2月13日に日本でレビュー済み
作家には何か「軸となるこだわり」があると思う。彼の場合はまず「一瞬の夏」のボクシングであり(今も朝日新聞でボクサーの後日談にあたる小説「春に散る」を連載中)、そして「深夜特急」などでも書かれたギャンブルなのだと思う。本書は後者のこだわりが発揮された作品だ。
「バカラに淫する」という表現が何度も出てくる。主人公の破滅的な耽溺の仕方が「淫する」行動と描かれるが、それが意外にサラッとして客観的かつ楽観的なのである。女性との性交シーンなども同じで、どこか冷めているのだ。それはこの作者の特徴なのだと思う。ルポルタージュを生業としている作家のスタンスと言ってもいいかもしれない。
そう考えるとき、「深夜特急」の中で主人公が現地の女性に言われる「孤寒」という言葉が思い出される。この言葉は作中では明確に正確な意味を語られないが、この「弧」「寒」という字面を主人公が自分にふさわしいと思うシーンが有った。いずれも当事者になり得ない客観性に繋がる気がする。
主人公が劉さんの幻影を追いかけ、その先にバカラ必勝法を追いかける展開は、かなり悲劇的な結末を連想させた。しかし結果的には無事、日常に帰還していくことを示唆して終わる。これは彼が手がけた多くのルポルタージュに比べると甘口で、大人の童話のようだなと思った。そこがホッとするとともに残念ではあった。
「バカラに淫する」という表現が何度も出てくる。主人公の破滅的な耽溺の仕方が「淫する」行動と描かれるが、それが意外にサラッとして客観的かつ楽観的なのである。女性との性交シーンなども同じで、どこか冷めているのだ。それはこの作者の特徴なのだと思う。ルポルタージュを生業としている作家のスタンスと言ってもいいかもしれない。
そう考えるとき、「深夜特急」の中で主人公が現地の女性に言われる「孤寒」という言葉が思い出される。この言葉は作中では明確に正確な意味を語られないが、この「弧」「寒」という字面を主人公が自分にふさわしいと思うシーンが有った。いずれも当事者になり得ない客観性に繋がる気がする。
主人公が劉さんの幻影を追いかけ、その先にバカラ必勝法を追いかける展開は、かなり悲劇的な結末を連想させた。しかし結果的には無事、日常に帰還していくことを示唆して終わる。これは彼が手がけた多くのルポルタージュに比べると甘口で、大人の童話のようだなと思った。そこがホッとするとともに残念ではあった。
2014年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エッセイ集『ポーカーフエース』でも感心したのでしたが、「そこに行くのか」という意外性や事件性が盛りだくさんに散りばめられていて、読み出したら止まらないという印象でした。博打であるバカラの波と、サーフィンの波との対応関係や、各登場人物の過去に捕らわれた生き方の波が重なり合って、物語が進んでいきます。カメラマンとしての、観る目も大事な要素のひとつです。自分のあるべき世界を再構築することを目指していながら破滅への崖っぷちまで至ってしまうスリルも格別でした。平成26年11月25日(火)の朝日新聞夕刊の文芸・批評によると、脱稿までに5年かかったとのこと。さもありなん。下巻まで3日で読了し、寝不足になりながら、「・・・、イ、ズ、コ、カ、ヘ」で余韻を残す。
2015年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ノンフィクション作家は、ノンフィクションを書き続けるべきかも知れません。
展開がだるく、物語りに引き込まれませんでした。そのため、昂揚感もなく、賭博という不安と期待、愉悦と恐怖を伴う行為が現実味を帯びて迫っては来ませんでした。
沢木さんの本で、初めて読了していません。
展開がだるく、物語りに引き込まれませんでした。そのため、昂揚感もなく、賭博という不安と期待、愉悦と恐怖を伴う行為が現実味を帯びて迫っては来ませんでした。
沢木さんの本で、初めて読了していません。
2016年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公のモデルが高倉健ということで読みました。延々とバカラについて書いているが不思議な引き込む力がありました。
2014年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パラパラと立ち読みしたら、「庄」「閒」という漢字の羅列が目立ち、ギャンブル嫌いな私は購入するのを躊躇った。しかし、「一瞬の夏」に衝撃を受けて以来、ずっと沢木さんの本は読み続けてきたし、何か得るものがあるに違いないと思い、2冊まとめ買い。上巻の最初のうちこそ入りづらかったけれど、中盤からはもうやめられなくなってしまった。下巻になると、食事中も次の展開が気になってしまうほど、ストーリーの世界にのめりこんでいる自分に驚いた。大袈裟ではない。もともとスポーツのノンフィクションが得意な作家だけに、サーフィンやバカラの勝負のかけひき、心理状態を書かせたら天下一品だ。バカラのルールがわからなくても、スリルをたっぷりと味わえるから安心して読み進めていってほしい。そして、主人公をとりまく3人の女性たちの個性的な美しさも際立っている。ラストシーンも沢木さんらしく、あたたかみがありつつ、潔くていい。読後、人に勧められて読んだ他の本がどれもつまらなく感じてしまうほど、読み応えのある本だった。間違いなく、私にとっては2014年のベスト1だ。