体と心は密接につながっていて
意識ある自分が思いもしなかった事が身体症状に出てくる事がよくわかります、薬の効かない症状には心療内科が必要です。
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心療内科を訪ねて: 心が痛み、心が治す 単行本 – 2003/8/1
夏樹 静子
(著)
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2003/8/1
- ISBN-104103462086
- ISBN-13978-4103462088
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
顎関節症、拒食・過食、脱毛…。原因不明の症状に苦しむさまざまな人々。心身症を患った著者が、心理療法の紹介も織り込みながら「あるがままの自分」への回帰をうながすメッセージ。月刊誌『波』で連載されたものをまとめた。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2003/8/1)
- 発売日 : 2003/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 204ページ
- ISBN-10 : 4103462086
- ISBN-13 : 978-4103462088
- Amazon 売れ筋ランキング: - 744,291位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 274位精神医学ノンフィクション
- - 99,472位暮らし・健康・子育て (本)
- - 199,916位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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東京生まれ。慶応義塾大学英文学科卒。1973年、「蒸発」で第26回日本推理作家協会賞受賞。89年、仏語訳「第三の女」で第54回フランス犯罪小説大賞受賞、2006年に女性作家では初めて、日本ミステリー文学大賞を受賞する。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 裁判百年史ものがたり (ISBN-13: 978-4163723303 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年10月12日に日本でレビュー済み
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何しろ体調が思わしくなく病院巡りになりまして最終的に「貴方のような人は心療内科へ・・」とドクターに言われイザ心療内科へ・・近くにありましたので(ネットで検索しましたらものすごくすばらしい説明に明るい兆し?に思え予約をしました)所が・・・違いました。あげくのはてに「心療内科」から「心療内科」へ回され入院で薬だけの入院でした。この本の「心療内科」と病院を羨ましく思います。それと同時に「心療内科」が今、沢山ありますが惑わされないようにしないと大変です。病気は病気の場合もあると自分自身で感じてます。この本は私に取りましては1つのかてになりました。(良くも悪くも)
2018年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身、大腸炎罹患後の痛みが止まらないのに血液検査も超音波も内視鏡も異状無しで、心が痛んでるとしか考えられない、でもこの痛みが器質的な物でないと言うのも信じられない、という感じで、この本のエピソードまんまです。そんな私にこの本は救いでしたが、だからと言って痛みが無くなるわけでもなく、現実に心療内科を探す手立も無く、定期的に主治医に検査してもらいかりそめの安心を得るだけです・・・
2016年12月20日に日本でレビュー済み
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普通の西洋医学や接骨院を相手にしていたら、解決しなかった「痛み」が解決できた実体験本。
取材者が、実際の病人であり、物書きであるという利点が効果的に表れている。また、本づくりのプロが
手がけている良さも大変感じる。
装丁が優しいのも気持ちが救われる。友人二人の脊椎管狭窄症の悩みに付き合ううちに、この本に巡り合った。
親戚の人の、歯のかみ合わせノイローゼもこういう治療に巡り合っていたらと思った。
取材者が、実際の病人であり、物書きであるという利点が効果的に表れている。また、本づくりのプロが
手がけている良さも大変感じる。
装丁が優しいのも気持ちが救われる。友人二人の脊椎管狭窄症の悩みに付き合ううちに、この本に巡り合った。
親戚の人の、歯のかみ合わせノイローゼもこういう治療に巡り合っていたらと思った。
2017年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
役に立ちました。すぐに届きました。たくさんの方に読んで欲しい内容です。
2016年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心と体の関係って、こういうこともあるんだな、と、驚かされました。
2007年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の詳細な腰痛闘病記「椅子が怖い」の後、心療内科で取材した患者さんたちの記録が短編のように並んでいます。
本書により、心療内科の守備範囲がわかるという意味で、心療内科のよい入門書になっていると感じます。
たぶん典型的な症状が書かれていて、みなさん快方に向かわれているか全快された方達ばかりですが、それぞれに
壮絶な体験が書かれています。
本書のあとで、「椅子が怖い」を読み、こころを奪われました。2冊合わせて読むことで、新しい世界が
開けた感じがします。さらに、池見著「診療内科」という中公新書を読みましたが、内容として古い中公新書
よりも本書の方が読みやすかったです(池見著で心療内科の心意気はわかりましたが)。
本書により、心療内科の守備範囲がわかるという意味で、心療内科のよい入門書になっていると感じます。
たぶん典型的な症状が書かれていて、みなさん快方に向かわれているか全快された方達ばかりですが、それぞれに
壮絶な体験が書かれています。
本書のあとで、「椅子が怖い」を読み、こころを奪われました。2冊合わせて読むことで、新しい世界が
開けた感じがします。さらに、池見著「診療内科」という中公新書を読みましたが、内容として古い中公新書
よりも本書の方が読みやすかったです(池見著で心療内科の心意気はわかりましたが)。
2009年3月3日に日本でレビュー済み
取材もよくされており、リアルな心療内科の”今”がわかる良書だと思う。
心身医学がベースにある心療内科は、心と体は別物として考える現代医療に
とっては異例の科である。
が、正直、私はこの本を読んでショックだった。
多くの人が、専門家にになんとかしてもらおうという依存的な態度でいること。
自分の身体をモノのようにしか扱えない人達。手術でなんども体を切ったり、
パーツを取り替えたり。人間の身体イメージはここまでモノ化してしまってるの
か・・・。機械を直すのも有機体を治すのも同じように考えてしまう。生命の通
わない身体のイメージが根強く定着しているとすれば、これは時代・文化の病である。
認知行動療法は(有効なアプローチではあるが)、言語という”道具”を使っ
て、自分の思考を”操作”する。
バイオフィードバック・・、機械を通さなくては自分の体の内側からの微かな
感覚を感じられないのか。
自律訓練法の無機的な温かみのない指示。
薬物療法も患者を依存させる。副作用の危険も大きい。(有用な場合もあるが)
心療内科で行われている治療法は、人間に備わる”自然治癒力”の存在を無視
してしまっているのだ。
この分野に関しては現代医療より、ひと昔前の野口整体や江戸時代から広く行わ
れてきた白隠禅師の健康法、禅、さらにさかのぼりシャーマニズムに共通するよ
うな、『生命体が本来もっている力』を最大限に活かす療法のほうが人間らしく
自然であり、理想的であると感じられた。
最新の治療法や薬より、温故知新、昔からの人間の知恵の集大成のほうが
一枚上手ということもある。
どんな治療をしても最後には「機」が熟して解決したという、一文があり、
そこが妙に印象的だった。
合わせて、斉藤 学『家族パラドクス』を読むといいかもしれない。
大平 健『診療室にきた赤ずきん』も面白い。
心身医学がベースにある心療内科は、心と体は別物として考える現代医療に
とっては異例の科である。
が、正直、私はこの本を読んでショックだった。
多くの人が、専門家にになんとかしてもらおうという依存的な態度でいること。
自分の身体をモノのようにしか扱えない人達。手術でなんども体を切ったり、
パーツを取り替えたり。人間の身体イメージはここまでモノ化してしまってるの
か・・・。機械を直すのも有機体を治すのも同じように考えてしまう。生命の通
わない身体のイメージが根強く定着しているとすれば、これは時代・文化の病である。
認知行動療法は(有効なアプローチではあるが)、言語という”道具”を使っ
て、自分の思考を”操作”する。
バイオフィードバック・・、機械を通さなくては自分の体の内側からの微かな
感覚を感じられないのか。
自律訓練法の無機的な温かみのない指示。
薬物療法も患者を依存させる。副作用の危険も大きい。(有用な場合もあるが)
心療内科で行われている治療法は、人間に備わる”自然治癒力”の存在を無視
してしまっているのだ。
この分野に関しては現代医療より、ひと昔前の野口整体や江戸時代から広く行わ
れてきた白隠禅師の健康法、禅、さらにさかのぼりシャーマニズムに共通するよ
うな、『生命体が本来もっている力』を最大限に活かす療法のほうが人間らしく
自然であり、理想的であると感じられた。
最新の治療法や薬より、温故知新、昔からの人間の知恵の集大成のほうが
一枚上手ということもある。
どんな治療をしても最後には「機」が熟して解決したという、一文があり、
そこが妙に印象的だった。
合わせて、斉藤 学『家族パラドクス』を読むといいかもしれない。
大平 健『診療室にきた赤ずきん』も面白い。