地方に移り住んだ「移住女子」の存在がボクも気になり、どうして実現出来たのかを知るために坂下可奈子さん(現姓佐藤)を追いかけて十日町市池谷に通い始めたのが6年前。ボクのセカンドライフを綴った「お気楽!セカンドライフ」の中でボクなりにその訳を考えたのだが、結局はそう生きたいと思ったからそういう風に生きてしまえると言うシンプルな思い切りの良さが彼女達に共通する勇気だったのだとこの本を読んで改めて気が付く事が出来た。
しかも移住女子達に焦点を当てたのはある意味当然ながら女性ルポライター。だからこそ移住女子達の個々の性格、相性や出会いが偶然であったとしても、自分が出来る事、したい事と地域が求めている事とのマッチングを通して必然であり納得の移住生活を送って行ける芯の強さが導き出せたのだと思う。
だからこそこれは単なる移住のお薦めではなく、これから女性だけでなく男性も含めて自分はこれからどんな暮らしを目指すのかを振り返る良いきっかけになるだろうと思った。

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移住女子 単行本(ソフトカバー) – 2017/1/27
伊佐 知美
(著)
もっと私らしく生きていける場所がある!
家賃が高い、通勤がしんどい、おまけに子育ても大変。
そんな都会から地方へ移住して未来を変えた、8人の「今」。
岩手、新潟、鳥取、福岡と場所は違えど、
そこには豊かな自然、ご近所さんとの絆、ゆったり流れる時間がある。
移住のきっかけ、働き方、恋の話……。
地域に寄り添い自分らしく生きる女性たちの素顔に迫る。
-------------
【目次】
はじめに
移住女子のリアル
・遠野の土地と、人に恋をした――岩手県遠野市 伊勢崎まゆみさん
・石巻で出会った漁業が天職になった――宮城県石巻市 島本幸奈さん
・移住で得た唯一無二の「私」――新潟県長岡市川口 栗原里奈さん
・「ありのままの私」でいい暮らし――新潟県十日町市池谷 佐藤可奈子さん
・地域ならではの仕事の組み合わせ方――長野県下水内郡栄村 渡邉加奈子さん
・自然を生かした子育てを実現! ――鳥取県八頭郡智頭町 西村早栄子さん
・私が大切にする「ぽっちり」な暮らし――高知県土佐郡土佐町(嶺北地域) ヒビノケイコさん
・生きる力をもっと上げたい! ――福岡県糸島市 畠山千春さん
移住女子を考える
おわりに
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家賃が高い、通勤がしんどい、おまけに子育ても大変。
そんな都会から地方へ移住して未来を変えた、8人の「今」。
岩手、新潟、鳥取、福岡と場所は違えど、
そこには豊かな自然、ご近所さんとの絆、ゆったり流れる時間がある。
移住のきっかけ、働き方、恋の話……。
地域に寄り添い自分らしく生きる女性たちの素顔に迫る。
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【目次】
はじめに
移住女子のリアル
・遠野の土地と、人に恋をした――岩手県遠野市 伊勢崎まゆみさん
・石巻で出会った漁業が天職になった――宮城県石巻市 島本幸奈さん
・移住で得た唯一無二の「私」――新潟県長岡市川口 栗原里奈さん
・「ありのままの私」でいい暮らし――新潟県十日町市池谷 佐藤可奈子さん
・地域ならではの仕事の組み合わせ方――長野県下水内郡栄村 渡邉加奈子さん
・自然を生かした子育てを実現! ――鳥取県八頭郡智頭町 西村早栄子さん
・私が大切にする「ぽっちり」な暮らし――高知県土佐郡土佐町(嶺北地域) ヒビノケイコさん
・生きる力をもっと上げたい! ――福岡県糸島市 畠山千春さん
移住女子を考える
おわりに
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- 本の長さ168ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2017/1/27
- 寸法18.8 x 12.7 x 1.5 cm
- ISBN-104103506911
- ISBN-13978-4103506911
商品の説明
著者について
1986年新潟県生まれ。横浜市立大学国際総合科学部卒。編集者・ライター・フォトグラファー。㈱Wasei所属。これからの暮らしを考えるウェブメディア『灯台もと暮らし』(http://motokurashi.com/)編集長として、現在は日本全国、世界中を旅しながら取材・執筆活動をしている。オンラインサロン「編集女子が"私らしく生きるため"のライティング作戦会議」主宰。
tomomiisa.com
tomomiisa.com
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2017/1/27)
- 発売日 : 2017/1/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 168ページ
- ISBN-10 : 4103506911
- ISBN-13 : 978-4103506911
- 寸法 : 18.8 x 12.7 x 1.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 823,321位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 266位田舎暮らし
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
都会から移住してそれぞれのやり方で成功した人たちの声を集めた本。
これを読んで思ったことは、田舎に住むならかなり行動力のある人でないと無理。ということでした。
何のスキルも持たず、ただ田舎の方に住んでのんびり暮らしたい、という人には難しいみたいです。
あと、既婚者や地元でパートナーを見つけたという人がほとんどで、女性が一人でやっていくのは難しいのか?と感じました。
もっと開業して~とか特別なことではなく、普通に移住して就職してやっていけている人たちの声が聞きたかったです。
これを読んで思ったことは、田舎に住むならかなり行動力のある人でないと無理。ということでした。
何のスキルも持たず、ただ田舎の方に住んでのんびり暮らしたい、という人には難しいみたいです。
あと、既婚者や地元でパートナーを見つけたという人がほとんどで、女性が一人でやっていくのは難しいのか?と感じました。
もっと開業して~とか特別なことではなく、普通に移住して就職してやっていけている人たちの声が聞きたかったです。
2019年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とっても面白かった!生き方は1つじゃないし、出会いが新しい生き方を知るきっかけになる。
新しい生き方を見つけた人たちは、めっちゃ意欲的に人生を楽しみ、自分だけじゃなく、周りの人達のために頑張ったりしたるのがステキだった
新しい生き方を見つけた人たちは、めっちゃ意欲的に人生を楽しみ、自分だけじゃなく、周りの人達のために頑張ったりしたるのがステキだった
2021年12月14日に日本でレビュー済み
男性向けの田舎移住本と違い、恋だの代官山だの”憧れ”を持ち込んだ田舎移住本です。
Twitterで田舎移住についてツイートしてる意識高い系の痛いアカウントが苦手な人には向きません。
私は「○○な私」みたいな、特別で唯一無二の「私」、輝いている「私」みたいな言い回しが嫌いなので合いませんでした。
Twitterで田舎移住についてツイートしてる意識高い系の痛いアカウントが苦手な人には向きません。
私は「○○な私」みたいな、特別で唯一無二の「私」、輝いている「私」みたいな言い回しが嫌いなので合いませんでした。
2017年2月12日に日本でレビュー済み
読み始めたら数時間であっという間に読み終えてしまったという印象です。
読みながら大きく二つのことが頭に浮かびました。
①「人は、誰かに話せるようなストーリーを必ず一つは持っている」
掲載されている皆さんの移住したきっかけも千差万別なら、移住に対して大切にしているものも人それぞれ、なかには「移住しよう」と思っていたわけではなかったかれど、天命を受けるがごとく移住された方も。
その中での共通項は、移住後にそれぞれの方々が幸せそうに話している様子が文中からもにじみ出てきています。
その人それぞれのとても素敵なストーリーが詰まった本です。
②「自分らしく生きていける場所は、一つではない」
「移住バンザイ」とか、「移住で必ず幸せに」のようにとられかねないタイトルの本です。実際の中身も移住した良さがかなりの部分を占めていますが、移住に関して注意しなければならないことや、自分にとって思って行ったその場所が唯一のものではない可能性もあり、そのことについての注意は必要と思いました。(文中には少しその部分について触れられています。)ただ、そういったアドバイスは本署掲載の皆さんがかなり持っておられ、それに関する相談もやられていることから、実際に会いに行ってみるのが一番早いかもしれません。
読み終えての目線として、男目線で考える移住とは少し違った見方が勉強できる本です。
著者の方が編集長を務めているウェブメディア「灯台もと暮らし」も楽しそうで後で読んでみたいと思います。
[・・・]
読みながら大きく二つのことが頭に浮かびました。
①「人は、誰かに話せるようなストーリーを必ず一つは持っている」
掲載されている皆さんの移住したきっかけも千差万別なら、移住に対して大切にしているものも人それぞれ、なかには「移住しよう」と思っていたわけではなかったかれど、天命を受けるがごとく移住された方も。
その中での共通項は、移住後にそれぞれの方々が幸せそうに話している様子が文中からもにじみ出てきています。
その人それぞれのとても素敵なストーリーが詰まった本です。
②「自分らしく生きていける場所は、一つではない」
「移住バンザイ」とか、「移住で必ず幸せに」のようにとられかねないタイトルの本です。実際の中身も移住した良さがかなりの部分を占めていますが、移住に関して注意しなければならないことや、自分にとって思って行ったその場所が唯一のものではない可能性もあり、そのことについての注意は必要と思いました。(文中には少しその部分について触れられています。)ただ、そういったアドバイスは本署掲載の皆さんがかなり持っておられ、それに関する相談もやられていることから、実際に会いに行ってみるのが一番早いかもしれません。
読み終えての目線として、男目線で考える移住とは少し違った見方が勉強できる本です。
著者の方が編集長を務めているウェブメディア「灯台もと暮らし」も楽しそうで後で読んでみたいと思います。
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2017年2月12日に日本でレビュー済み
田舎暮らしって興味あるけど、あまり情報も入ってこないし、どうなんだろう?
移住する人ってどんな人?どんなきっかけで?仕事は?等、興味はあってもなかなか知る機会がありません。
そんな興味や疑問に答えてくれる本です。
8人の女性がそれぞれどんなきっかけで移り住むようになり、どのような仕事で生計を立てているのか、暮らしぶりなどが詳しく取材されています。
移住に興味がある方に是非おすすめです。
移住する人ってどんな人?どんなきっかけで?仕事は?等、興味はあってもなかなか知る機会がありません。
そんな興味や疑問に答えてくれる本です。
8人の女性がそれぞれどんなきっかけで移り住むようになり、どのような仕事で生計を立てているのか、暮らしぶりなどが詳しく取材されています。
移住に興味がある方に是非おすすめです。
2017年2月19日に日本でレビュー済み
これまで自分の人生に「移住」という選択肢がなかった私も、この『移住女子』を読んでからは、今とは違う場所で暮らしを作っていく未来もありえるのかもしれない。そんなふうに、ぼんやりと思うようになりました。「移住」が人生の選択肢の中にできた、といった感じですかね。それは、本書で描かれている女性たちがもともと、移住をするために移住したわけではなく、また、彼女たちの中にあるストーリーが突飛したものではなかったからかもしれません。移住は、どちらかと言えば手段であり、彼女たちにとって目的ではなかったということから、自分自身の幸せの選択肢の1つとして生まれたのだということがよくわかります。そして、本書に登場する女性たちが年齢層や置かれている状況も様々なので、「こんな人じゃないと移住できない」と言った心持ちではなく、誰にでもありうる選択肢として「移住」を感じることができ、移住を自分の暮らしに照らし合わせながら読み進めることができたんだと思います。そして、この『移住女子』は、たしかに移住をテーマにした本であるけれど、実はみんなに移住してもらいたいという主旨の本ではなく、本の最後に込められた伊佐知美さんの言葉こそ、彼女が移住女子を取材してきて伝えたかった最大のメッセージだと思います。