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いかれころ 単行本 – 2019/6/27
三国 美千子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「ほんま私は、いかれころや」河内弁で「完膚なきまでやられた」のは誰か――。南大阪のある一族に持ち上がった縁談を軸に、牧歌的な田舎の暮らし、不安定でわがままな母を甘やかす本家の祖父母、学生運動をしていた婿養子の父、精神を病んだ叔母、因襲に縛られた親戚たちの姿などを幼女の視点から鮮やかに描く。新人らしからぬ圧倒的力量を選考委員が絶賛した三島由紀夫賞受賞作にして新潮新人賞ダブル受賞のデビュー作。
- 本の長さ152ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2019/6/27
- 寸法13.7 x 1.7 x 19.7 cm
- ISBN-104103526610
- ISBN-13978-4103526612
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出版社より
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いかれころ | 【単行本】骨を撫でる | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.5
17
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5つ星のうち4.0
3
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価格 | ¥118¥118 | ¥1,980¥1,980 |
【新潮文庫】三国美千子 作品 | 南河内に暮らすある一族に持ち上がった縁談を軸に、親戚たちの奇妙なせめぎ合いを四歳の少女の視点で豊かに描き出したデビュー作。 | 「きょう日、みな金、金、金や。けったくそ悪い」どの家にもそれぞれ汚点となる人間がいた。そこから家族にがたがくるのか、家族にがたがきているから勝手をする人間が出てくるのか。わりを食うのは優しく、弱い立場の人間だ――。土地と血縁に縛られ、しぶとく、したたかに生きる人間の姿を描き出す表題作ほか一篇収録。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2019/6/27)
- 発売日 : 2019/6/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 152ページ
- ISBN-10 : 4103526610
- ISBN-13 : 978-4103526612
- 寸法 : 13.7 x 1.7 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 695,988位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
関西の田舎の感じがよくでていました。
2021年3月17日に日本でレビュー済み
〇 南河内の一家の描写。登場するのはちょっと下品で悪意のある人々。自分の家族を書きながら、変にべたべたしておらず、憎しみもなく、適度な距離を保っている。
〇 何がこの作品に込められたメッセージなのだろう? 作者は、①一つの家のなかでも血によって人の特徴があり、それが支配していること、②狭い社会では昔からの序列がモノを言うということ、③古い世界では女はモノのように考えられているということ、を言いたかったらしい。そう言われればたしかにこれらは表現されている。しかしそれよりも、この作品に表現されているのは、「人ってこの程度のものよ」という諦めではなかろうか。
〇 語り手は大人になってから、自身が4歳の頃のことを書いているという設定なので、4歳の目を通した観察に、大人の視点で批評と説明を加えることになる。これが良い効果を上げている。
〇 何がこの作品に込められたメッセージなのだろう? 作者は、①一つの家のなかでも血によって人の特徴があり、それが支配していること、②狭い社会では昔からの序列がモノを言うということ、③古い世界では女はモノのように考えられているということ、を言いたかったらしい。そう言われればたしかにこれらは表現されている。しかしそれよりも、この作品に表現されているのは、「人ってこの程度のものよ」という諦めではなかろうか。
〇 語り手は大人になってから、自身が4歳の頃のことを書いているという設定なので、4歳の目を通した観察に、大人の視点で批評と説明を加えることになる。これが良い効果を上げている。
2020年2月7日に日本でレビュー済み
登場人物たちがいる空間の、空気の匂いまで漂ってくるような文体が、とても良かったです。作品に入り込みました。
私は関東の者なので関西弁の作品を読むのは苦手です。しかし、強い方言を用いて書かれているようなので、地の文も関西のリズムで読むべきだと思い、奈良出身の友人の話し方を参考に読んでみました。(河内弁とは違うのでしょうが、致し方ありません。)
後半の、カゴが転がる箇所では感情移入して、少し涙が出てしまいました。
ラストのあたりも好きです。「私」に作者の人生を感じます。
次の作品も楽しみにしてます。
私は関東の者なので関西弁の作品を読むのは苦手です。しかし、強い方言を用いて書かれているようなので、地の文も関西のリズムで読むべきだと思い、奈良出身の友人の話し方を参考に読んでみました。(河内弁とは違うのでしょうが、致し方ありません。)
後半の、カゴが転がる箇所では感情移入して、少し涙が出てしまいました。
ラストのあたりも好きです。「私」に作者の人生を感じます。
次の作品も楽しみにしてます。
2023年2月20日に日本でレビュー済み
作中に散りばめられた描写、単語、時代背景などを知識として理解できるか否かで評価が分かれそう
2019年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
関西弁に惹かれてインストールしましたが、
内容が暗く、思っていたのと違いました。
内容が暗く、思っていたのと違いました。
2022年3月3日に日本でレビュー済み
一見4歳の女の子の視点から語られているようで、実は30年ほど後の回想を幼かった自分の目を通して描いているため、物語の中では闊達に動き喋っている人の間もなくの末路であったり、その後の家族や関係性の崩壊であったりを、瞬時に差し込める諸行無常の作品になっています。また、たとえば同じ人物でありながらも「母」と「久美子」の呼び分けであったり、文の長短やたたみかけであったりの巧みさが際立っている印象を受けました。
物語を語る主人公の、これまでの来歴や日常に思いを致すのもまた一興かと。
物語を語る主人公の、これまでの来歴や日常に思いを致すのもまた一興かと。
2021年7月11日に日本でレビュー済み
三島由紀夫賞受賞時の動画を見た事がきっかけで読みました。
昭和の大阪南部が舞台なので、河内弁、今では使われない俗語などが端々に使われています。
この地域に馴染みのない方には言葉やニュアンスがわかりづらいのではないでしょうか?
4才の女の子の視点でストーリーが進みます。
このくらいの子どもって、大人が思うよりうんと冷静に事実を見ているもので、大人のいやらしさ、狡さ、嫉妬、衝動性などが生々しく綴られています。
切ないような、苛立つような、或いはどうでも良いよめんどくさいなぁというような感情が混ざり合って沸いてきます。
そして、これって自分の幼少期にも感じた事のある感覚だと思い出し、なんとも暗い気持ちになってしまいました。
閉塞感のある家庭、社会が幼い子の世界の全てだから、当たり前にこの中で立ち回って生きるしかないんですよね。
作者のテーマが何だったのかをストーリーから受け取る事ができませんでした。私には合わなかったのかもしれません。
昭和の大阪南部が舞台なので、河内弁、今では使われない俗語などが端々に使われています。
この地域に馴染みのない方には言葉やニュアンスがわかりづらいのではないでしょうか?
4才の女の子の視点でストーリーが進みます。
このくらいの子どもって、大人が思うよりうんと冷静に事実を見ているもので、大人のいやらしさ、狡さ、嫉妬、衝動性などが生々しく綴られています。
切ないような、苛立つような、或いはどうでも良いよめんどくさいなぁというような感情が混ざり合って沸いてきます。
そして、これって自分の幼少期にも感じた事のある感覚だと思い出し、なんとも暗い気持ちになってしまいました。
閉塞感のある家庭、社会が幼い子の世界の全てだから、当たり前にこの中で立ち回って生きるしかないんですよね。
作者のテーマが何だったのかをストーリーから受け取る事ができませんでした。私には合わなかったのかもしれません。
2019年12月4日に日本でレビュー済み
まず文章の破綻がところどころに見え、読みにくいです。それが4歳の主人公視点だからと言いたいにしても、主語や目的語がないのでかなり脳内補完を要求されます。
母に支配されてたふうな表現も弱い。
主人公が入園したあたりから面白くなりそうと気持ちを持ち直しましたが、それも不発。
時々面白そうな未来のことを過去形で書いてあるけど、そこに至るお話があるわけでもなく。
「いかれころ」というどこか禍々しい響きのタイトルも活かしきれてないと思う。
三島由紀夫賞…?
帯でもそうそうたる先生方が絶賛されてますし、私の読解力のなさかもしれません。
毒にも薬にもならないお話。読後感は何も残りません。
母に支配されてたふうな表現も弱い。
主人公が入園したあたりから面白くなりそうと気持ちを持ち直しましたが、それも不発。
時々面白そうな未来のことを過去形で書いてあるけど、そこに至るお話があるわけでもなく。
「いかれころ」というどこか禍々しい響きのタイトルも活かしきれてないと思う。
三島由紀夫賞…?
帯でもそうそうたる先生方が絶賛されてますし、私の読解力のなさかもしれません。
毒にも薬にもならないお話。読後感は何も残りません。