大学時代に文庫本で読み、再読のために購入しました。
きっかけは村上春樹×タイトルでしたが、
ため息が出るくらい美しい情景が散りばめられており、生涯の一冊となっております。
これを母国語で読めることを誇らしく思います。
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 新装版 単行本 – 1999/5/1
村上 春樹
(著)
第21回(1985年) 谷崎潤一郎賞受賞
- 本の長さ618ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1999/5/1
- ISBN-104103534109
- ISBN-13978-4103534105
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
私の知らないうちに世界は始まり、世界は終わろうとしていた。そんな無茶な! 笑いと恐怖と思想、三重仕掛けで描かれた迷宮へ…。隠された秘密を巡って同時進行する「幻想世界」と「冒険活劇」の物語。85年刊の新装版。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1999/5/1)
- 発売日 : 1999/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 618ページ
- ISBN-10 : 4103534109
- ISBN-13 : 978-4103534105
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,375,495位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 32,271位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。
1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
GOOD
2020年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
村上作品の中でも1番のお気に入り。文庫を何度も読み、ボロボロになってきたので、買い替え。とても美しい本です。これからの人生で、またきっと何度も読み返します。
近くの書店では手に入らなくなっていたので、助かります。
近くの書店では手に入らなくなっていたので、助かります。
2021年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
村上春樹さんの小説は、全て読んでいますが、世界観が、良いです!
2012年10月30日に日本でレビュー済み
村上春樹が好きと言う身近な人が、「これが
一番だと思う」と推した作品がこれでした。
もう10年以上前にノルウェイの森を読んで以来、
今回初めてこの作品を1回通読しました。
二つの物語が交互に出てくるところに
特に疲れは感じませんでしたが、
二つの直線が始まりでは30cm離れていたのが
キーワードがつながりになって近づいて行って、
でも私の中では最後2cmぐらいのところまでは行ったけど
1点に集まってくるという感じではなかった、という
感覚です。
構成力は多分すごいだろうな、と思うのですが、
そのすごさがどのようなものかはわからない、という
レベルです。
それより、端々に出てくる洒落た小道具だとか
音楽作品だとかを楽しみ、特に後半に出てくる登場人物が
話す名言めいたものにその都度立ち止まって
「う〜ん、わかるようなわからないような」
と考えている段階、というところ。
また時間が経って読むとどこか
すっと胸に入り込んでくるものがあるかもしれない
けど、いまはまだ、という感じです。
ただ2つの話のどちらにしても、最後の部分の
自分の人生の些細な日常をいとおしむような部分や
自分のこれからの制限される人生を考えても
その場に残ろうとする選択の場面は
月並みですが、これから辛い事やばかばかしいこと
があってもどうにかやっていこうという
かすかな勇気がもらえました。
以前、地球上で自分以外すべての人がいなくなったら
自分は一人でどれぐらい生きようと思えるだろうか
と考えたことがあり、他の人が一人もいなかったら
多分行きたいとは微塵も思わないだろうと思って
いましたが、「ハードボイルド〜」の最終章部分
では「ん、そうじゃないかも!?」と思わされました。
一番だと思う」と推した作品がこれでした。
もう10年以上前にノルウェイの森を読んで以来、
今回初めてこの作品を1回通読しました。
二つの物語が交互に出てくるところに
特に疲れは感じませんでしたが、
二つの直線が始まりでは30cm離れていたのが
キーワードがつながりになって近づいて行って、
でも私の中では最後2cmぐらいのところまでは行ったけど
1点に集まってくるという感じではなかった、という
感覚です。
構成力は多分すごいだろうな、と思うのですが、
そのすごさがどのようなものかはわからない、という
レベルです。
それより、端々に出てくる洒落た小道具だとか
音楽作品だとかを楽しみ、特に後半に出てくる登場人物が
話す名言めいたものにその都度立ち止まって
「う〜ん、わかるようなわからないような」
と考えている段階、というところ。
また時間が経って読むとどこか
すっと胸に入り込んでくるものがあるかもしれない
けど、いまはまだ、という感じです。
ただ2つの話のどちらにしても、最後の部分の
自分の人生の些細な日常をいとおしむような部分や
自分のこれからの制限される人生を考えても
その場に残ろうとする選択の場面は
月並みですが、これから辛い事やばかばかしいこと
があってもどうにかやっていこうという
かすかな勇気がもらえました。
以前、地球上で自分以外すべての人がいなくなったら
自分は一人でどれぐらい生きようと思えるだろうか
と考えたことがあり、他の人が一人もいなかったら
多分行きたいとは微塵も思わないだろうと思って
いましたが、「ハードボイルド〜」の最終章部分
では「ん、そうじゃないかも!?」と思わされました。
2019年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一番好きな作品です。
2017年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドは安いハードカバーもあるが,この版ではほんの側の紙も分厚く,水をはじき,手垢が付くのが減る。たぶん何度も読むと思うので,このような版があっても十分良い。
2015年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新旧文庫本も所有しているのですが、落田洋子さんが手がけた装丁が昔から好きなので再購入。
村上春樹さんは御自身が古いジャズのレコードコレクターでもあるせいか、マニアの心がよくわかっていらっしゃる。本を単なる商品やメディアとしてだけではなく、愛情をそそぐ対象としてもとらえておられるのだとかんじます。筆者は自分自身を「春樹主義者」だとは思っていませんが、おもわず集めたくなってしまう素敵な装丁が多くて結局文庫も単行本もそろえてしまいます。
えー、もちろん内容の方も村上春樹の持っている世界文学的なテーマ性が、「パラレル・ワールド」という意匠をまとうことで、それ以前よりもきわめて明確に、かつわかりやすいかたちで提示された作品として見落とすことのできない一冊だと思います。はい。
村上春樹さんは御自身が古いジャズのレコードコレクターでもあるせいか、マニアの心がよくわかっていらっしゃる。本を単なる商品やメディアとしてだけではなく、愛情をそそぐ対象としてもとらえておられるのだとかんじます。筆者は自分自身を「春樹主義者」だとは思っていませんが、おもわず集めたくなってしまう素敵な装丁が多くて結局文庫も単行本もそろえてしまいます。
えー、もちろん内容の方も村上春樹の持っている世界文学的なテーマ性が、「パラレル・ワールド」という意匠をまとうことで、それ以前よりもきわめて明確に、かつわかりやすいかたちで提示された作品として見落とすことのできない一冊だと思います。はい。