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ひざまずいて足をお舐め 単行本 – 1988/8/1

5つ星のうち4.1 25個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (1988/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1988/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 290ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103668024
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103668022
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.1 25個の評価

著者について

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山田 詠美
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1959(昭和34)年、東京生れ。明治大学文学部中退。’85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。同作品は芥川賞候補にもなり、衝撃的なデビューを 飾る。’87年には『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞受賞。さらに、’89(平成元)年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、’91年 『トラッシュ』で女流文学賞、’96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、’05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞を 受賞する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 熱血ポンちゃん膝栗毛 (ISBN-13: 978-4101036243)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2015年5月22日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    師匠と弟子(女王様と女王様見習い?)の会話形式の小説。
    女性側からみる男性の人生観の評価。例えば、こんな客や、あんな客がいるなぁ的な。
    女王様のエピソードを語った物語。何気ない日常に隠された本音。
    女性向の一冊かも?
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年3月18日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    女王様のなかで とても印象に残った台詞があるのに思い出せない。
  • 2021年2月25日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    ○饒舌な忍(若い女性)の一人語り。語っていることは、自分自身の生い立ち、考えること、それと何よりも妹分であるちかのこと。出てくる話題はと言えば、SMクラブ、男のこと、女のこと、ストリップ、食べ物のことなど。それで読めば読むほど感心することばかりだ。

    〇性を描いて不思議なほど不潔さがない、というのが他の作家の山田詠美評だが、たしかにそのとおりだ。なぜかと考えてみると、性であれ、SMであれ、ストリップであれそもそも汚く書いていない。手記の体裁を取るこの作品の身辺描写にはリアリズムが横溢しているのだが、汚い描写はしないという点では徹底している。汚いものを必要以上に汚く書くのがリアリズムだったような気がするが、そういうリアリズムの対極にあると言ってよいくらいだ。

    ○使われている言葉は平易で誰でも知って使っているものばかりだ。「蔑む」などという言葉に出会うと、おやと思うくらいだ。と言って知的でないわけではなところがまた不思議だ。それで言いたいことはごく微妙なところまで十二分に表現されている。地の文と会話とが絶妙に入り混じっていて、リズムがとても心地よい。「でもさあ、お姉さん、ひどいんだよ・・・」とか、「本当だよ、あいつらなあんも分かっちゃいない・・・」とか、こんな会話で段落を始めるから、読み手はすうっとなんの抵抗もなく物語に入っていける。この文章は天性のものと言ってしまえばそれでおしまいだけれど、表現と描写対象とのバランス(憎悪の対象は描かない、だから深い情念や怨念を表現する言葉も必要ない)や、内容のおめでたさ加減と文章のとび跳ねぐあい(軽薄にテンポよく進む)などをきちんと計算して書いているのだと思う。

    ○ちょっと偏った内容にもかかわらず独りよがりと感じられないのは、色々なところへの目配りが効いているから。技巧の面から言えば、自分(ちか)を表現するのに、他人(忍)の眼と口を借りるという形式ゆえに、著者の本心を語った後に、「なんて、身勝手なことを言って、ほんとに恐ろしい娘だよ、まったく」と忍が突っ込みを入れる。

    〇まだある。この作品は、変わった作品のようでありながら、実は昔からある正統的な芸術家小説なのだと思う。小さいころから周囲とは違うと感じて孤立していた敏感な魂を持つちかが、成長を遂げて個を確立して自立した芸術家になるという物語でもあるのだが、このようなストーリーは、作品の中にも出てくるヘルマン・ヘッセの小説や、トーマス・マンのトニオ・クレーゲルなどによく似ている。そう考えると少々つまらなくなるが、このような一面があるからこそ、この作品は長い命を持ち得るのだと思う。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2009年1月2日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    人生のバイブル。

    澁澤の影響を受けている私は、高校の頃にふと立ち寄った最寄り駅の本屋の棚を「どうせこんな本屋に面白いSMの本などないに違いない」と思いながら一通り眺めていたら、そのものズバリなタイトルの小説を見つけた。その場で手にとって、あっという間に一章を読み終わってしまった。帰り道、続きを読むのが待ち遠しかったような記憶がある。もしくは、立ち止まって読みながら帰ったか。

    この本を買ったのは16年前。それから16年間、私が迷ったり疲れたりしたときは再読していた。この本が書かれたのは1988年だから、20年以上前の本だ。その本が、いまでもこんなに新鮮で普遍的だ。これこそ、私にとっての古典だ。
    11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2006年1月28日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    テンポ良く進む物語は作者の洞察力に富む文章のお陰で非常に楽しめた。

    たとえその考え方が己とは相容れないものであったとしても、何とはなしに放たれる説得力のせいで逆に考えさせられる。

    SMクラブという世界も面白い。

    この主人公の恋愛に対する考察に関して僕はどうしても認められないけれど、彼女自身はそれを受け入れられない者の存在も理解し、潔く自分自身の恋愛を楽しんでいる。

    ひざまずいて足をお舐め、なんて言う生活を、少しだけ体験してみたいものだなァと思わされてしまったよ。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2003年10月25日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    詠美さんの半自叙伝ということで、SMクラブで
    バイトをしていたエピソードが描かれています。
    SMクラブに対する、私の固定観念がまっこうから
    崩されました。女王様の仕事って、まさに言葉を
    あやつることなんだよなー。変態な世界かと思ったけれど
    肉体で得る快感ではなく、言葉による
    精神的な快楽を求めるものなんだよね。
    20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2005年3月22日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    I think this novel is not bad but good.
    thick pages are disguizing.
    espessially,SM sexual act's lyrics are all hatred details in detail.
    I could not recommend this as representive of emy'novel.
    But not so bad but as good as so good.
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2015年10月3日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    何しろSMに興味がないから面白くはなかった。もうそういうことは仕方のないことである。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート