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魚のように 単行本 – 1993/3/1
中脇 初枝
(著)
- 本の長さ109ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1993/3/1
- ISBN-104103910011
- ISBN-13978-4103910015
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1993/3/1)
- 発売日 : 1993/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 109ページ
- ISBN-10 : 4103910011
- ISBN-13 : 978-4103910015
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,051,917位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 24,030位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私が高校生の頃、作者である中脇初枝さんが坊ちゃん文学賞をこの作品で受賞され、NHKでドラマ化もされました。私とほぼ同年代で、こんなにもみずみずしい感受性を持たれた方がおられるのだなあと、感動しました。
2016年8月20日に日本でレビュー済み
主人公の姉。
少女の行動が。
衝撃的でした。
せつない感じがしました。
少女の行動が。
衝撃的でした。
せつない感じがしました。
2015年8月27日に日本でレビュー済み
最初,慣れない言葉に戸惑いました.
非常に読みやすく,みずみずしいという言葉がよく合う本だと思います.
2つの作品が収められています.
1つは表題にもなっている魚のように.
2つ目は花盗人.
あとがきにもありますが,この時だからこそ書けた本なのではないかと感じました.
共にさらりと読める作品に仕上がっています.
非常に読みやすく,みずみずしいという言葉がよく合う本だと思います.
2つの作品が収められています.
1つは表題にもなっている魚のように.
2つ目は花盗人.
あとがきにもありますが,この時だからこそ書けた本なのではないかと感じました.
共にさらりと読める作品に仕上がっています.
2002年8月29日に日本でレビュー済み
つらい事が自分の身に起きると必ず手にとる本です。高校3年の夏に購入しました。読む度に自分の何かが抜け落ちて、純粋というか、そんなものに近づいていくような気がします。手垢が付いてだいぶ汚れてきたので同じ表紙で同じハードカバーがほしいです。
2011年2月7日に日本でレビュー済み
『魚のように』です。
『17歳の鋭く透明な感性が描く、一瞬の夏の光景…。話題の新人デビュー作。第2回坊っちゃん文学賞受賞作。』
小さくかわいらしいハードカバー本で読みました。四万十川のほとりを舞台とした地方文学賞から出た純文学作品。ページ数も少ないので、あっさり読めます。
物語的にはそれほど大きな流れはありません。というか、冒頭でいきなり「姉が失踪した」という結末が示されていて、そこから主人公の弟が姉の行方をさぐるというもの。現在と過去が並び立つように語られ、その中で姉と友人の「君子さん」の関係が描かれていきます。
ストーリーがほとんど無いといっていいので、文章による雰囲気を味わう作品です。だからこそ純文学といえるのかもしれません。
よく言われることですが、17歳の感性が瑞々しいです。年齢を重ねたら重ねたなりの文章にどうしてもなってしまうものですので、17歳の時にしか書けない等身大のきらめきがある、ということなのでしょう。
だから、時に未熟な文章があっても笑ってスルーできるのではないでしょうか。
主人公の弟の心が妙に繊細に思えるのは、17歳女性である作者が最も投影されたキャラだからなのでしょうか。
随所に挿入されている線画のイラストが世界観にぴったりマッチしていて、作品の雰囲気を上手く引き立てています。★4。
『17歳の鋭く透明な感性が描く、一瞬の夏の光景…。話題の新人デビュー作。第2回坊っちゃん文学賞受賞作。』
小さくかわいらしいハードカバー本で読みました。四万十川のほとりを舞台とした地方文学賞から出た純文学作品。ページ数も少ないので、あっさり読めます。
物語的にはそれほど大きな流れはありません。というか、冒頭でいきなり「姉が失踪した」という結末が示されていて、そこから主人公の弟が姉の行方をさぐるというもの。現在と過去が並び立つように語られ、その中で姉と友人の「君子さん」の関係が描かれていきます。
ストーリーがほとんど無いといっていいので、文章による雰囲気を味わう作品です。だからこそ純文学といえるのかもしれません。
よく言われることですが、17歳の感性が瑞々しいです。年齢を重ねたら重ねたなりの文章にどうしてもなってしまうものですので、17歳の時にしか書けない等身大のきらめきがある、ということなのでしょう。
だから、時に未熟な文章があっても笑ってスルーできるのではないでしょうか。
主人公の弟の心が妙に繊細に思えるのは、17歳女性である作者が最も投影されたキャラだからなのでしょうか。
随所に挿入されている線画のイラストが世界観にぴったりマッチしていて、作品の雰囲気を上手く引き立てています。★4。