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中庭の出来事 単行本 – 2006/11/29
恩田 陸
(著)
- 本の長さ382ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/11/29
- ISBN-10410397107X
- ISBN-13978-4103971078
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/11/29)
- 発売日 : 2006/11/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 382ページ
- ISBN-10 : 410397107X
- ISBN-13 : 978-4103971078
- Amazon 売れ筋ランキング: - 585,461位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,474位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 13,282位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964(昭和39)年、宮城県生れ。早稲田大学卒。
1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。
ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。著書に、『三月は深き紅の淵を』『光の帝国 常野物語』『ネバーランド』『木曜組曲』『チョコレートコスモス』『きのうの世界』などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラストがなんだかなぁ…わかってても読んでしまうのが恩田陸作品。途中はほんとに面白い
2015年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう変わった構成を活字で見せられるとは思わなかった。オススメです。
2009年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気読みを薦めている方もいらっしゃいますが、私は少しずつ噛締め味わうスルメ読みを推奨します。特に戯曲好きな方、舞台装置や照明の想像を膨らませながら楽しんでください。生の舞台で芝居を見たことの無い方は、是非小劇場系で何か見て、観客と役者の一体感を味わってから読まれるともっと得る物が大きいと思います。舞台の嫌いな方は・・・一寸つらいかもしれませんね。でも、ストーリーはパーフェクトなジグソーパズルです。
2017年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どこまでか現実で、どこからがお話なのか…。
まるで小説の中の人物が、どんなお話を演じれば読者が納得してくれるのかを聞いているかのような印象でした。
文章自体はとてもとても読みやすいし、言葉のチョイスも素敵なのですが、構成が難しいです。少し凝りすぎなのでは?とも感じました。
一応は最後でお話が繋がるのですが、いまいちすっきりとしない。あるいはすっきりしなくて正解、なのでしょうかね。
恩田さんの小説は20冊以上読んでいますが、全くの主観的な意見として、当たり外れが割りとはっきりとしている印象です。この作品は私にとっては、正直ハズレだったかな、と感じました。
まるで小説の中の人物が、どんなお話を演じれば読者が納得してくれるのかを聞いているかのような印象でした。
文章自体はとてもとても読みやすいし、言葉のチョイスも素敵なのですが、構成が難しいです。少し凝りすぎなのでは?とも感じました。
一応は最後でお話が繋がるのですが、いまいちすっきりとしない。あるいはすっきりしなくて正解、なのでしょうかね。
恩田さんの小説は20冊以上読んでいますが、全くの主観的な意見として、当たり外れが割りとはっきりとしている印象です。この作品は私にとっては、正直ハズレだったかな、と感じました。
2006年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
開けても開けても中から出てくるロシアの人形のようだった。自分が今どこにいるのかが分からなくなった。言葉には光があり、煌めきを残しているのだけれども、自分にはまだまだ理解できないままだ。
2014年2月23日に日本でレビュー済み
うーん、とにかく疲れました笑
レビューで低評価している方て、設定が凝りすぎ、どこが現実でどこが芝居なのかわからないetc…
要するに複雑で分かりづらい!ということが言われているようですが、それこそがこの作品の狙いだったのではないだろうか
文庫版あらすじに"内と外がめまぐるしく反転する眩惑の迷宮"とあるように。
まぁ私自身も何を言いたいのか分からなくなってきましたが、個人的にはストーリー、構成、オチ共に納得の作品でした。
ただ読むのは一度きりでいいかな笑
レビューで低評価している方て、設定が凝りすぎ、どこが現実でどこが芝居なのかわからないetc…
要するに複雑で分かりづらい!ということが言われているようですが、それこそがこの作品の狙いだったのではないだろうか
文庫版あらすじに"内と外がめまぐるしく反転する眩惑の迷宮"とあるように。
まぁ私自身も何を言いたいのか分からなくなってきましたが、個人的にはストーリー、構成、オチ共に納得の作品でした。
ただ読むのは一度きりでいいかな笑
2021年9月17日に日本でレビュー済み
かの山本周五郎賞でありながら、Amazonのレビューでは3点台の半ばという低迷ぶり(2021年9月時点)
さもありなん。
やたらめったら伏線は多いが、回収されないまま放置されるもの多数。
納得感のあるオチもないし、主題らしきものもない。
感想は、読んで時間の無駄だった、というそれだけだ。
迷走に快感を得る読者も稀にいるだろうが、その仲間にわざわざ加わるほど暇ではない。
「夜のピクニック」など名作もある作者だが、もう二度と氏の作品を手に取ることはないと断言する。
さもありなん。
やたらめったら伏線は多いが、回収されないまま放置されるもの多数。
納得感のあるオチもないし、主題らしきものもない。
感想は、読んで時間の無駄だった、というそれだけだ。
迷走に快感を得る読者も稀にいるだろうが、その仲間にわざわざ加わるほど暇ではない。
「夜のピクニック」など名作もある作者だが、もう二度と氏の作品を手に取ることはないと断言する。
2007年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
入手後なかなか食指が伸びなかったのですがどうしてなかなか。
初期でいえば「木曜組曲」以降でいえば「夏の名残の薔薇」や「チョコレートコスモス」がレベルアップしたような印象。一時予定調和から逃れるというか奇妙なズレを模索するかのように小説が収束しない傾向がありましたががそのズレを掴みつつあるのか本作は再び着地点のある作品になりつつあります。
舞台劇仕立ての作品は今後増えていきそう。
初期でいえば「木曜組曲」以降でいえば「夏の名残の薔薇」や「チョコレートコスモス」がレベルアップしたような印象。一時予定調和から逃れるというか奇妙なズレを模索するかのように小説が収束しない傾向がありましたががそのズレを掴みつつあるのか本作は再び着地点のある作品になりつつあります。
舞台劇仕立ての作品は今後増えていきそう。