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理由はいらない 単行本 – 1996/5/1
藤田 宜永
(著)
- 本の長さ244ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1996/5/1
- ISBN-104104117013
- ISBN-13978-4104117017
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
依頼人に口出しをさせず、事件の解決に執念を燃やし、傷ついた人の心を癒すことに理由はいらない。暴力団の組長だった父への反発と郷愁が、男を探偵に仕立てあげた。ハードボイルド・スピリットあふれる連作小説。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1996/5/1)
- 発売日 : 1996/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 244ページ
- ISBN-10 : 4104117013
- ISBN-13 : 978-4104117017
- カスタマーレビュー:
著者について
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1950(昭和25)年、福井市生れ。早大中退後、渡仏。エール・フランス勤務、帰国後のフランス語教師などを経て、エッセイを書きはじめる。1986年『野望のラビリンス』で小説デビュー。1995(平成7)年、『鋼鉄の騎士』で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会特別賞受賞。1997年の『樹下の想い』で恋愛小説にも新境地を開き、2001年『愛の領分』で直木賞を受賞した。他の作品に『リミックス』『乱調』などがある。
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
2グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月15日に日本でレビュー済み
ライトなハードボイルドの連作集。重くはないので気軽に読める。90年代の日本の背景なども懐かしい。連作なのだが、話が進む毎に主人公のことが登場人物との会話によって少しずつ明らかになっていき、話が進む毎に面白くなる。
2006年7月9日に日本でレビュー済み
私たちが目にすることなど、実際の出来事の、ほんの一部に過ぎない。
主人公は、やくざの組長の家に生まれたが故にやくざを嫌い、がしかし、まっとうな道も肌に合わない。
社会から距離を置いている彼には世の中全体が見渡せる。
依頼を引き受けること。
そこに、理由はいらない。
事件があるから、依頼があるから引き受けるだけなのである。
主人公は、やくざの組長の家に生まれたが故にやくざを嫌い、がしかし、まっとうな道も肌に合わない。
社会から距離を置いている彼には世の中全体が見渡せる。
依頼を引き受けること。
そこに、理由はいらない。
事件があるから、依頼があるから引き受けるだけなのである。