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安曇野の白い庭 単行本 – 2000/4/1
丸山 健二
(著)
- 本の長さ169ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2000/4/1
- ISBN-104104192023
- ISBN-13978-4104192021
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
北アルプスの麓で想像力の極限に挑み続けて三十年。小説家はついに究極の趣味と出会った。純白の花、雑木の若葉、木ぬれにさえずる小鳥…。生の悦びを歌う楽園を自らの手で造る日々を、カラー写真も交えて紹介する。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2000/4/1)
- 発売日 : 2000/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 169ページ
- ISBN-10 : 4104192023
- ISBN-13 : 978-4104192021
- Amazon 売れ筋ランキング: - 545,587位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 992位ガーデニングの本
- - 16,452位エッセー・随筆 (本)
- - 53,367位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1943 年 12 月 23 日生まれ。長野県飯山市出身
1964 年 国立仙台電波高等学校(現在の国立仙台電波工業高等専門学校の前身)を卒業後、
東京の商社に勤務
1966 年「夏の流れ」第 23 回文学界新人賞受賞
1967 年「夏の流れ」第 56 回芥川賞受賞
1968 年 長野県へ移住
1973 年「雨のドラゴン」第 9 回谷崎潤一郎賞候補作になるが辞退
1976 年「火山の歌」第 12 回谷崎潤一郎賞候補作になるが辞退
1987 年「月に泣く」第 14 回川端康成文学賞候補作となるが辞退
長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける。長編小説のほか、メッセ
ージ性の高いエッセイや写真と散文による写文集などを刊行。著書多数。
最新刊として、2011 年 2 月エッセイ『さもなければ夕焼けがこんなに美しいはずはない』(求
龍堂)、2011 年3月写文集『草情花伝』(駿河台出版社)、2011 年 4 月小説『眠れ、悪し
き子よ』(上下巻/文藝春秋)を近年の集大成として 3 冊連続刊行。
2011 年 4 月 28 日から公式サイト「WEB 丸山健二」で Twitter(毎日更新)とブログ(週 1 回
更新)で強烈なメッセージを送り続けている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年2月25日に日本でレビュー済み
「命が地球よりも重いというたとえは所詮ロマンチストのたわごと」と豪語するこの作家は、日々言葉を研ぎ澄ます言葉の芸術家たらんことを課題にして生きている。たしかに、高めた集中力から生み出される言葉は、本書の中からも感じられる。山に住み、言葉を研ぎ澄ますまさに職人気質の作者は、庭造りにも、家作りにも妥協はない。白い庭にこだわり、いかに家と庭との調和をはかるか、そのこだわりは、文体に表れていて、非常に潔く、しかも力強い言葉としても表れてくる。本書を読んで、この「職人」の他の作品にも触れてみたいと思う人は多いだろう。
2019年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安曇野に広大な庭を造り、格闘するがごとく自然と対峙する日々。丸山健二の作品を読む時に感じる土、空、風は、この土地から生み出されたのでしょうか。さらに作者の事を知りたくなりました。但し写真が少ない。もっとあればよかったのに。
2016年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
寝る前に読むのにちょうど良い。落ち着く。綺麗な庭の写真が素敵。
2000年12月1日に日本でレビュー済み
これまで荒くれ者(!?)のイメージが強かった丸山氏が、たどり着いた趣味の到達点とは…なんとガーデニング!!しかし、そのガーデニングは生半可な土いじりではない。「男が自然と向き合う」という氏の作品にも通じる気概に満ち溢れた冒険的な活動なのである。これまでの趣味(オフロードバイク、ジープ、野鯉釣り、ラリー)よりも、共感を持つ人も多いかもしれない。その点ではすべてのガーデニングファン、丸山健二ファン、そしてもちろんすべての「男」に薦めたい。
2013年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知人のプレゼントに購入。書店では見つからなかったので、良かったです。
2021年8月5日に日本でレビュー済み
女子供とは違う、地元の人間はくだらない、など、モヤモヤする言い回しで、途中で読むのを止めました。素敵な題名だっただけに残念です。
2005年3月12日に日本でレビュー済み
凡人には近づきがたい孤高の人、というイメージのある丸山健二。
しかし小説作品ではなく、本書『安曇野の白い庭』のようなエッセイを読んでみると、丸山健二の人間らしい姿が浮かび上がってきます。
文壇と一線を画し、安曇野で庭造りに勤しんでいるということですが、ご立派な理由があって、というよりは、周囲の状況に流された部分も大きいのかもしれません。
妥協を排し刃の鋭さを保った生き様を貫こうとすれば、やがて行き詰まり居場所をなくすというのは当然の成り行きです。それでもやり方を枉げずに小説を書き、庭造りをする。
一般凡人がマネしたいものではないですし、またマネできるものでもありません。
しかし、そういう「異世界」もアリなのだ、ということを教えてくれます。
丸山健二の小説のファンはもちろん、これからガーデニングでもやってみようかな、という人も読んでみてもいいかもしれません。苦労話多いです。
しかし小説作品ではなく、本書『安曇野の白い庭』のようなエッセイを読んでみると、丸山健二の人間らしい姿が浮かび上がってきます。
文壇と一線を画し、安曇野で庭造りに勤しんでいるということですが、ご立派な理由があって、というよりは、周囲の状況に流された部分も大きいのかもしれません。
妥協を排し刃の鋭さを保った生き様を貫こうとすれば、やがて行き詰まり居場所をなくすというのは当然の成り行きです。それでもやり方を枉げずに小説を書き、庭造りをする。
一般凡人がマネしたいものではないですし、またマネできるものでもありません。
しかし、そういう「異世界」もアリなのだ、ということを教えてくれます。
丸山健二の小説のファンはもちろん、これからガーデニングでもやってみようかな、という人も読んでみてもいいかもしれません。苦労話多いです。
2005年3月21日に日本でレビュー済み
丸山健二氏は突っ張りおやじである。きわめて意地っ張りである。そこが面白く,時に元気を与えてくれる。そういうおやじでありつづけるのは結構大変だと思う。で,この本だが,そういった丸山氏の庭造り,家造りでの「ああでもない,こうでもない。ままよ,えいやー」のプロセスが生真面目かつユーモラスに描かれている。造園には全く興味がなかったが,それでも最後まで読んでしまった。孤高の作家と言われる丸山氏だが,この本が不思議に風通しが良いのは,設計士等外部の他者との交流が描かれているからだろう。人生論としても好著である。