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国語 心に届く日本語 ― [よのなか]教科書 単行本 – 2003/1/31
- 本の長さ313ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2003/1/31
- ISBN-104104202045
- ISBN-13978-4104202041
商品の説明
著者からのコメント
98年、身近な出来事を題材とした『人生の教科書[よのなか]』『人生の教科書[ルール]』(筑摩書房)を刊行し、“生きた教育”の例としてマスコミや教育界の注目を集めました。
この3冊は、そのシリーズとして、国語、数学、英語の3つの分野で「よのなかで本当に必要なチカラって、いったい何なんだろう?」という疑問に答えるために企画されました。
『国語 心に届く日本語』では、共著者である作家の重松清、橋本治、長薗安浩の力を得て、現代社会を生き抜くのに必要なコミュニケーション技術を徹底的に伝授します。重松の『エイジ』や『ナイフ』に収録された作品を題材にしているため、家族の情景や友人との会話がリアルで中学生くらいから親しめます。従来の国語の教科書のように、読解に留まらず、思考法、表現法、企画書の書き方、マスメディアとのつきあい方、ネットでのメディアリテラシーまでが含まれます。
『数学 数学脳をつくる』は、ベストセラーとなった『考える力をつける数学の本』の著者、埼玉大学岡部恒治教授との共著で、本当に必要な数学的能力の本質に迫ります。「区別する技術」「寄せる技術」「捨てる技術」「くっつける技術」「かみくだく技術」「なんとなくの技術」「近似する技術」「類推する技術」という8つの技術が「本質を見抜く数学的なチカラ」につながることが例題を解くうちに示されます。
『英語 自分を語る英語術』は、自己紹介にこだわった、はじめての英語の教科書です。中学生でも言える「名前」「住所」「家族構成」「仕事(学校や会社のこと)」「趣味」という5つのトピックを次第に豊かにしていくことで自己紹介を完成します。自分と関係のないトムやベティのことではなく、徹底的に「一人称」の英語にこだわります。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2003/1/31)
- 発売日 : 2003/1/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 313ページ
- ISBN-10 : 4104202045
- ISBN-13 : 978-4104202041
- Amazon 売れ筋ランキング: - 694,391位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,581位日本語研究
- カスタマーレビュー:
著者について
1963(昭和38)年、岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。
出版社勤務を経て執筆活動に入る。1991(平成3)年、『ビフォア・ラン』(ベストセラーズ、現在は幻冬舎文庫)でデビュー。
著書は他に、『ナイフ』(新潮文庫、坪田譲治文学賞)、『定年ゴジラ』(講談社文庫)、『エイジ』(新潮文庫、山本周五郎賞)、『ビタミンF』(新潮文庫、直木賞)、『隣人』(講談社、講談社文庫で改題『世紀末の隣人』)、『流星ワゴン』(講談社文庫)、『きよしこ』(新潮文庫)、『トワイライト』(文春文庫)、『疾走』(角川文庫)、『その日のまえに』(文春文庫)、『カシオペアの丘で』(講談社文庫)、『とんび』(角川書店)、『十字架』(講談社、吉川英治文学賞)など多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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中学生以上の全ての読者を対象にしている(振り仮名がけっこう振ってある)とあり、大学生の自分にもためになるところが多かった。また、本が閉じにくいつくりになってるのも良かったが、これは実際に教室で使われることを考えているのかもしれない。それはさておき、理解できなかったのが第3章の存在。他章との関連が薄い気がする。(独立したものと見れば面白いが‥)このために、以前編者の藤原和博が宮台真司と共著で出した「人生の教科書」シリーズ2冊ほどのまとまりになっていないのが残念だった。
教える側が面白いと思っていないのだから、教わる側は・・・
この教科書は、徹底してコミュニケーションを目指しています。自分の考えを相手に伝えること。社会に出て一番大切なことなのですが、一番つけにくい力でもあります。
全ての内容をこの教科書に移すことは難しい。出来るところから実践に生かしていきたいと思います。最後の贈り物は心が温かくなりました。
小説の描写を鋭い視点で扱っていてとても面白いです。
制服と与謝野晶子作曲の校歌と校門のアヤシイ通風口などで有名な女子中学で行われた
藤原和博や重松清の実際の授業にそって説明が行われるので、読みやすいです。また、授業の内容自体も面白くて
知的であり、一緒に生徒になったつもりで参加できる形式になっていて考えさせられてしまいます。
後半、なぜか古典文学の話になるので蛇足な気もするのですが、中盤までは国語力を鍛えるのに大変役に立つと思います。
また、古典に興味がある人は橋本治という超売れっ子文筆者の古典講座というのは大いにそそられるものだと思います。
正直重松清は大ファンですが、よりによって『ナイフ』というあまり子ども向けではない極端な小説から引っ張ってくる
ことはないかな、と思いました。ただ極端な描写は出てこなくて本当に上手な描写をしているシーンをピックアップしている
のでまぁいいかな、と。
私は学習塾で教えているので、この本を実際に中学受験の面接対策、口頭試問対策、作文対策として使用していました。
子どもが面白がって興味を示してくれるし、現実的で、思考力もつけられ紋切り型の答えを覚えさせる塾なんかより
よっぽど効果を発揮したと思います。
品川女子学院で行われた授業をなぞる形で進めましたが、非常に面白く生徒と議論することができ、学力の向上にも役立ちました。
子どもでもわかるほど平易で、しかも鋭い分析がしてあり、使いよう、読みようによっては非常に素晴らしい教科書になります。
内容自体も面白いし、実際に教育の現場でも面白がられる一冊だと思います。
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今までの教科書とは全く違うので、びっくりです。子供時代に、出会えなかったのは残念ですが、今からでも、じゅうぶん間に合った、と大満足です。次はこのシリーズの英語と数学にも挑戦します。