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一月物語 単行本 – 1999/4/1
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- 本の長さ172ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1999/4/1
- ISBN-104104260029
- ISBN-13978-4104260027
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1999/4/1)
- 発売日 : 1999/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 172ページ
- ISBN-10 : 4104260029
- ISBN-13 : 978-4104260027
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,091,958位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 25,051位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。
1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。
以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2004年には、文化庁の「文化交流使」として一年間、パリに滞在した。
美術、音楽にも造詣が深く、日本経済新聞の「アートレビュー」欄を担当(2009年~2016年)するなど、幅広いジャンルで批評を執筆。2014年には、国立西洋美術館のゲスト・キュレーターとして「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」展を開催した。同年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。
また、各ジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。
著書に、小説『葬送』、『滴り落ちる時計たちの波紋』、『決壊』、『ドーン』、『空白を満たしなさい』、『透明な迷宮』、『マチネの終わりに』、『ある男』等、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』、『考える葦』、『「カッコいい」とは何か』等がある。
2019年に映画化された『マチネの終わりに』は、現在、累計58万部超のロングセラーとなっている。
2021年5月26日、長編小説『本心』(文藝春秋社)刊行。
photo: @ogata_photo
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[受賞歴]
『日蝕』(1999年 芥川龍之介賞)
『決壊』(2009年 芸術選奨文部大臣新人賞受賞)
『ドーン』(2009年 Bunkamuraドゥマゴ文学賞)
『マチネの終わりに』(2017年 渡辺淳一文学賞)
『ある男』(2019年 読売文学賞)
–
[審査員・選考委員履歴]
三島由紀夫賞(2008年~2019年)
写真の町東川賞(2008年~2017年)
木村伊兵衛賞(2018年~)
芥川龍之介賞(2020年~)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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なんか「高野聖」っぽさを出そうとしているけど、失敗した、という感じの本でした。
堅苦しい表現がされていて、衒学的です。
それは、内容がないことを糊塗するための厚化粧にしかすぎないように思えます。
とりあえず、面白くなかったです。
おもしろかったです。
自分の文章に酔ってしまうような作家が多い中で、平野氏にはそんな嫌味を感じません。
覗いてはいけないのは、全て女性
人は魅入られると、覗かずにはいられない
しかし、とても癖があり、難解な言葉や漢字がたくさん用いられています。読み手に努力を求める文です。文語調で妖しく美しい世界を描いた素晴らしい作品は昔からたくさんあるのに、現代に生きる筆者がこの作品を生み出すことに意味があるのか、疑問です。
若い筆者が、私たちの用いる日常語で妖しい世界を表現し引き込むことのほうが素晴らしいように思います。
唯一称賛出来るファクターが文章表現の美麗にさにある当作品を流し読む行為は、
古式めいた日本文の魅力を斟酌無く飲み下し見過ごす事と等価と言えます。
物語、表現に著者の技量が存在し得ないこの本は、
「つまんねぇ」や「無駄に優雅」と言った感慨を胸中に抱きながら、
読了を開始した手前、当然しきたりとして期待される文学的踏破のみを目的に
その頁をめくられる類の書籍である。
文庫ならまだ救いはある。
読み終えた後に売れば良。
単行本で購入をしてしまうような見る目の無い読者には
残念ながら掛けるべき慰めの言葉が見付からない。
『日蝕』に続き、平野氏の語彙や比喩表現のヴァリエーションの豊かさに感心し、日本語の美しさを再認識できます。そして、二元論から「存在」を全的肯定する一元論へ、という平野氏の哲学が本作でも込められていることを読み取れます。
この作品は、泉鏡花あたりを意識しているらしいですが、何というか、現代の視点から、古き良き時代の日本を描いているという感じで、鏡花などの古典作品より俄然読み易いです。何より氏の初期作品は、使われている語彙の古ゆかしさとは相反して、作品が包括するスピリットは、非常に若々しく、志の高い青年的なものです。或いは、このような難解な語彙を用いること自体が、若いエゴの表れでもあるのかも知れません。最後にオチを付けるところも良かったです。
氏の作品は、一人称系のものではありませんが、どの作品においても、主人公の心理描写から、平野氏自身の内奥に秘めた心理を窺い知ることができ、私的にはそれが平野作品を読むうえで一番の楽しみのような気がします。
氏の書く作品は、何か崇高な感じがして、それに気圧されて、ちゃんと読めてないのに「最悪だ」とかレビューする人がいますけど、それは止めましょう。そういう人たちが現代日本文学を駄目にしていくのだと思います。もし彼が現代日本文学に登場しなければ、日本文学界の現状は、頗る悲惨なものになっていたのではないでしょうか。
内容にも自意識以外の部分が見えてこないというか、他者が存在しないというか、作者は完璧に物語の世界を構築したいのだろうが、力不足というより、下手な力があるからこそ、現実のように様々な側面を持つ芸術作品には仕上がらなかった、というか、仕上がるはずがなかったという感じがする。
珍しさから評価されることもあるだろうが、はっきりいって、全然詰まらない。読むことによって何か良いことがあるとしたら、こういう語彙もあるのかと思うくらいだと思われます。