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平凡 単行本 – 2014/5/30
角田 光代
(著)
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購入オプションとあわせ買い
つい想像してしまう。もしかしたら、私の人生、ぜんぜん違ったんじゃないかって―― 。もし、あの人と別れていなければ。結婚していなければ。子どもが出来ていなければ。仕事を辞めていなければ。仕事を辞めていれば……。もしかしたら私の「もう一つの人生」があったのかな。どこに行ったって絶対、選ばなかった方のことを想像してしまう。あなたもきっと思い当たるはず、6人の「もしかしたら」を描く作品集。
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2014/5/30
- 寸法13.8 x 2.1 x 19.7 cm
- ISBN-104104346063
- ISBN-13978-4104346066
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2014/5/30)
- 発売日 : 2014/5/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4104346063
- ISBN-13 : 978-4104346066
- 寸法 : 13.8 x 2.1 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 882,221位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 201,986位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空間庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞。著者に『三月の招待状』『森に眠る魚』『くまちゃん』など多数。2010年7月には、毎日新聞の連載『ひそやかな花園』も単行本化された。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読後が重くなく、いい気持がふつふつ湧いてくるようです。徹夜してでも読もうというのではなく、あいてる時間にコーヒーとといい距離を保てる本でした。
2014年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あのときこうしていたら、あのときこうしなければ。
あの人とわかれていなければ。
誰しも一度ならず、何度も頭の中をよぎることではないでしょうか。
歴史にifはなく、個人の人生にもifはありません。が、やはり
考えてしまうのですね。人生にいくつもの分かれ道があるのは間違いなく、
それは後になってわかるものですから。
想いが残っていたり、今の生活に飽き足らなかったり、もしも、と考える
背景は同じようなものです。こういうのの積み重ねが人生かも。
今の平凡を恨んだり、相手の平凡を願ったり。平凡って悪いものではないの
だけど、ネガティブにとらえてしまいますね。
6つの短編に描かれた世界を通じて、自分自身のことを考えますよ、きっと。
あの人とわかれていなければ。
誰しも一度ならず、何度も頭の中をよぎることではないでしょうか。
歴史にifはなく、個人の人生にもifはありません。が、やはり
考えてしまうのですね。人生にいくつもの分かれ道があるのは間違いなく、
それは後になってわかるものですから。
想いが残っていたり、今の生活に飽き足らなかったり、もしも、と考える
背景は同じようなものです。こういうのの積み重ねが人生かも。
今の平凡を恨んだり、相手の平凡を願ったり。平凡って悪いものではないの
だけど、ネガティブにとらえてしまいますね。
6つの短編に描かれた世界を通じて、自分自身のことを考えますよ、きっと。
2017年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平凡が1番だよ、とはどこかで聞いた言い回しだ。
けれど、言われた若者にこれほど入ってこない言葉もない。
自分は平凡だ、と肯定できるのは、
色々あって疲れたオトナか、よほど自信を積み上げたオトナか…
1000犠打を誇れるようなオトナであって、いずれにせよ、ホームランを狙う若者ではない。
この本にでてくるのは、そろそろ若者とはいえなくなってきたが、オトナと呼べるほど諦めてもいない半分オトナ。
つまりは僕のような…
昔憎んだりした相手が自分より幸せになっているかどうか。
もし彼と一緒になっていたら今より幸せか。
どのような選択であっても、もし今が形を変えていても、
今より上でも下でもない。有名人になった旧友に会うと全く平凡な人間だった、という表題作も「もしあの時…」というのが
僕の幻想に過ぎないことを、恐ろしいくらい抉る。
だからつまらない、となるのか
だからこそ人生を楽しもう、となるのか。
苦しさも喜びもひっくるめて…
後者でなくては、と思いながら、
毎日グラグラしてるのは、まだ僕がオトナではないからなんだろうな。
けれど、言われた若者にこれほど入ってこない言葉もない。
自分は平凡だ、と肯定できるのは、
色々あって疲れたオトナか、よほど自信を積み上げたオトナか…
1000犠打を誇れるようなオトナであって、いずれにせよ、ホームランを狙う若者ではない。
この本にでてくるのは、そろそろ若者とはいえなくなってきたが、オトナと呼べるほど諦めてもいない半分オトナ。
つまりは僕のような…
昔憎んだりした相手が自分より幸せになっているかどうか。
もし彼と一緒になっていたら今より幸せか。
どのような選択であっても、もし今が形を変えていても、
今より上でも下でもない。有名人になった旧友に会うと全く平凡な人間だった、という表題作も「もしあの時…」というのが
僕の幻想に過ぎないことを、恐ろしいくらい抉る。
だからつまらない、となるのか
だからこそ人生を楽しもう、となるのか。
苦しさも喜びもひっくるめて…
後者でなくては、と思いながら、
毎日グラグラしてるのは、まだ僕がオトナではないからなんだろうな。
2014年8月4日に日本でレビュー済み
まーイマイチだったわ。。
湊かなえのほうが個人的には面白いかな
湊かなえのほうが個人的には面白いかな
2016年12月10日に日本でレビュー済み
この本、なぜ「平凡」というタイトルなのだろう。
こんなに胸を打つ物語ひとつひとつが、実際には平凡ってことなのだろうか。
私は角田光代は長編小説が好きなので、正直あまり期待していなかった。
しかし、苦しく、胸をえぐられ(自分の人生に重なることが多いからだろう)、震えるような感動を覚えた。
この物語はこの先ずっと頭に残り、いろんな場面で思い出すことだろう。
●月が笑う
「許す」と言ったあの幼い日の自分の感情を思い出そうとした主人公。
「許さないより許すことのほうがはるかにかんたんだった・・・」
の下り。陳腐な表現だが感動した。人間って本当はすごいなあ。
●いつかの一歩
人生において、出会い、別れ、泣く、怒る、後悔・・・といろいろおこる。
主人公の「うまくいかないよとたとえだれかに言われても、それでもやっぱりそよ子と結婚しただろう。うまくいくかもしれないよとだれかに言われても、あのときみのりとは結婚しなかったろう。」の下り。
これはきっと誰にでも当てはまる方程式のように私は思う。自分も間違いなく、そうだった。
だから私はこの言葉に慰められた。
●どこかべつのところで
「なんであのとき、よりによってあのとき、窓を開け放していたのか。」と何度も思い悩む庭子。
「おにぎりなんて作らなければ・・・」とずっと後悔している依田愛。
地球上で、このような後悔をずっと抱えて生きている人はきっと何万人もいるのだと思う。
その時その時を一生懸命生きているけど、後悔の貯金も増え、心も疲弊している人、ぜひ読んで下さい。
きっと少しだけ、心が楽になれると思います。
私は角田光代をますます好きになってしまった。
こんなに胸を打つ物語ひとつひとつが、実際には平凡ってことなのだろうか。
私は角田光代は長編小説が好きなので、正直あまり期待していなかった。
しかし、苦しく、胸をえぐられ(自分の人生に重なることが多いからだろう)、震えるような感動を覚えた。
この物語はこの先ずっと頭に残り、いろんな場面で思い出すことだろう。
●月が笑う
「許す」と言ったあの幼い日の自分の感情を思い出そうとした主人公。
「許さないより許すことのほうがはるかにかんたんだった・・・」
の下り。陳腐な表現だが感動した。人間って本当はすごいなあ。
●いつかの一歩
人生において、出会い、別れ、泣く、怒る、後悔・・・といろいろおこる。
主人公の「うまくいかないよとたとえだれかに言われても、それでもやっぱりそよ子と結婚しただろう。うまくいくかもしれないよとだれかに言われても、あのときみのりとは結婚しなかったろう。」の下り。
これはきっと誰にでも当てはまる方程式のように私は思う。自分も間違いなく、そうだった。
だから私はこの言葉に慰められた。
●どこかべつのところで
「なんであのとき、よりによってあのとき、窓を開け放していたのか。」と何度も思い悩む庭子。
「おにぎりなんて作らなければ・・・」とずっと後悔している依田愛。
地球上で、このような後悔をずっと抱えて生きている人はきっと何万人もいるのだと思う。
その時その時を一生懸命生きているけど、後悔の貯金も増え、心も疲弊している人、ぜひ読んで下さい。
きっと少しだけ、心が楽になれると思います。
私は角田光代をますます好きになってしまった。
2015年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「紙の月」より遥かに心を寄せて読む事が出来た作品集です。
平凡である事の偉大さ!寛容な心、許せる心の大切さ!を感じました。
個人的には、「月が笑う」が好きですね。
泰春の心の機微が、十分に理解出来ますし、小学生の自分が許して
あげれた交通事故を想い、最終的に、客観視してゆく中に生まれて来た
妻を許そうという心、その過程が見事に描かれていると思います。
平凡である事の偉大さ!寛容な心、許せる心の大切さ!を感じました。
個人的には、「月が笑う」が好きですね。
泰春の心の機微が、十分に理解出来ますし、小学生の自分が許して
あげれた交通事故を想い、最終的に、客観視してゆく中に生まれて来た
妻を許そうという心、その過程が見事に描かれていると思います。
2017年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ごく普通のカップル、夫婦の日常が描かれています。こんなふうにして、皆、日々の生活を送っているのだなと思いました。
しかし、はっきり言ってあんまり面白くない。心に響くものがない。読んでしまったら、すぐに内容を忘れてしまう小説集。
しかし、はっきり言ってあんまり面白くない。心に響くものがない。読んでしまったら、すぐに内容を忘れてしまう小説集。
2014年9月27日に日本でレビュー済み
長編も何冊も読んだが、
この作品が、とても心に響く一番の傑作になった。
自分があるいてきた道。
これが、最善とその時々に真剣に考えぬいて決めてきたことばかりでは、
決してない。
進学や、就職や、結婚や、節目のできごとについては、
悩みもし、迷いもし、選んできたような気もする。
が、それでさえ、自然にひらけてきたことだったり、
反対に、思うようではない結果にすすんできた道だったりする。
6編の物語は、なんのつながりもない、
ただの物語だ。
でも、全部思いやりに満ちた、優しいお話だと思う。
選ばなかった道より、今のほうがいいんだよ、
だから、日々感謝して今をいきようよ、
と、ありがちな結論には、決してならない。
それぞれ、ふと、あのときこうなっていたら、
と思ってみる、
そして、今を思う。
どちらも、いとしいんじゃないかな、
と、思わせてくれる。
ものすごく、お薦めしたい本だ。
この作品が、とても心に響く一番の傑作になった。
自分があるいてきた道。
これが、最善とその時々に真剣に考えぬいて決めてきたことばかりでは、
決してない。
進学や、就職や、結婚や、節目のできごとについては、
悩みもし、迷いもし、選んできたような気もする。
が、それでさえ、自然にひらけてきたことだったり、
反対に、思うようではない結果にすすんできた道だったりする。
6編の物語は、なんのつながりもない、
ただの物語だ。
でも、全部思いやりに満ちた、優しいお話だと思う。
選ばなかった道より、今のほうがいいんだよ、
だから、日々感謝して今をいきようよ、
と、ありがちな結論には、決してならない。
それぞれ、ふと、あのときこうなっていたら、
と思ってみる、
そして、今を思う。
どちらも、いとしいんじゃないかな、
と、思わせてくれる。
ものすごく、お薦めしたい本だ。