『飛行機が墜落して被害者が出ても赤の他人なので何にも思わないしどうでも良い。』
『あなたの一番好きな事はなんですか?と問われてセックスです。』
と正直に言うと変な人だと思われる可能性があるので、多くの人はマジョリティが用意した台本に沿って発言をしているのだ。
以下引用
つまり九九パ ーセントのわが国民は──信じがたいことであるが──自分の感受性に反した言葉を使っても苦しまないことが 、次第にわかってきた 。
引用終了
まぁこういった小芝居を小さい頃から要求されるから自然とほとんど全員俳優、女優になっていくんだろうなぁ。でも自分は思ってもないことは口にはできないなぁ。
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狂人三歩手前 単行本 – 2006/6/15
中島 義道
(著)
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/6/15
- ISBN-104104397040
- ISBN-13978-4104397044
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/6/15)
- 発売日 : 2006/6/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 184ページ
- ISBN-10 : 4104397040
- ISBN-13 : 978-4104397044
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,186,397位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,300位哲学 (本)
- - 7,956位思想
- - 17,242位近現代日本のエッセー・随筆
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トップレビュー
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2019年5月15日に日本でレビュー済み
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2020年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生気楽な生き方ができそう?
いつも助けられている。
何かいつも閉塞感に縛られて生きているような
いつも助けられている。
何かいつも閉塞感に縛られて生きているような
2020年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雑誌・新潮45に2002年~2004年にわたって「明狂死酔」というタイトルで連載されたコラムをまとめたものです。
勤務する大学での日々の出来事から、友人や教え子が自殺したりといった生々しい話まで、著者の豊かな人生談が聞けます。
勤務する大学での日々の出来事から、友人や教え子が自殺したりといった生々しい話まで、著者の豊かな人生談が聞けます。
2009年3月28日に日本でレビュー済み
世の中には色んな芸者がいる。電波芸者にチョーク芸者、バイオリンを弾くタレントは提琴芸者などとも呼ばれる。ここに新しい芸者が誕生した。「哲学芸者」だ。恥をさらして「哲学」を身近な存在にしてくれる中島先生は骨の髄まで芸者さんだ。大学を辞めた今、どんな舞を舞ってくれるのか楽しみである。
2006年6月26日に日本でレビュー済み
さ迷える哲学者にして電気通信大学にお勤めの中島義道氏の小話集、
全32話。『新潮45』に連載されたものをまとめたもの。
(2002年1月号〜2004年9月号)
以前この方の書かれるものを集中的に読みすぎてしまい、
その反動でしばらく遠ざかっていましたが、
久しぶりにタイトルに引かれて読みました。
以下、一読した感想。
「へえ、学科長になったんだ」
「無用塾閉鎖しちゃったんだ」
「おいおい、水谷先生に相談するなよ・・・」
まえがきはなく、あとがきだけがあります。
この本を普通にすらすら読めてしまうのは、
私が変わったのか、それとも中島氏が変わったのか。
いずれにせよ、世間に属せずなじめず、
マイノリティ的な生きにくさを感じている人向きの
内容であることは変わりありません。
買って読んでみて、損したとも思わず、かと言って
何がしか影響されたというわけでもなく。
私には変にニュートラルな本です。
全32話。『新潮45』に連載されたものをまとめたもの。
(2002年1月号〜2004年9月号)
以前この方の書かれるものを集中的に読みすぎてしまい、
その反動でしばらく遠ざかっていましたが、
久しぶりにタイトルに引かれて読みました。
以下、一読した感想。
「へえ、学科長になったんだ」
「無用塾閉鎖しちゃったんだ」
「おいおい、水谷先生に相談するなよ・・・」
まえがきはなく、あとがきだけがあります。
この本を普通にすらすら読めてしまうのは、
私が変わったのか、それとも中島氏が変わったのか。
いずれにせよ、世間に属せずなじめず、
マイノリティ的な生きにくさを感じている人向きの
内容であることは変わりありません。
買って読んでみて、損したとも思わず、かと言って
何がしか影響されたというわけでもなく。
私には変にニュートラルな本です。
2009年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
哲学者中島の病的な脅迫的人生の紹介。こういった性癖の人は確かに日本では生きにくいだろうな。
2006年6月22日に日本でレビュー済み
日本型社会の思考様式・行動様式とは明らかに異なる感覚を持つ著者。
世界に類をみない特殊な異常性を持つこの国・この社会への違和感を実によく理解でき、おもしろくて一気に読み上げました。
著者の言わんとする深部まで読み深めることもおもしろかったです。
世界に類をみない特殊な異常性を持つこの国・この社会への違和感を実によく理解でき、おもしろくて一気に読み上げました。
著者の言わんとする深部まで読み深めることもおもしろかったです。
2012年1月1日に日本でレビュー済み
本のタイトルもさることながら、巻頭からいきなり『どうせ死んでしまう』という話題でアクセル全開でスタートする、真実に対し常に誠実たろうとする「怒れる哲学者」中島教授の、月刊誌連載の痛快ショートコラム集。
目次をみても、「みんなわたしから顔を背ける」だの「愛したくも愛されたくもない」などとあり、何やら不穏な風情を湛えたタイトルが目を引き、読む前から期待に胸膨らむ。
中身も当然期待に違わぬ乱暴狼藉ぶりで、世間の嘘と感性の退廃を、これでもかとばかり百叩きの刑に処する。
本書によると、同氏の熱狂的なファンが相当数居るらしいが、中島教授の魅力とはなんだろうか?とふと考えてみた。大胆で率直な発言、皆が気がつかずに負わされてきた、社会的・道徳的な慣行の迷妄を突く指摘。しかし、日本なんかどうなったっていい、という一見投げやりな発言とは裏腹に、中島教授はとても日本の社会に対して敏感に反応しているのだ。そして何よりの魅力は、自らの日常を、或いは自分の生い立ちや過去のトラウマを率直に吐露する、その語り口にあると思う。これは全くもって私小説の世界であり、近年話題になった西村貫太氏の捨て身の私小説にも通じるように思う。どちらも自らの、あまり外聞の宜しくない思考・性向を、戯画的に描き、読者に一種爽快な読後感を与えてくれる。
そう言う意味で、本書はいわば『哲学的私小説』とでも呼ぶべきかもしれない(H23.12.19)。
目次をみても、「みんなわたしから顔を背ける」だの「愛したくも愛されたくもない」などとあり、何やら不穏な風情を湛えたタイトルが目を引き、読む前から期待に胸膨らむ。
中身も当然期待に違わぬ乱暴狼藉ぶりで、世間の嘘と感性の退廃を、これでもかとばかり百叩きの刑に処する。
本書によると、同氏の熱狂的なファンが相当数居るらしいが、中島教授の魅力とはなんだろうか?とふと考えてみた。大胆で率直な発言、皆が気がつかずに負わされてきた、社会的・道徳的な慣行の迷妄を突く指摘。しかし、日本なんかどうなったっていい、という一見投げやりな発言とは裏腹に、中島教授はとても日本の社会に対して敏感に反応しているのだ。そして何よりの魅力は、自らの日常を、或いは自分の生い立ちや過去のトラウマを率直に吐露する、その語り口にあると思う。これは全くもって私小説の世界であり、近年話題になった西村貫太氏の捨て身の私小説にも通じるように思う。どちらも自らの、あまり外聞の宜しくない思考・性向を、戯画的に描き、読者に一種爽快な読後感を与えてくれる。
そう言う意味で、本書はいわば『哲学的私小説』とでも呼ぶべきかもしれない(H23.12.19)。