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夢を見ない男松坂大輔 単行本 – 2007/3/1
吉井 妙子
(著)
- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2007/3/1
- ISBN-104104530026
- ISBN-13978-4104530021
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2007/3/1)
- 発売日 : 2007/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 270ページ
- ISBN-10 : 4104530026
- ISBN-13 : 978-4104530021
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,531,003位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 34,935位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本人側からの話がわかってよかった。
2009年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界で活躍できる人間は、肉体ももちろん超人的ではあると思いますが、メンタル面でもすばらしいものをもっているのですね。
感服しました。
ぜひ一読をおすすめします。
松坂選手が小学校の卒業式で、全校生徒の前で「100億円プレーヤーになる」と言ったのは有名です。
その宣言は現実のものとなりました。
実はその後、次のように言っていたようです。
「そしてそのお金を恵まれない人にあげます」
普通、小学6年生が言うような言葉ではないですね。
メジャーへの移籍会見では、記者に夢が叶った感想を聞かれて次のように答えました。
「僕はもともと、夢という言葉が好きではないです。見ることはできても、かなわないものが夢だと思っていますので。 僕はここで投げられることをずっと信じてやってきたので、今、ここにいるのだと思います」
松坂にとって、メジャーのマウンドに立つことは夢ではなく目標だったのです。
ほんと、すごい人物だと思います。
感服しました。
ぜひ一読をおすすめします。
松坂選手が小学校の卒業式で、全校生徒の前で「100億円プレーヤーになる」と言ったのは有名です。
その宣言は現実のものとなりました。
実はその後、次のように言っていたようです。
「そしてそのお金を恵まれない人にあげます」
普通、小学6年生が言うような言葉ではないですね。
メジャーへの移籍会見では、記者に夢が叶った感想を聞かれて次のように答えました。
「僕はもともと、夢という言葉が好きではないです。見ることはできても、かなわないものが夢だと思っていますので。 僕はここで投げられることをずっと信じてやってきたので、今、ここにいるのだと思います」
松坂にとって、メジャーのマウンドに立つことは夢ではなく目標だったのです。
ほんと、すごい人物だと思います。
2007年8月8日に日本でレビュー済み
高校球児の頃から「怪物」と呼ばれ、その名を全国に轟かせて来た松坂大輔投手。
彼の子供の頃からの目標であり計画であった(夢ではない)メジャーリーガーとなるまでの
道のりを描いた作品。
一見順風満帆に、全てを手に入れて来たかのように見える松坂投手の苦悩や葛藤も
詳しく描かれている。
ファンならば知りたいであろう、ジャーナリストならば伝えたいであろう、選手の素顔。
しかし、第三者の視点から描かれるということは、人物や物事に対する表現や捉え方が、
書き手の主観一つに委ねられているという危険性を孕んでいるということを
私達は念頭において読み進めなければならないのだと思う。
この本の中でも、著者の視線は冷静なジャーナリストのものではなく、
松坂投手や柴田さんの友人として、全面的に2人を庇い、持ち上げているものに思えた。
2人と親交の深い著者だからこそ、ここまで深く素顔に迫ることが出来たのだろうが、
私には、その近く熱い視線が、却って残念なものに思えた。
最後に、著者もスポーツジャーナリストであるならば、選手に近付くだけではなく、
競技についてももっと知識を深めて欲しい。
そして、あまり目立つことはないかもしれないが、誇りを持って日々黙々と競技に打ち込んでいる
選手がたくさんいること、ホームランやサヨナラヒットよりも価値のあるプレーもあるのだということ
そういったスポーツの素晴らしさも、伝えてもらいたい。
彼の子供の頃からの目標であり計画であった(夢ではない)メジャーリーガーとなるまでの
道のりを描いた作品。
一見順風満帆に、全てを手に入れて来たかのように見える松坂投手の苦悩や葛藤も
詳しく描かれている。
ファンならば知りたいであろう、ジャーナリストならば伝えたいであろう、選手の素顔。
しかし、第三者の視点から描かれるということは、人物や物事に対する表現や捉え方が、
書き手の主観一つに委ねられているという危険性を孕んでいるということを
私達は念頭において読み進めなければならないのだと思う。
この本の中でも、著者の視線は冷静なジャーナリストのものではなく、
松坂投手や柴田さんの友人として、全面的に2人を庇い、持ち上げているものに思えた。
2人と親交の深い著者だからこそ、ここまで深く素顔に迫ることが出来たのだろうが、
私には、その近く熱い視線が、却って残念なものに思えた。
最後に、著者もスポーツジャーナリストであるならば、選手に近付くだけではなく、
競技についてももっと知識を深めて欲しい。
そして、あまり目立つことはないかもしれないが、誇りを持って日々黙々と競技に打ち込んでいる
選手がたくさんいること、ホームランやサヨナラヒットよりも価値のあるプレーもあるのだということ
そういったスポーツの素晴らしさも、伝えてもらいたい。
2007年5月4日に日本でレビュー済み
著者は長年に渡り松坂の取材を続けて来て、元アナの松坂の奥さんとも親交がある由。"にわか松坂ライター"とは異なり、奥さんの視点も含め、松坂の(主に精神的な)成長振り、メジャーへの道のりが丹念に書かれており好感が持てる。題名は、入団時の記者会見で「これは夢が叶ったのではなく、自ら立てた計画を実現しただけ」と語った事による。メジャーの公式戦が始まる前に本書を刊行したのは、どうせ松坂本が乱立する事を予想して、早目に手を打ったのであろう。
だが、プロ野球を見続けて早40年の私から見ると物足りないのである。せめて、松坂がメジャーのマウンドに立ってから刊行して欲しかった。投球の時に、右腕を下げるようになったのは何故か ? ストレートに自信が持てないのか ? 日本ではあまり投げなかったフォークやカーブを多投しているが、前文の疑問と合わせ、メジャーの打者を意識し過ぎた配球に変えた事の是非は ? 日本にいる時と比べ、スライダーのコントロールが格段に悪くなった気がするが何故か ? 相変わらず、マウンド上で突然乱れるケースがあるが、メジャー故の事なのか、あるいは精神的弱さは引きずったままなのか ?
こうした点が知りたいのである。それは野球評論家に聞いてくれ、と言われれば、ごもっともと応えるしかない。だが、私が魅力を感じる松坂はあくまでマウンド上のものであって、その素顔や契約交渉などには興味がないのである。読む本を間違えましたかね。
だが、プロ野球を見続けて早40年の私から見ると物足りないのである。せめて、松坂がメジャーのマウンドに立ってから刊行して欲しかった。投球の時に、右腕を下げるようになったのは何故か ? ストレートに自信が持てないのか ? 日本ではあまり投げなかったフォークやカーブを多投しているが、前文の疑問と合わせ、メジャーの打者を意識し過ぎた配球に変えた事の是非は ? 日本にいる時と比べ、スライダーのコントロールが格段に悪くなった気がするが何故か ? 相変わらず、マウンド上で突然乱れるケースがあるが、メジャー故の事なのか、あるいは精神的弱さは引きずったままなのか ?
こうした点が知りたいのである。それは野球評論家に聞いてくれ、と言われれば、ごもっともと応えるしかない。だが、私が魅力を感じる松坂はあくまでマウンド上のものであって、その素顔や契約交渉などには興味がないのである。読む本を間違えましたかね。
2007年7月31日に日本でレビュー済み
やんちゃで隙あらば練習をサボりたがった少年時代、
傍目には順風満帆にしか見えないエース人生の裏で味わっていた挫折と苦悩、
イチロー選手に「お前は自分の立場が分かっていない、自分の名前に社会性があることを理解しろ」と叱咤された事、
現夫人・柴田さんとの不器用で心温まる恋模様など・・・
マウンド上の雄雄しい姿だけでは決して知ることの出来ない松坂選手の素顔が記されており、非常に興味深かった。
高校生の頃から日本中の注目の的となり続け、そしてついに大リーガーとなった今でもまだ26歳の若さ。
その肩に課せられたプレッシャーはいかほどのものなのだろうと思っていたが、
「ブーイングの中で投げるのって気持ちいいんですよ。緊迫した場面で抑えて、観客をシーンとさせるのが快感。」
味方の歓声よりもむしろブーイングの中で投げるほうが燃え上がるのだと語るくだりを読んで、
やはり大物と呼ばれる人物は根本的に違うのだと思った。
大きなプレッシャーを逆に大きなパワーに変えてしまえる、
そんな人物だからこそあれほどの大舞台で活躍し続けることができるのだろう。
「怪物」松坂が普段どのように感じ、考え、努力をしているのか、ファンならばぜひ覗いてみたい一面であるし、
またこのような偉業を成し遂げている人物が一体どのような子供時代・学生時代を送り、育てられたのか、
そのあたりはファンならずとも大いに興味がそそられるであろう、
「人間」松坂大輔の素顔を垣間見ることの出来る貴重な一冊だと言える。
レッドソックスへの入団が決まるまでの舞台裏での紆余曲折も詳しく書いてあり、そのあたりも興味深い。
傍目には順風満帆にしか見えないエース人生の裏で味わっていた挫折と苦悩、
イチロー選手に「お前は自分の立場が分かっていない、自分の名前に社会性があることを理解しろ」と叱咤された事、
現夫人・柴田さんとの不器用で心温まる恋模様など・・・
マウンド上の雄雄しい姿だけでは決して知ることの出来ない松坂選手の素顔が記されており、非常に興味深かった。
高校生の頃から日本中の注目の的となり続け、そしてついに大リーガーとなった今でもまだ26歳の若さ。
その肩に課せられたプレッシャーはいかほどのものなのだろうと思っていたが、
「ブーイングの中で投げるのって気持ちいいんですよ。緊迫した場面で抑えて、観客をシーンとさせるのが快感。」
味方の歓声よりもむしろブーイングの中で投げるほうが燃え上がるのだと語るくだりを読んで、
やはり大物と呼ばれる人物は根本的に違うのだと思った。
大きなプレッシャーを逆に大きなパワーに変えてしまえる、
そんな人物だからこそあれほどの大舞台で活躍し続けることができるのだろう。
「怪物」松坂が普段どのように感じ、考え、努力をしているのか、ファンならばぜひ覗いてみたい一面であるし、
またこのような偉業を成し遂げている人物が一体どのような子供時代・学生時代を送り、育てられたのか、
そのあたりはファンならずとも大いに興味がそそられるであろう、
「人間」松坂大輔の素顔を垣間見ることの出来る貴重な一冊だと言える。
レッドソックスへの入団が決まるまでの舞台裏での紆余曲折も詳しく書いてあり、そのあたりも興味深い。