クスッといった生半可なものではない。ブヒッといったものが来るかもしれない。通勤電車なら、用心して読まないと。
エッセイ集としては4作目、2002年「週刊新潮」連載の53話。この年にはFIFAワールドカップが日韓共同で開催された。その話題でも盛り上がる(第二幕「玉蹴り三昧」)。
とくに妄想の暴走するエッセイがいい。たとえば、高村薫の小説『晴子情歌』の新刊案内のワンフレーズから、その内容を想像する。でも、どうしたら、息子に手紙を届けるために百羽の伝書カモメを飼育する母親の話になったりするのか。
「ザ・ワイド」の草野仁や有田芳生、玉蹴り選手のベッカム、シーマン、カーン、ロナウジーニョ……懐かしさも満喫できる。
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人生激場 単行本 – 2003/10/23
三浦 しをん
(著)
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- 本の長さ251ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2003/10/23
- ISBN-104104541028
- ISBN-13978-4104541027
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
身持ちはかたく、身のまわりは(なにかと)騒がしい二十代(後半)。プレーンな日常を「非日常」に変えてしまうマジカルなツッコミと冴えまくる嗅覚。『週刊新潮』も白羽の矢を立てた気鋭作家の身辺雑記集。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2003/10/23)
- 発売日 : 2003/10/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 251ページ
- ISBN-10 : 4104541028
- ISBN-13 : 978-4104541027
- Amazon 売れ筋ランキング: - 244,344位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,385位近現代日本のエッセー・随筆
- - 6,087位日本文学
- - 26,341位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年、東京生まれ。2000年、『格闘する者に○』でデビュー。以後、『月魚』『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』『むかしのはなし』など、小 説を次々に発表。2006年、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。他に、小説に『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『光』『神去なあなあ日常』な ど、エッセイに『あやつられ文楽鑑賞』『悶絶スパイラル』『ビロウな話で恐縮です日記』などがある。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 星間商事株式会社社史編纂室 (ISBN-13:978-4480804204)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年7月3日に日本でレビュー済み
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ふざけすぎ.ふざけすぎ。〈気に入ったことも気に入らなかったことも)
2022年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本郵便が遅れすぎなのだと思いますが、到着予定日より3日も遅れて届きました。
梱包、値段、本の状態はとても良く、出品者の対応に問題はないと思いました。
梱包、値段、本の状態はとても良く、出品者の対応に問題はないと思いました。
2019年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
通勤電車の時に読む為に購入しました。
全体的に面白いです。
思わず顔が笑ってしまう事もあり、仕事へ行く人間の気持ちを楽にしてくれます。
内容は言わずもがな、好きな事や妄想などを、ふんだんにたまっておりとても好きな作家さんです。
エッセイといえば三浦しをん。
全部読んでますが、この辺りのエッセイは特に面白いと感じました。
全体的に面白いです。
思わず顔が笑ってしまう事もあり、仕事へ行く人間の気持ちを楽にしてくれます。
内容は言わずもがな、好きな事や妄想などを、ふんだんにたまっておりとても好きな作家さんです。
エッセイといえば三浦しをん。
全部読んでますが、この辺りのエッセイは特に面白いと感じました。
2013年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私的にはこの方の書く日常の出来事が
笑わせようとしてる感が強くで、どうにも笑えない
ものの言い回しが古いって言うのかな~?
う~~ん ごめんなさい
小説が素晴らしいだけに、期待し過ぎちゃったのかな?自分が・・・
笑わせようとしてる感が強くで、どうにも笑えない
ものの言い回しが古いって言うのかな~?
う~~ん ごめんなさい
小説が素晴らしいだけに、期待し過ぎちゃったのかな?自分が・・・
2013年11月25日に日本でレビュー済み
・バスの運転手のあいさつに見る、漢同士の友情
・有名中国人画家がPCに貯めこむ「秘密箱」の正体
・便器に尻がハマった話
などなど
「はふーん」とか「ぷんすか」という言葉が好きな作家の
非日常のような日常生活や、妄想全開の脳内を垣間見ることができる。
・オタク
・乙女(性別は、男でもOK)
・引きこもり
な読者なら、一層楽しめること間違いなし。
電車やバスなど公共の場所で読むときは、
プッと吹き出さないように、注意して読むべし。
・有名中国人画家がPCに貯めこむ「秘密箱」の正体
・便器に尻がハマった話
などなど
「はふーん」とか「ぷんすか」という言葉が好きな作家の
非日常のような日常生活や、妄想全開の脳内を垣間見ることができる。
・オタク
・乙女(性別は、男でもOK)
・引きこもり
な読者なら、一層楽しめること間違いなし。
電車やバスなど公共の場所で読むときは、
プッと吹き出さないように、注意して読むべし。
2006年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
直木賞作家、三浦しをんさんの爆笑エッセイ!!マンガオタクでBL好きな身持ちの堅い20代女性の日常をこの上なくコミカルに描いてある作品です。マンガオタクでBL好きな女の子が読んでも楽しめますし、そうでない人も新しい世界に触れることができて楽しいと思います。
2006年11月4日に日本でレビュー済み
え〜面白いです。
こんなことにそこまでもよくもまぁ突っ込めるなって勢いですw
興味なかったことでも、見てみようかな?って気になれます。
ええもちろん、斜めから目線でw
果てしない妄想に尊敬の念すら抱けましたw
こんなことにそこまでもよくもまぁ突っ込めるなって勢いですw
興味なかったことでも、見てみようかな?って気になれます。
ええもちろん、斜めから目線でw
果てしない妄想に尊敬の念すら抱けましたw