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風が強く吹いている 単行本 – 2006/9/21

4.6 5つ星のうち4.6 2,344個の評価

箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説
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商品の説明

出版社からのコメント

直木賞受賞第一作、構想・執筆に6年かけた、超ストレートな大
型青春小説!

2001年の正月、酩酊しつつテレビを見ていた三浦しをんの脳内に天啓のような閃
きが駆け抜けた。「箱根駅伝いいっす。これは小説になる!」以来、駅伝経験者
を訪ね、H大とD大に取材を申し込み、早朝の練習や高原の夏合宿に随行、記録会
や予選会を見学、そして、もちろん正月は「箱根」へ、と徹底取材を敢行。構
想・執筆6年、ここに本邦初の王道「青春小説」が誕生した。箱根駅伝をめざす
若者たちを通して、自分と向き合い、ひとり孤独に戦いながらも、確実に誰かと
つながってゆく——生きるための真の「強さ」を高らかに謳いあげた青春小説!
 カバー装画、挿画は気鋭の日本画家、山口晃氏が担当。

○ストーリー

寛政大学4年の清瀬灰二は肌寒い三月、類まれな「走り」で夜道を駆け抜けてい
く蔵原走に出くわし、下宿の竹青荘に半ば強引に住まわせる。清瀬には「夢と野
望」があった。もう一度、走りたい、駅伝の最高峰、箱根駅伝に出て、自分の追
求する走りを見せたい。その「夢と野望」を「現実」にするにはあと一年しかな
い。そしていま強力な牽引者が彼の目の前に現れたのだ。竹青荘は特異な才能に
恵まれた男子学生の巣窟だった。清瀬は彼らを脅しすかし、奮い立たせ、「箱
根」に挑む。たった十人で。蔵原の屈折や過去、住人の身体能力と精神力の限界
など、壁と障害が立ちはだかるなか、果たして彼らは「あの山」の頂きにたどり
つけるのか。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2006/9/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/9/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 512ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4104541044
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4104541041
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 2,344個の評価

著者について

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三浦 しをん
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1976年、東京生まれ。2000年、『格闘する者に○』でデビュー。以後、『月魚』『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』『むかしのはなし』など、小 説を次々に発表。2006年、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。他に、小説に『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『光』『神去なあなあ日常』な ど、エッセイに『あやつられ文楽鑑賞』『悶絶スパイラル』『ビロウな話で恐縮です日記』などがある。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 星間商事株式会社社史編纂室 (ISBN-13:978-4480804204)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
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この商品をレビュー

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3冊買いました。
5 星
3冊買いました。
素人集団が箱根駅伝を目指す、という一見荒唐無稽なお話ですが、走ることを止められない主人公・走をはじめとする竹青荘の面々に引き込まれ、こちらも読むことを止められなくなること請け合いの、ノンストップ青春小説です。ボロアパートでの共同生活に「ハチクロ」の愛らしさを、集団でワンチャンに賭ける情熱に「スラムダンク」のひたむきさを、頂点を目指す人間の孤高な悲哀に「ピンポン」の清廉さを、この小説の背骨に通じる物があるなぁと感じながら、眠らずに一気に読み終え、自分もいますぐ走り出したいような衝動に駆られました。運動と無縁な生活を送る自分にとっては、走るという行為は苦痛以外の何者でないのですが自分の足だけで高みを目指して箱根を駆けるランナーはいったい何を思い、何を願って、襷をつないでいるのか毎年正月にTVを見るたびに不思議に思っていました。もちろんフィクションなのですべてが本当ではないけれども、この小説の後半、1区から10区を駆けるそれぞれのメンバーのモノローグを読みながら、その答えを感じ取った気がします。そして、正月に実家で箱根駅伝を見ていたらどうしてもまた読みたくなってまた買って読み返しました。ちなみに、自分は3冊所持していますが、この本を薦めた友人達は、全員大絶賛。本読み冥利につきる幸福な時間を過ごせました。本が好きな人も、箱根駅伝が好きな人も、三浦さんが好きな人も、ぜひ手にとって欲しい一冊です。
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何でもいいからがんばってみようかな!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
駅伝とか陸上がさらに好きになりました
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現実感ないが、おもしろい!
走りたくなる
2024年1月24日に日本でレビュー済み
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箱根駅伝を目指すのに選手たちは、こんなにも練習をしてるんだと思ったら胸が熱くなりました。
駅伝に対する選手たちの思いが分かる一冊になっています。仲間って素晴らしいなと感じました。

とにかく素晴らしい本でした。
ちょっと長いお話ですが、でも読み出したらキリの良いところまでというのがなかなか出来なくなるくらい面白いので、是非一度は読んでみてほしいです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年12月17日に日本でレビュー済み
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お正月、年賀状のチェックと初詣以外に何もすることがないという一年で一番のんびりした時間を楽しませてくれる箱根駅伝。極寒の中をランニング姿で走る選手を「正月早々大変だなあ」と思いつつ、テレビの前で応援してきました。
テレビの特番などで、出場チームの紹介はあり、選手それぞれの思いを知ることはできます。が、この小説ほど、出場選手の胸のうちがわかるものはありません。長距離を走ったことも走りたいとも思わない私に、それは驚きであり、新鮮でした。
『陸上経験ほぼゼロの寄せ集め選手が十人で箱根を目指す」この夢物語の心地よいこと!
これを読んだ後では、箱根駅伝の見方が変わってきます。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年11月30日に日本でレビュー済み
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面白いですよ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年10月7日に日本でレビュー済み
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私は関西人なので、関東の大学だけで盛り上がる箱根駅伝にはあまり関心を持てなかったけれど、この本を読んで一気に関心が高まりました。新年を迎えるのが楽しみです♪
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高評価だったので読んでみました。この作家さんの本を読むのは初めてでした。上手な文章を書く作家さんだなと思いました。評価に関しては、良作だとは思うけどそれほどかなと思いました。期待値が上がりすぎて、ハードルが上がったのかもしれません。個人的に葉菜子との訳のわからない恋愛感情的なものは必要ないと思いました。葉菜子のキャラも描写しきれてないと思いました。榊とも最後何の回収もなく終わってしまったし。なんか中途半端でしたね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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