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すべては一杯のコーヒーから 単行本 – 2002/5/1
- 本の長さ234ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2002/5/1
- ISBN-104104546011
- ISBN-13978-4104546015
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商品の説明
商品説明
著者は、水産会社に勤める父親の仕事の都合により、幼少期をセネガルで過ごし、青春時代をアメリカで過ごした。大学から日本に移り、筑波大学卒業後三和銀行に勤務するが、アフリカでは「中国人」、アメリカでは「アフリカ人」、日本では「アメリカ人」と呼ばれ、どこに行っても異端視されるという複雑な思いを経験したようだ。そのことが、「食文化を通じて世界中の国々がお互いを理解し、尊重し、そして一つになる」という夢につながっていった。
本書には、著者の幼少期から創業、ナスダック・ジャパン上場までの軌跡が、スピード感ある文章で書かれている。ボストンで出合った1杯のコーヒー、タリーズ本社との交渉、三和銀行との決別、家族の死、その過程で出会った人々…。ライバル、ハワード・シュルツとのちょっとしたやりとりなども含まれており、楽しく読むことができる。
本書には、起業のノウハウなどはほとんど書かれていない。ただ、起業して成功した人々に共通する大切な点―― 人との出会い、そして情熱を持ち続けることの大切さをあらためて教えてくれる。あまりに多くの不幸を乗り越え、成功を勝ち取った著者の半生に、胸が熱くなる1冊である。(土井英司)
出版社からのコメント
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2002/5/1)
- 発売日 : 2002/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 234ページ
- ISBN-10 : 4104546011
- ISBN-13 : 978-4104546015
- Amazon 売れ筋ランキング: - 497,940位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 327位企業動向
- - 32,701位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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はじめて読んだ時は、言葉の一つ一つが心に刺さり
脳みそや細胞に喝を入れてもらった感じでした。
大人になった今、失ってしまったかも知れないものをもう一度見つめたくて再度購入
ビジネスについての成功話だけでなく失敗したことについても書かれているので、
新しい事に挑戦してみたい人や
夢や目標の叶え方について知りたい人におすすめしたい本です。
当時のままに単行本の方を選んで良かった
はじめて読んだ時は、言葉の一つ一つが心に刺さり
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当時のままに単行本の方を選んで良かった
タリーズコーヒーを日本で展開するお話。
アメリカの本社から営業権を獲得して、東京銀座に1店舗目を開き、そこから全国に波及していくまでを追った内容です。
アフリカやアメリカでの生活や大学や銀行員時代からコーヒーへの熱意がうまれてきて、最高のコーヒーを提供する信念がうかがえました。
コーヒーだけでなく、タリーズでコーヒーを買う価値そのものを向上するために色んな努力をされたそうです。
スタバなどの競合や、大手飲料メーカーとの焙煎する権利・関連商品の販売権獲得をめぐる争い、公共施設のフロアへの出展をめぐって賄賂を要求されたくだりがとても興味深かった。
大きな資本と対峙するとき、零細な資本しか所有しない者は体力や熱意や信頼といった精神論で勝負するしかない。もっと日本のベンチャーキャピタルに暖かい風が吹くようになればと思った。
ミッキーさんという昔からの仲間が、この本に間違いがあるとブログで主張されているのにも気になった。
でも、とてもおもしろく拝読できた。
内容◎
良い買い物でした。
帰国子女としての生活、弟・母の死、三和銀行のトラブル、タリーズの開業、タリーズUSAトップ交代のドタバタなど、数々の問題を「個人」の奮闘で乗り切った内容で、内容としては面白かった。ただ、本書で感じた自分に酔っている感、松田さんのコロコロ変わる経歴(タリーズ→参議院議員→・・・)などから、「社会」「社員」よりも「個人」がカワイイ姿勢が垣間見え、私が尊敬する経営者像ではないと感じました。
勉強になりました。
そこから起業までこぎつけるという行動力と情熱。
刺激を受けました。とても。
何がきっかけで人生変わるかわからないし、
だからこそ、常にアンテナを張っておいて、
好きなことにはとことん首を突っ込んでみるのが
大事なのではないかと、この本を読んで改めて思いました。
起業する上でまず必要な資金集めについては、
銀行員時代に培った融資の知識や営業ノウハウを駆使されており
金融畑出身のアドバンテージを活かされていますが、
何よりも、
「なんとしてもタリーズのコーヒーを一人でも多くの人に広めたい」
という情熱無しには今のタリーズの人気は無かったのでしょう。
もともとタリーズは好きでしたが、読了後は完全にタリーズ派になってしまいました。
先日の参議院選挙で興味を持ち、読んでみました。
いわゆるベンチャー系の若手社長の自伝とは違い、
特別なスキル(英会話くらいかな?)やコネクションのない筆者が熱意と
バイタリティーでコーヒーチェーンを成功に導いていきます。
ベンチャーから上場というと、華やかなIT系が
イメージされますが、筆者の場合、
自ら店に泊まり込んだり、コーヒーを淹れたり、レジを打ったりと
極めて泥臭い努力を驚くべき体力と精神力で行っています。
起業ブームなどと言われています。
一攫千金を夢見て起業するという野心、ロマンは男として非常に魅力があります。
その際、注目されるのがとにかくアイディア、スキル、コネクションです。
凄いアイディアが浮かべば起業できるというのは魅力的な感じがしますが、
一番大事なのはアイディア以上に筆者のような泥臭い熱意なのでしょう。
この本では2006年あたりまでとなっており、その後は色々あったようです。
タリーズ(フードエックス)は伊藤園に過半数の株を売却し、筆者は退任しています。
しかし松田氏ほどのバイタリティーがあれば
何でもやっていける(もちろん政治家としても)ように思います。