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不味い! 単行本 – 2003/5/1

4.0 5つ星のうち4.0 59個の評価

商品の説明

商品説明

農学博士にして、「食の冒険家」を自称する著者が、あらゆる場所で体験した不味い食べ物に関して、ユーモアたっぷりにつづったエッセイ集。取りあげられている31品は、かつて昆虫やヘビ、ネズミなど、世界中の珍料理を食べ尽くしてきた著者にして「不味い!」と言わしめた「ツワモノども」である。「俺」という1人称でのぞんざいな語り口は、辛口で痛快そのものだが、それだけではなく、醸造学や発酵学を専門とする著者だけに、食文化への確かな知識を授けてくれる点も魅力だ。

なかでも、やはり目を引くのは、数々の悪食の武勇伝。カメムシの幼虫や、カラスの「ろうそく焼き」、羊の血の腸詰など、本書には、想像を絶するメニューが多数紹介されている。中国では、20年ものの自家製蛇酒の、あまりのアクの強さにのたうち回り、韓国では「ホンオ・フェ」という発酵させたエイのアンモニア臭に涙する。その光景は、まさに著者の言葉どおり「不味さとの対決」といえる壮絶さである。しかし意外にも著者は、その不味さを、新しい食の発見として楽しんでいるから驚かされる。

本書で、怒りをもって「不味い!」と断罪されているのは、そうした珍料理に対してではなく、ビールやカレー、刺身にラーメンと、私たちが普段から食べ馴れている食品に関してだ。著者は、化学調味料を多用するデパートの惣菜に不快感を覚え、冷凍保存した白焼きを平気で出す鰻屋の「職人根性の欠如」を嘆く。そこから浮かんでくるのは、あまりにも歪んでしまった現代社会の食生活であり、それを平然と受け入れてしまっている私たちの心の貧しさなのである。(中島正敏)

内容(「MARC」データベースより)

ふらりと入った居酒屋で、出張先のホテルの食堂で、思わず「不味い!」って叫んだことはありませんか? ジュラルミンの胃袋を持つ著者をぎゃふん!と言わせたツワモノどもがなぜ不味くなったのか判る薀蓄たっぷりの一冊。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2003/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 185ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4104548022
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4104548026
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 59個の評価

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小泉 武夫
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よくぞ、書いてくれましたのの感があるねぇ。美味しいの基準は価格にあるんよねぇ。
一杯 1.500円のラーメンは美味しいのではなく、美味しいのが当たり前なんよ。
これを、240で 味を落とさずにだせるかが、美味しさの基準だな。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方がレビューで書かれてましたが著者の「俺」には違和感がありました。あと、スーパーなどの惣菜を「不味い」と斬り捨てているのも如何なものかと…他にも読んでいて不快になる部分はありましたが、全体的にはまぁまぁ面白く読めました。 ただ不思議だったのは、未去勢牛の肉って、そんなに出回っているのでしょうか?私自身は一度も獣臭がする牛肉を買った事も食べた事もないですね…
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不味さを想像できる描写が、読み手を引き付ける内容。
暇つぶし程度の読物として購入したが、なかなか深い内容であり一読の価値あり。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いちいちその通りとうなずいてしまいました。グルメ本食傷気味の人におすすめです
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年8月26日に日本でレビュー済み
作中に登場する、未去勢の牛肉が獣臭いというのスーパーの安い味付け肉で買ってしまった事があります。
胡椒振ってもニンニクまぶしても臭くて臭くて。
カツ丼頼んだ筈が、親子丼出されてしかもソース味だったという顛末は飲んでいた珈琲吹き出しました。
美味そうな物を書かせたら天下一品の文章力を、不味い物に全力を注いでます。
ダイエット中に読むには逆説的に最適なのでは無いかと思うが。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙に釣られたのと、最近「不味い」と感じる外食が増えたので。
中身は意外と昔の話。表紙は新しい装丁。だまされた。
2006年1月21日に日本でレビュー済み
興味半分で買って読んでみました。

子供の頃から「どんなものでも残さず食え」と

教えられてきたので、不味いものにわざわざケチをつけて

本にまでするのはどうかなぁと疑りながら読んでいました。

小泉さんは不味いといいながら実は食べ残してないんです!

エラい!

学校の先生でもありますので不味さの原因を

科学的でわかりやすい説明も魅力的。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月9日に日本でレビュー済み
ところどころ面白く読めるところもあったが、全体的に呆れてしまうレベルの本だと思う。
例えば、「不味い」という内容なのに「ラーメン屋でラーメンを運んできたおばあさんの
指がスープに入っていた」と書いているが、これは「不味い」ではない。また、入院中の
病院で出た食事がまずいと言い(仕方ないだろう)院内の医師や知人にうなぎの蒲焼弁当
などを持ってこさせたことを自慢げに書いてあることに関しては下衆とすら感じる。
全体的に安い食堂やスーパーで買ったものをクサしているが、大して金も払わないで声高
に「不味い、不味い」と叫んでいる。著者の感覚の方が「不味い」だろう。
50代半ばにして著作の中で自分のことを「俺」と呼ぶ感覚も違和感を感じる。
事あるごとに自分の著作を宣伝するのもいただけない。文章レベルも週刊誌の雑記事レベル
なので買って読む価値はない。
ほかの著作は読んでいないのでわからないが、少なくとも食べ物に関して「不味い」をこじ
つけて連発するのは気分に良いものではない。
著者のユーモアセンスのヒドさが全体に出すぎている「味覚人飛行物体」って????
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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