この著書の一気読みは2回目です。
40代での一気読みと50代での一気読み(中村うさぎさんがこの本のあとがきを書かれた時の年齢)では、読後感がまったく違いました。
40代では、著者と私の自意識の毒素の純度に差があり過ぎて(うさぎさんの毒素の純度が高過ぎて)共鳴したいのに阻まれる、もしくは憚られるという感じが残りました。
今回はただただ敬服しています。
現代社会のシステムの中で、「女性」を議論の俎上に載せるための土台を、手作業で、爪が剥がれるまで、血を滲ませながら整えてくださったような、勝手にイメージを描きながら読みました。
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私という病 単行本 – 2006/3/16
中村 うさぎ
(著)
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/3/16
- ISBN-104104567043
- ISBN-13978-4104567041
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/3/16)
- 発売日 : 2006/3/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4104567043
- ISBN-13 : 978-4104567041
- Amazon 売れ筋ランキング: - 443,155位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13,535位エッセー・随筆 (本)
- - 79,403位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中村うさぎさんの本全体的には一見軽い読み物かと思えばそうでもなくて社会風刺であったり考えさせられたりする部分もあリながら少々下品な言い回しが面白、可笑しく次も読みたくなったりする本だと思います。
2016年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔から不思議に思ってたことがある。
大して綺麗になる訳でもない、むしろ違和感と不快感だけ増していくのに整形繰り返す人間
また、綺麗に見える訳でもなく下品に見えるだけのブランド物を買漁る人間
心の醜さが露呈するだけの行為で、自分を貶めして何が楽しいのかと。
結局は「綺麗になりたいから、社会的地位を誇示したいから」
とすごく単純な答え。「綺麗になりきれてないしカッコ良くもないよ」と言うツッコミは野暮なのだろうか?
それとも整形してない姿はよっぽど醜いの?普通のオバちゃんであるならば、
綺麗ではなくとも無理な整形ほどの不快感はないはずだ
なんにしても開き直りは恐ろしくも強い。
そりゃあ「親に貰った体なのに」「そうまでして綺麗になりたいの?」
なんて偽善や綺麗事は大嫌いだ。綺麗で居たい願望は誰だってあるだろう。
ただ見かけにばかり拘って中身の醜さを隠そうとせずに
「人間って本質は醜いでしょ?」なんて露悪的な生き方も正しいとは思えない。
本書の内容に沿った言い方をするならば、
排泄は誰だってする。しかし「トイレは誰だって行くでしょう?」などど排泄物を見せられても不快なだけ
勿論「トイレなんて行きません」なんて汚い部分をひた隠しにする必要もないが
見せる必要もないのである。
男には女性よりも強い支配欲や図々しい無神経さが確かにある。
それを隠さない男に傷付けられて男が嫌いになったんでしょ?
なのに自分も女性の醜さを開き直り、隠そうとしない姿勢は
図々しい男と全く同じであり、同じように男を辟易させている。
全くもって同族嫌悪って奴だ。
とにかく偽善も露悪も間違いだ。中庸という言葉がある。なんでもほどほどが一番です。
大して綺麗になる訳でもない、むしろ違和感と不快感だけ増していくのに整形繰り返す人間
また、綺麗に見える訳でもなく下品に見えるだけのブランド物を買漁る人間
心の醜さが露呈するだけの行為で、自分を貶めして何が楽しいのかと。
結局は「綺麗になりたいから、社会的地位を誇示したいから」
とすごく単純な答え。「綺麗になりきれてないしカッコ良くもないよ」と言うツッコミは野暮なのだろうか?
それとも整形してない姿はよっぽど醜いの?普通のオバちゃんであるならば、
綺麗ではなくとも無理な整形ほどの不快感はないはずだ
なんにしても開き直りは恐ろしくも強い。
そりゃあ「親に貰った体なのに」「そうまでして綺麗になりたいの?」
なんて偽善や綺麗事は大嫌いだ。綺麗で居たい願望は誰だってあるだろう。
ただ見かけにばかり拘って中身の醜さを隠そうとせずに
「人間って本質は醜いでしょ?」なんて露悪的な生き方も正しいとは思えない。
本書の内容に沿った言い方をするならば、
排泄は誰だってする。しかし「トイレは誰だって行くでしょう?」などど排泄物を見せられても不快なだけ
勿論「トイレなんて行きません」なんて汚い部分をひた隠しにする必要もないが
見せる必要もないのである。
男には女性よりも強い支配欲や図々しい無神経さが確かにある。
それを隠さない男に傷付けられて男が嫌いになったんでしょ?
なのに自分も女性の醜さを開き直り、隠そうとしない姿勢は
図々しい男と全く同じであり、同じように男を辟易させている。
全くもって同族嫌悪って奴だ。
とにかく偽善も露悪も間違いだ。中庸という言葉がある。なんでもほどほどが一番です。
2022年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんなに身を削って、己の「女」を哲学した本はあっただろうか?
並のジェンダーランをぶっ飛ばす迫力の一冊!
並のジェンダーランをぶっ飛ばす迫力の一冊!
2022年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ありのままの自分を受け入れるという事
素晴らしい内容でした!
素晴らしい内容でした!
2015年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
残念ながら中村さんは単に病んでるだけだと思います。
作家なら病んだ部分から真実を照射すると言ったこともありえますが,
この本には残念ながらそういった趣はないです。
本書では,女性の真実も人間の真実も描かれてはいません。
かわいそうな病んだ一人の女性がポツリ佇んでいるだけです。
そしてその周りに(編集者も含めて),
これまた病んだ人間たちがハイエナのように群がっているのです。
労働市場での自分の評価とか,
恋愛市場での自分の評価とか,
そんなものは全部他人による自分の評価です。
他人の評価に振り回されるのが人間だとしても,
最終的には,
自分で自分を大切にする「勇気」が持てなければ
この「病」から脱することはできません。
中村さん,もっと自分を大切にしてあげてください。
中村さんを大切に思っている人は,
あなたが「作家」だからでも,
「美人」だからでも,
金持ちだからでもなく,
ただあなたがあなただから大切に思っているのではないですか。
逆に言えば,
そう思ってくれる人があなたにとって本当に大切な人なのだと思います。
読んでいて涙が出ます。
作家なら病んだ部分から真実を照射すると言ったこともありえますが,
この本には残念ながらそういった趣はないです。
本書では,女性の真実も人間の真実も描かれてはいません。
かわいそうな病んだ一人の女性がポツリ佇んでいるだけです。
そしてその周りに(編集者も含めて),
これまた病んだ人間たちがハイエナのように群がっているのです。
労働市場での自分の評価とか,
恋愛市場での自分の評価とか,
そんなものは全部他人による自分の評価です。
他人の評価に振り回されるのが人間だとしても,
最終的には,
自分で自分を大切にする「勇気」が持てなければ
この「病」から脱することはできません。
中村さん,もっと自分を大切にしてあげてください。
中村さんを大切に思っている人は,
あなたが「作家」だからでも,
「美人」だからでも,
金持ちだからでもなく,
ただあなたがあなただから大切に思っているのではないですか。
逆に言えば,
そう思ってくれる人があなたにとって本当に大切な人なのだと思います。
読んでいて涙が出ます。
2014年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジェンダーに関する諸問題を女目線から捉えることができて良かったです。