無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
交渉人 単行本 – 2003/1/1
五十嵐 貴久
(著)
- 本の長さ349ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2003/1/1
- ISBN-104104578010
- ISBN-13978-4104578016
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
患者を人質に立てこもる三人組。800人体制で救急病院を囲む警視庁。そして犯人グループと交渉に当たるのは、アメリカFBI仕込みの凄腕交渉人だった。最新型の犯罪交渉サスペンス。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2003/1/1)
- 発売日 : 2003/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 349ページ
- ISBN-10 : 4104578010
- ISBN-13 : 978-4104578016
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,178,218位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 210,374位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年1月28日に日本でレビュー済み
内容には無理もあるけど話のアイデアはかなり面白い!
2013年1月13日に日本でレビュー済み
久しぶりに「えー」と声に出してしまった。
それほど凄いドンデン返しというほどでもないとおもうけれど、『誘拐』よりはびっくりした。
犯人グループの真の動機には、驚きだったし、それ以上に同情というか、考えさせられるものがあった。
詳しく書きたいところだけど、内容に触れてしまうので詳しくはいわない。
ただひとつ読む人に解ってほしいのは、作中の事件が明日にでも起こってもおかしくないということだ。
そして、そのとき犯人の立場にあるのか、被害者の立場にあるのかは分からない。
これから本作を読もうと思っている人には、次にもしくはその前に、日向恩『ロード&ゴー』を勧める。
きっと深く理解することができるのではないかと思う。
それほど凄いドンデン返しというほどでもないとおもうけれど、『誘拐』よりはびっくりした。
犯人グループの真の動機には、驚きだったし、それ以上に同情というか、考えさせられるものがあった。
詳しく書きたいところだけど、内容に触れてしまうので詳しくはいわない。
ただひとつ読む人に解ってほしいのは、作中の事件が明日にでも起こってもおかしくないということだ。
そして、そのとき犯人の立場にあるのか、被害者の立場にあるのかは分からない。
これから本作を読もうと思っている人には、次にもしくはその前に、日向恩『ロード&ゴー』を勧める。
きっと深く理解することができるのではないかと思う。
2012年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった。作品紹介は次のとおり。救急病院の患者を人質に立てこもる三人組。対する警視庁は500人体制で周囲を固めた。そして犯人グループとの駆け引きは特殊捜査班のエース、アメリカFBI仕込みの凄腕交渉人!思い通りに犯人を誘導し、懐柔してゆく手腕が冴え渡る。解決間近と思われた事件だが、現金受け渡しの時から何かが狂う。どこで間違ったのか。彼らは何者なのか…。
一般文学通算701作品目の読書完。通算1048冊目の作品。2011/07/06
一般文学通算701作品目の読書完。通算1048冊目の作品。2011/07/06
2007年5月24日に日本でレビュー済み
数年前、テレビ朝日の2時間ドラマで見て以来、この小説の存在は(石田警視正役の椎名桔平が素敵すぎて)忘れられずにいました。
原作もとても、緊張感があり面白かったです。
主人公の安藤警部補が本部に登板する過程等、ちょっと無理があるのではと思う場面もあります。が、主人公の石田警視正への思いが最後までキーになっていることで、ストーリーに統一感が出ていて最後までどんどん読み進めることができます。
原作もとても、緊張感があり面白かったです。
主人公の安藤警部補が本部に登板する過程等、ちょっと無理があるのではと思う場面もあります。が、主人公の石田警視正への思いが最後までキーになっていることで、ストーリーに統一感が出ていて最後までどんどん読み進めることができます。
2013年7月23日に日本でレビュー済み
コンビニ強盗が夜中の病院に人質を抱えて立てこもる。そこに呼ばれた交渉人と呼ばれる警視庁のエリート石田。数々の
難事件を解決してきた彼は巧みに犯人グループと接触、身代金を用意し逃走用のバイクまで貸し与える。要は人質を
抱えて逃げ出したところを逮捕という手はずだった。しかし、犯人一緒に連れだされた看護師の女性は殺害され、
病院でも医師二人が惨殺される。何が間違ったのか。作品のほぼ8割のところまでは、ちょっと軽めの人質事件くらいの
感覚で読み続けていた読者は、人質が惨殺されてきたところくらいから、何か様相が異なることに気付く。そして、
石田の愛弟子である、遠野麻衣子がこの事件を解決していく。なかなか、凝ったプロットで読者をひきつけて行く筋運びだ。
結局は逃げ込んだ病院自身が犯人達の目的の場所であり、医療過誤で子供や身内を亡くした人間達の復讐劇が
この作品のテーマとなる。そして大きな驚愕となるエンディング。面白かった。
難事件を解決してきた彼は巧みに犯人グループと接触、身代金を用意し逃走用のバイクまで貸し与える。要は人質を
抱えて逃げ出したところを逮捕という手はずだった。しかし、犯人一緒に連れだされた看護師の女性は殺害され、
病院でも医師二人が惨殺される。何が間違ったのか。作品のほぼ8割のところまでは、ちょっと軽めの人質事件くらいの
感覚で読み続けていた読者は、人質が惨殺されてきたところくらいから、何か様相が異なることに気付く。そして、
石田の愛弟子である、遠野麻衣子がこの事件を解決していく。なかなか、凝ったプロットで読者をひきつけて行く筋運びだ。
結局は逃げ込んだ病院自身が犯人達の目的の場所であり、医療過誤で子供や身内を亡くした人間達の復讐劇が
この作品のテーマとなる。そして大きな驚愕となるエンディング。面白かった。
2007年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
銃をもった立てこもり犯3人。
場所は病院。 人質は入院患者と夜勤の医師そして看護婦。
警視庁の石田警視正がネゴシエーターとして電話で交渉をしていく。
交渉をする石田警視正にたいして、2年研修をうけたことがある遠野警部と全く初めての品川警察署の安藤警部補を配して、
説明をするという形で
交渉術についての解説を織り込んであるために、スムースに読んでいくことができます。
意外な展開の小説でした。
場所は病院。 人質は入院患者と夜勤の医師そして看護婦。
警視庁の石田警視正がネゴシエーターとして電話で交渉をしていく。
交渉をする石田警視正にたいして、2年研修をうけたことがある遠野警部と全く初めての品川警察署の安藤警部補を配して、
説明をするという形で
交渉術についての解説を織り込んであるために、スムースに読んでいくことができます。
意外な展開の小説でした。
2019年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品を購入したはずなのにページの端が割かれていたものが送られてきた。返品しようかと思ったが面倒なのでやめた。
2017年2月14日に日本でレビュー済み
患者を人質に立てこもる三人組。800人体制で救急病院を囲む警視庁。そして犯人グループと交渉に当たるのは、アメリカFBI仕込みの凄腕交渉人だった。最新型の犯罪交渉サスペンス。
と商品説明にありますが「アメリカFBI仕込みの凄腕交渉人」「最新型の犯罪交渉サスペンス」この部分はどうかなといった感じ。ちょっと誇大広告かもしれない。確かに設定的には「凄腕交渉人」「最新型の犯罪交渉」なのかもしれませんが、読んでいてそう実感できるほどの専門性は本作にはありません。「アメリカFBI仕込みの凄腕交渉人」が本書で披露する技術は営業のビジネス書にあるような交渉術の初歩中の初歩なので、ネゴシエーターという職業に関してはいっそ飾りだと思った方がいいです。
文章自体はとても読みやすく、ストーリーは全体を通してだれる部分はありません。起承転結もしっかりしてます。ただ前述の通り、交渉人という職業に限らずある種の専門分野に関しては著者の調査や理解がものすごく浅いので、こう言うのもなんですが本作はあまり深く考えないで読んだ方がいいです。ポンポン読めばそれなりに満足感の得られる小説だと思うので。
いろいろ書きましたが正直終盤までは☆4をつけようかと思うくらい面白かったです。ですがラストの主人公による理想論のド正論説教には辟易したのでその分マイナスしました。
(以下ちょっとネタバレ)
「お前だって大切な人を殺されれば俺たちと同じことをする」→「しない。犯人を殺しても意味がない」
「法律があいつらを許したなら俺たちが直接殺すしかなかった」→「間違ってる。あなたたちは別の戦い方をするべきだった。殺すのではなく法律のシステムを変えるように努力しなくちゃダメ。私ならそうした」
みたいなリアリティ皆無の説教ターンがきっついです。イライラしました。それなのに主人公の謎パワーにより「俺たちが間違ってた…殺した人たちの命を償いたい」とか犯人が言い出すのでずっこけそうになりました。この程度のテンプレ説得で改心する人はこんなに大掛かりな事件を起こさないと思います。主人公は交渉人の端くれなので、おそらく著者としては「主人公の素晴らしい交渉により犯人たちの説得に成功」という締めを書きたかったんだと思いますが、ここにきて交渉人という職業に対する著者の知識の浅さが浮き彫りになってしまった感じがあります。
難点はありますがエンタメ作品としてはまあまあ及第点。ストーリーの起伏やどんでん返しはやや教科書的なのでもう一山欲しいかな。☆3。
と商品説明にありますが「アメリカFBI仕込みの凄腕交渉人」「最新型の犯罪交渉サスペンス」この部分はどうかなといった感じ。ちょっと誇大広告かもしれない。確かに設定的には「凄腕交渉人」「最新型の犯罪交渉」なのかもしれませんが、読んでいてそう実感できるほどの専門性は本作にはありません。「アメリカFBI仕込みの凄腕交渉人」が本書で披露する技術は営業のビジネス書にあるような交渉術の初歩中の初歩なので、ネゴシエーターという職業に関してはいっそ飾りだと思った方がいいです。
文章自体はとても読みやすく、ストーリーは全体を通してだれる部分はありません。起承転結もしっかりしてます。ただ前述の通り、交渉人という職業に限らずある種の専門分野に関しては著者の調査や理解がものすごく浅いので、こう言うのもなんですが本作はあまり深く考えないで読んだ方がいいです。ポンポン読めばそれなりに満足感の得られる小説だと思うので。
いろいろ書きましたが正直終盤までは☆4をつけようかと思うくらい面白かったです。ですがラストの主人公による理想論のド正論説教には辟易したのでその分マイナスしました。
(以下ちょっとネタバレ)
「お前だって大切な人を殺されれば俺たちと同じことをする」→「しない。犯人を殺しても意味がない」
「法律があいつらを許したなら俺たちが直接殺すしかなかった」→「間違ってる。あなたたちは別の戦い方をするべきだった。殺すのではなく法律のシステムを変えるように努力しなくちゃダメ。私ならそうした」
みたいなリアリティ皆無の説教ターンがきっついです。イライラしました。それなのに主人公の謎パワーにより「俺たちが間違ってた…殺した人たちの命を償いたい」とか犯人が言い出すのでずっこけそうになりました。この程度のテンプレ説得で改心する人はこんなに大掛かりな事件を起こさないと思います。主人公は交渉人の端くれなので、おそらく著者としては「主人公の素晴らしい交渉により犯人たちの説得に成功」という締めを書きたかったんだと思いますが、ここにきて交渉人という職業に対する著者の知識の浅さが浮き彫りになってしまった感じがあります。
難点はありますがエンタメ作品としてはまあまあ及第点。ストーリーの起伏やどんでん返しはやや教科書的なのでもう一山欲しいかな。☆3。