一度ぐらい、心から幸せな終わり方をした、
全ての登場人物が幸せと思えるような終わり方をした。
そういう色を、そんな彼の色を見てみたい。
物語を書くきっかけがきっかけだったから、なのだろうか。
絶対、どこか片手落ちになっている終わり方しかしないのは。
もしかしたら、この人は。
自分の物語が完全なハッピーエンドで終わることを、
ハッピーエンドの話が書けないのかもしれない。
いや、ハッピーエンドの話を書いてはならないと、
そう思っているような気がしてならない。
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ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶 単行本 – 2005/6/21
大崎 善生
(著)
キャトルセプタンブル,容認できない海に、やがて君は沈む 他
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/6/21
- ISBN-104104594024
- ISBN-13978-4104594023
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/6/21)
- 発売日 : 2005/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 189ページ
- ISBN-10 : 4104594024
- ISBN-13 : 978-4104594023
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,665,396位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 39,671位日本文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年8月9日に日本でレビュー済み
期待通り。
それ以上でもそれ以下でもない。
奥底に流れてるのは、
過去をひきずっていること。
少し前は過去があって現在があるっていう物語に心を動かされたのだが、
今は動かされない。
現在と過去がどこかで分断されていると自分で感じているのかな。
今とつながる過去が見当たらない。
それ以上でもそれ以下でもない。
奥底に流れてるのは、
過去をひきずっていること。
少し前は過去があって現在があるっていう物語に心を動かされたのだが、
今は動かされない。
現在と過去がどこかで分断されていると自分で感じているのかな。
今とつながる過去が見当たらない。
2005年8月6日に日本でレビュー済み
辛い恋愛や、忘れられない恋愛に救いや癒しを与えるような作品集だと思う。
特に、キャトルセプタンブルが良かった。
九月の四分の一を先に読むのをお勧めします。
二つの物語が合わさって、良い読後感。
特に、キャトルセプタンブルが良かった。
九月の四分の一を先に読むのをお勧めします。
二つの物語が合わさって、良い読後感。
2005年7月14日に日本でレビュー済み
自分が愛した人のことは、何年たっても決して色あせることはないのだろう。たとえ別れのときに心が傷ついたとしても、人はいつかその傷を淡い思い出に変えていく。この本の中にはそういう人たちが息づいていた。さまざまな愛し方、さまざまな別れ方。4つの物語はまったく違う愛の物語だが、彩る色はどれもブルーというイメージが強い。それは海の色だったり、水の色だったり、空の色だったり・・・。
こういう恋愛もあるのだろう。でも作者の描く世界に入り込めない。妙に飾られた世界は、全ての出来事をガラス越しに見ているようなもどかしさある。淡々と読み進めるしかない作品だった。
こういう恋愛もあるのだろう。でも作者の描く世界に入り込めない。妙に飾られた世界は、全ての出来事をガラス越しに見ているようなもどかしさある。淡々と読み進めるしかない作品だった。