近所の図書館でかりて全部読んだんだけど、結局手元に置いておきたくて買ってしまった。結構、至極当然の事を言っていて痛快な部分も。今では当たり前な部分もあるが当時ではそうだったのかと。
数時間で一気に読める。もうちょっと新しいこと(1980年代)もあればなと思う。特に夜ヒットの時の歌手との話とか。談志さんとの対談は興味深かったし、お写真もお綺麗でした。顔が綺麗でも脱いだ胸が残念ってパターン多いけど、そうではない。写真集は今更手に入らないので、2枚だけでも写真があったのはラッキーか。
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とんがって本気 単行本 – 2004/1/30
加賀 まりこ
(著)
コンサバな生き方してるとバカになるよ! 人生は待ってるだけじゃツマラナイ。好奇心の命ずるまま即断即行してきた著者が、自分の眼で、見て考え感じたことのすべて。男気のある女優の、初エッセイ。
- 本の長さ234ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2004/1/30
- ISBN-104104659010
- ISBN-13978-4104659012
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
私はつんのめるように生きてきた。身を焦がした恋、大切な女友達、そしてとっておきの話。媚びない女優が、自らの眼で見て、考え、感じてきたことのすべて。『FRaU』連載「私の20世紀」をまとめる。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2004/1/30)
- 発売日 : 2004/1/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 234ページ
- ISBN-10 : 4104659010
- ISBN-13 : 978-4104659012
- Amazon 売れ筋ランキング: - 496,092位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 167位演劇史
- - 1,055位タレント本(総合)
- - 15,120位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
母に貸したら、好評でした。
加賀さんの、キリッとした生き方、素晴らしいと思います。
加賀さんの、キリッとした生き方、素晴らしいと思います。
2006年6月8日に日本でレビュー済み
文化を知る人々が集まる『キャンティ』に若いながらも出入りし、
常連には『プティ・べべ(B・バルドー)』などと可愛がられていた、
という逸話からも、その凛とした容姿からも興味を持っていました。
歳をとってはいても、いや、とっているからこそ、格好いい女。
さらに最近放映された『僕らの音楽』では、かまやつ氏と共に、
当時の洗練を彷彿とさせるような『時代を選び、選ばれた』人間の、
独特な雰囲気を醸し出していて、興味はますます募る一方。
そんな時、本書の存在を知りました。
さっそく読んでみると、パリ時代の豪奢な経験や、川端康成との官能的な思い出、
やはり洗練された人として有名な安井かずみとの交遊、加賀まりこがどうやって育成されたか…
などなど、かなり満足できる内容でした。
加賀まりこの凛とした人となりに興味のある方には、お勧め!
常連には『プティ・べべ(B・バルドー)』などと可愛がられていた、
という逸話からも、その凛とした容姿からも興味を持っていました。
歳をとってはいても、いや、とっているからこそ、格好いい女。
さらに最近放映された『僕らの音楽』では、かまやつ氏と共に、
当時の洗練を彷彿とさせるような『時代を選び、選ばれた』人間の、
独特な雰囲気を醸し出していて、興味はますます募る一方。
そんな時、本書の存在を知りました。
さっそく読んでみると、パリ時代の豪奢な経験や、川端康成との官能的な思い出、
やはり洗練された人として有名な安井かずみとの交遊、加賀まりこがどうやって育成されたか…
などなど、かなり満足できる内容でした。
加賀まりこの凛とした人となりに興味のある方には、お勧め!
2005年2月21日に日本でレビュー済み
そもそもはどうしても、加賀さんが若い頃に出版された
「私生活」という写真集が欲しかったのです。
当時としてはセンセーショナルだったと思われますが、
そこには素顔の加賀さんが、ヌード写真と共に掲載されています。
もうそれが、最高にキュートで、
もし自分が男性だったら、人生も何もかも棒に振ってもいい!
と思うぐらいの魅力に溢れているのです。
(この本には「私生活」からも何点か写真が引用されています。)
バラエティ番組などで見かける彼女は
「辛口コメントのおばさん女優」的な取り扱われ方ですが、
それはものすごく偏った一部分です。
わがままと言われながらも自分の意志を貫き、
もちろん貫きながら芸能界で生き残るために大変な努力もし、
そうして今の加賀さんがあるのです。
この本はそもそも女性誌で掲載されていたエッセイを
まとめたもので、加賀さんが未婚の母を決心したことや、
その後の悲しい出来事など、人生の中の深い苦悩の部分も、
同情など寄せ付けない潔さで書かれています。
私のように意志が弱く、ちっとも潔い生き方の出来ない女には
加賀さんの生き方は憧れそのものです。
今、「負け犬」という言葉が流行っているようですが、
そういう自虐的な言葉で自分を呼ぶのはやめて、
この本を読んでもっと自分の人生に誇りを持って生きる女性が
増えるといいのに、と思います。
もちろん、自分自身も含めて、ですが。
「私生活」という写真集が欲しかったのです。
当時としてはセンセーショナルだったと思われますが、
そこには素顔の加賀さんが、ヌード写真と共に掲載されています。
もうそれが、最高にキュートで、
もし自分が男性だったら、人生も何もかも棒に振ってもいい!
と思うぐらいの魅力に溢れているのです。
(この本には「私生活」からも何点か写真が引用されています。)
バラエティ番組などで見かける彼女は
「辛口コメントのおばさん女優」的な取り扱われ方ですが、
それはものすごく偏った一部分です。
わがままと言われながらも自分の意志を貫き、
もちろん貫きながら芸能界で生き残るために大変な努力もし、
そうして今の加賀さんがあるのです。
この本はそもそも女性誌で掲載されていたエッセイを
まとめたもので、加賀さんが未婚の母を決心したことや、
その後の悲しい出来事など、人生の中の深い苦悩の部分も、
同情など寄せ付けない潔さで書かれています。
私のように意志が弱く、ちっとも潔い生き方の出来ない女には
加賀さんの生き方は憧れそのものです。
今、「負け犬」という言葉が流行っているようですが、
そういう自虐的な言葉で自分を呼ぶのはやめて、
この本を読んでもっと自分の人生に誇りを持って生きる女性が
増えるといいのに、と思います。
もちろん、自分自身も含めて、ですが。
2004年6月5日に日本でレビュー済み
テレビドラマの主役を演じる若い女優を、共演している加賀まりこが「いじめている」という情報が随分と前に芸能雑誌の誌面を賑わせたことがあります。演技の拙い後輩を叱咤激励するつもりで思ったことをズケズケと口にする彼女の態度は、芸能メディアの格好のネタでした。私の目にもその新人女優の演技は「いかがなものか」と思わせるに十分なほどで、まりこ姉さんの指摘もむべなるかなとは思ったのですが、加賀まりこがティーンの頃から築いてきた小悪魔的なイメージを芸能メディアは無思慮に援用していて、決して好意的には報じませんでした。
そんな当時の芸能ニュースのことを思い出しながら、この本を興味深く読みました。もちろん、まりこ姉さんのとんがりぶりは私のような市井のサラリーマンにはやはり少々アクが強く、身近にこうした女性がいたら親しくお付き合いさせていただくのはなかなか手強いだろうなという思いを強くしたのも事実です。先述の芸能雑誌の記者たちも彼女のとんがりを受け止めるだけの力量がなかったばかりに、面白おかしな底の浅い記事しか描けなかったのではないでしょうか。
しかしながら、彼女の思いや態度を理不尽と形容するのは決して適当ではありません。むしろ彼女自身が世の中の理不尽さに対して彼女なりの一本芯が通った態度できっちりと対峙してみせている様子は爽快感を伴っています。その態度によって周囲との間に軋轢が生まれることや、自らが向こう脛に傷を負うことになったことも、包み隠さずきちんと見つめた上で読者に提示しています。その潔さはなかなか天晴れという思いにさせられるのもまた事実です。
酸いも甘いもかみ分けた大人の女性がもつ人生の厚みに圧倒されながらも、頁を繰るのが実に楽しかった一冊です。
そんな当時の芸能ニュースのことを思い出しながら、この本を興味深く読みました。もちろん、まりこ姉さんのとんがりぶりは私のような市井のサラリーマンにはやはり少々アクが強く、身近にこうした女性がいたら親しくお付き合いさせていただくのはなかなか手強いだろうなという思いを強くしたのも事実です。先述の芸能雑誌の記者たちも彼女のとんがりを受け止めるだけの力量がなかったばかりに、面白おかしな底の浅い記事しか描けなかったのではないでしょうか。
しかしながら、彼女の思いや態度を理不尽と形容するのは決して適当ではありません。むしろ彼女自身が世の中の理不尽さに対して彼女なりの一本芯が通った態度できっちりと対峙してみせている様子は爽快感を伴っています。その態度によって周囲との間に軋轢が生まれることや、自らが向こう脛に傷を負うことになったことも、包み隠さずきちんと見つめた上で読者に提示しています。その潔さはなかなか天晴れという思いにさせられるのもまた事実です。
酸いも甘いもかみ分けた大人の女性がもつ人生の厚みに圧倒されながらも、頁を繰るのが実に楽しかった一冊です。