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東京島 単行本 – 2008/5/1
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32 人が流れ着いた太平洋の涯の島に、女は清子ひとりだけ。いつまで待っても、無人島に助けの船は来ず、いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。果たして、ここは地獄か、楽園か? いつか脱出できるのか――。欲を剥き出しに生に縋りつく人間たちの極限状態を容赦なく描き、読む者の手を止めさせない傑作長篇誕生!
- 本の長さ281ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2008/5/1
- ISBN-104104667021
- ISBN-13978-4104667024
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2008/5/1)
- 発売日 : 2008/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 281ページ
- ISBN-10 : 4104667021
- ISBN-13 : 978-4104667024
- Amazon 売れ筋ランキング: - 694,122位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16,109位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
桐野 夏生(きりの・なつお)
1951年生まれ。93年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。98年『OUT』で日本推理作家協会賞(同作品は英訳され、日本人初のエ ドガー賞候補となる)、99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で 婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 メタボラ(上) (ISBN-13: 978-4022645548 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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最近桐野先生はすぱっとまとめに入るなあと思いました。
恐らくまとめに入らないと
本のページがありえないことになったり
あるいは終結の方向性が変わってきたり
まとまらなくなったりするのでしょうが
東京島に関しては、もう少し長くてもよかったかもしれません★
せっかく登場人物が多いので、語り手があと二人くらいいてもよかったかも。
ワタナベが語り手の話では思わず声を出して笑ってしまうこともありました。
やはり問題児の視点は面白いです。
隆の日記(?)も笑いました。
桐野毒舌は健在のようです。
島という隔離された、要は巨大な密室で
事件よりも人間性の崩壊というか構築というか
そういったものをうまく書き出すのはさすが!と言えるでしょう。
なぜ最初から居る登場人物を掘り下げないのか?と呆れた。
飽きちゃうのだろうね。
こう見ると、最初の書き始めも全くの思いつきなんだろうなと思ってしまう。
一番最初の1部は良いと思うし、発想も面白いので、ここで終われば良かったのに。
その他の良い部分としては、女性が変貌していくわけだが、その心理に関して納得感があり面白かった。
しかし昨今の商業主義には呆れ帰る。
発想が面白いからと言って映画化までするか、普通??
このアホみたいな展開も加味して評価を悪くした。
他に素晴らしい小説は山ほどあるわい!
って天邪鬼みたいに評価すると参考にならんレビューまっしぐらですな。
南の島の無人島での生活描写も、素敵です。
実際の人種の特徴を考察するとあり得ない展開です。
なんで復讐しないのか
モノを強奪しようとしないのか
リアリティがありません。ただつまらないということはなく、
それなりにワクワクしながら読めたので☆3です。
あの物語の(主人公たちの)情けない疾走感みたいなものが心地よく、物語の切れ方はセリーヌの『夜の果ての旅』みたいにいかしてた。
さて、『東京島』である。
無人島に漂着した31人の男と1人の女。あたしは必ず脱出してみせる・・・と、帯にある。
しかし、やはり桐野女史、西村寿行みたいな展開にはなるはずもなかった。
性の饗宴みたいなシーンはほとんどなく、たった一人の女性である清子独壇場の展開などでも決してなく、
話は予想しがたく展開してゆき、ワープして(ワープなんて今どきでも使うのかな?)予想しがたい結末を迎える。
これ以上は控えるが、
思ったのは、彼女のストーリーの登場人物は、
他者と触れ合いそうで触れ合うことはない。
肩に触れたと思っても、そこをすり抜けていってしまうのである。
だから他者は自分の中に取り込まれた亡霊として登場するときに最もリアリティを持つのだろう。
それが現代なのか。
誰かを殺し、死体を平然と切り刻み、ディスポーザーやら下水に投棄する。
知らぬ顔してインタビューに答え、素知らぬ顔で淡々と仕事を続ける。
例えば誰もが自分の中に手負いの獣を飼っている、なんて表現を昔はした。非常にブンガクテキに聞こえちゃう。
多重人格なのか、分裂してしか存在し得ない自我なのか、
しかし、そんなんで自らの命絶ったり絶たれたりじゃあたまらんと思うんだが、
乾いた眼で、肋骨下縁に、エッジの鋭いナイフが音もなく忍び込み、小腸を超え、大動脈に至る、
そんな感じかな。
登場人物は非常に多く、それぞれがそれぞれの存在理由を持っているのに前述したように、彼らは個でしかあり得ないのだ。
ワタナベとグンジというキャラの最後あたりがもうちょっと知りたいと思ったけど、そういったぶつ切れで終わらせてしまうのがやはり作家の度量なんだろう。
映画も見ましたが。。。。。