「創価学会とは何か」というタイトルから想像されるほど、創価学会について一から丁寧に教えてくれるわけではない。
宗教法人とは思えない数々の事件や活動を上げていくところから入るので、創価学会の全体像が見えないままに個別の事例を見せられるので、創価学会についてほとんど知らない人間にとってはやや不親切な印象を受けた。ある程度知識のある人向けであろう。
しかし、創価学会の正体を白日の下にさらしたことは称賛に値する。なぜなら、新聞とテレビは創価学会と公明党の批判ができないような金縛り状態にあり、自民党も政権を維持するために公明党の機嫌を損ねることはできず、創価学会を批判しようとすれば学会員からの悪質な嫌がらせを徹底的に浴びせられるからである。
それにしても、創価学会というのは何とたちの悪い集団なのだろうか。やっていることはオウムや統一協会とほとんど変わらない。レベルが低すぎていちいちコメントする気も起きない。そんな教団が日本の政治に大きく影響力を与えているとは信じ難いことだが、正すべき重大な問題である。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
創価学会とは何か 単行本 – 2004/4/15
山田 直樹
(著)
公明党=創価学会。巨大宗教団体はついに政権を左右する勢力にまで成長した。彼らの過去・現在・未来を気鋭のジャーナリストが精査する渾身のレポート。
- 本の長さ191ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2004/4/15
- ISBN-104104673013
- ISBN-13978-4104673018
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
自公連立…。しかし、小泉政権の実権は公明党・創価学会の手中にある。機関紙『聖教新聞』の実態、言論封殺の歴史、池田大作名誉会長の人間像等を通してこの巨大宗教団体を徹底検証する。『週刊新潮』連載を単行本化。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2004/4/15)
- 発売日 : 2004/4/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 191ページ
- ISBN-10 : 4104673013
- ISBN-13 : 978-4104673018
- Amazon 売れ筋ランキング: - 648,683位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良書。とくに、言論へのポリシーよりも広告主の意向を大切にする大手メディアを、創価=公明党=池田大作がいかに操っているかについての記述は分かりやすい。こんな恐ろしい団体が政権与党の一翼を担っていることを思うと改めてヘコんでしまうが、その分「選挙に行って公明党の力を弱めなければ」との思いを強くさせられた。
2004年10月23日に日本でレビュー済み
怖い。この一言につきます。
この本事態は、創価学会の実態の少ししか明かしてないと
思いました。
私の周りでは、明らかに強引な勧誘・騙し等を
平気でしてくる学会員。洗脳されてるかのような
行動で、大変迷惑していますし。かなり悪質な団体と思います。
この本も、過去の事件等を、きちんと書いていて
入門編として、見るのもいいと思います。
入会するのは、まず思いとどまって見てみましょう。
本では、あまり悪くかけないと思いますが
まだまだ、言い切れない程の悪事もあります。。
この本事態は、創価学会の実態の少ししか明かしてないと
思いました。
私の周りでは、明らかに強引な勧誘・騙し等を
平気でしてくる学会員。洗脳されてるかのような
行動で、大変迷惑していますし。かなり悪質な団体と思います。
この本も、過去の事件等を、きちんと書いていて
入門編として、見るのもいいと思います。
入会するのは、まず思いとどまって見てみましょう。
本では、あまり悪くかけないと思いますが
まだまだ、言い切れない程の悪事もあります。。
2007年12月14日に日本でレビュー済み
私は祖母の代から創価です。幼少は何がなんだか分かりませんでしたが、小学四年の頃から異常を感じてました。
だから、この本を読み、裁判等の大局的な事実を新たに知り、衝撃的でした。…内側にいるのに知りませんでした。
私は昔から、キモいからと会合をサボりまくりなのですが、学会員が私の家にまで押しかけ、しつこく、辞めたら不幸になる、といいます。
彼らは脱会させまいとしなくても、決まりがあるので、信者の家に通います。毎日信心するようにいうため、大学生になった信者を各家庭(主に子供)に担当つけるのです。そして新聞や本、試験(この宗教を理解しているか)などを押し付け、毎日祈るように言い聞かせます。
会合を開き、小さな子供まで参加させる。
…これは私の経験からの実話です。
この本は、そうした地域的なトラブルまで書かれてあり、表面的な裁判などの問題だけでないリアルな実像が見えてきます。
…以下は、私の経験からの問題点の一例です。
会員の奥様方をパシリのようにつかい、入会を奨めるために新聞を大量に配らせます。
この新聞、出来るだけ手渡しし(信者には無理矢理に定期的に買わせます)、入会を勧める為、通います。
…今入会しようと思っている方。是非、この本で真実を見てからをお勧めします。
だから、この本を読み、裁判等の大局的な事実を新たに知り、衝撃的でした。…内側にいるのに知りませんでした。
私は昔から、キモいからと会合をサボりまくりなのですが、学会員が私の家にまで押しかけ、しつこく、辞めたら不幸になる、といいます。
彼らは脱会させまいとしなくても、決まりがあるので、信者の家に通います。毎日信心するようにいうため、大学生になった信者を各家庭(主に子供)に担当つけるのです。そして新聞や本、試験(この宗教を理解しているか)などを押し付け、毎日祈るように言い聞かせます。
会合を開き、小さな子供まで参加させる。
…これは私の経験からの実話です。
この本は、そうした地域的なトラブルまで書かれてあり、表面的な裁判などの問題だけでないリアルな実像が見えてきます。
…以下は、私の経験からの問題点の一例です。
会員の奥様方をパシリのようにつかい、入会を奨めるために新聞を大量に配らせます。
この新聞、出来るだけ手渡しし(信者には無理矢理に定期的に買わせます)、入会を勧める為、通います。
…今入会しようと思っている方。是非、この本で真実を見てからをお勧めします。
2004年8月4日に日本でレビュー済み
いま、地方のラジオ局は創価学会の広告会社かしら?と思わせるほどコマーシャルが流れています。「ソウカーガッカーイ!」って。政治、官僚組織、マスコミ、日本が創価学会に牛耳られつつある、恐いことです。だから、この本の帯の「全国民必読」の言葉は、単なる宣伝文句でなく、真実、緊急の課題であります。新潮社さんホント頑張っています。誰かが真実を伝えなければ。
内容は、まずは、入り口(入門)としてはこのくらいの情報量でよろしいのではないでしょうか。
本来は、もっともっと信じがたい恐るべき凶悪事件も数々ありますが、逆にあまりにも凶悪すぎてリアリティがなくなるといけません。
この本に書いてある数々の学会の不正、悪事、狂気を冷静にチェックしてみよう。それは、原点の釈尊の教えに還れば簡単にわかることだ。仏教の開祖は日蓮であろうはずがない。釈尊その人である。まずは、学会の敵に対する常套手段、罵詈雑言、悪口はどうだろう。釈尊は有名な八正道で「正語」を説いている。言葉を正すことを修行の徳目としている。学会の破戒はあきらかだ。間違っている。彼らは反論するだろう、学会の敵に仏性などない、ゆえに「正しく」語る必要はないと。釈尊はすべての生きとし生けるものに仏性を観じた慈悲のひと、愛の覚者である。学会の悪口から愛のひとかけらも感じられないではないか。釈尊は執着を断てとくり返し説いた。しかし、池田某は、執着の固まり、六大煩悩すべての体現者ではないか。このような邪教中の邪教に日本が支配されてよいのか。御題目ファシズムを許してはならない。一読を請う。
内容は、まずは、入り口(入門)としてはこのくらいの情報量でよろしいのではないでしょうか。
本来は、もっともっと信じがたい恐るべき凶悪事件も数々ありますが、逆にあまりにも凶悪すぎてリアリティがなくなるといけません。
この本に書いてある数々の学会の不正、悪事、狂気を冷静にチェックしてみよう。それは、原点の釈尊の教えに還れば簡単にわかることだ。仏教の開祖は日蓮であろうはずがない。釈尊その人である。まずは、学会の敵に対する常套手段、罵詈雑言、悪口はどうだろう。釈尊は有名な八正道で「正語」を説いている。言葉を正すことを修行の徳目としている。学会の破戒はあきらかだ。間違っている。彼らは反論するだろう、学会の敵に仏性などない、ゆえに「正しく」語る必要はないと。釈尊はすべての生きとし生けるものに仏性を観じた慈悲のひと、愛の覚者である。学会の悪口から愛のひとかけらも感じられないではないか。釈尊は執着を断てとくり返し説いた。しかし、池田某は、執着の固まり、六大煩悩すべての体現者ではないか。このような邪教中の邪教に日本が支配されてよいのか。御題目ファシズムを許してはならない。一読を請う。
2008年8月9日に日本でレビュー済み
創価学会はおわっている。その根拠はというと、我々の生活を監視しているのである。以前、ニュースにもなったが一般家庭に盗聴機がつけられていたという、創価学会が行った犯罪があった。創価学会信者は公務員や芸能人に多いせいか、表ではあまり扱われなかったが、とてもあり得ないです。しかも、芸能人のなかには、無理矢理、信者にされたり、マネージャーや上の者に勝手にいれられた者もいるという。このような現状のなか、創価学会を認めていいわけがない。この文章を読んでいる人に少しでも、創価学会の本当の現状を知って欲しい。今、私の権限では、このように、少しでも多くの人にと思い、伝えることしかできないが、いつかは必ず創価学会を「解散」させる。俺は絶対許さない。
2007年9月20日に日本でレビュー済み
まずは週刊新潮紙上に連載されていた記事に加筆・修正して編集された本であるということを念頭において読むべきだ。内容についてはさほど問題ないものの、語り口がどうしてもセンセーショナルになってしまっているのはこの為であろう。
創価学会という特異な組織についての分析は素晴らしいの一言。それ程ひとつひとつのテーマを詳述しているわけではないが、学会の設立経緯、既存宗教との関連とその違い、池田大作の生い立ちから探る学会の行動原理、政治・経済(ジャーナリズム)への影響力をその財務状況から分析、選挙選の実態、今後の権力基盤の継承問題と様々な角度から鋭く解説している。財務状況などについては良く調べて書かれている印象を持った。読者はその内容に驚愕するに違いない。
最後に筆者の目は学会の継承問題に注がれている。この本が2004年に出版されていることを考えると、その先見の明には驚かされるばかりだが、予想通り第5代会長は任期半ばにて昨年交代し、ほぼ筆者が予想した通りの人事が行われている。今後の政局を読み解くためにも一押しである。
創価学会という特異な組織についての分析は素晴らしいの一言。それ程ひとつひとつのテーマを詳述しているわけではないが、学会の設立経緯、既存宗教との関連とその違い、池田大作の生い立ちから探る学会の行動原理、政治・経済(ジャーナリズム)への影響力をその財務状況から分析、選挙選の実態、今後の権力基盤の継承問題と様々な角度から鋭く解説している。財務状況などについては良く調べて書かれている印象を持った。読者はその内容に驚愕するに違いない。
最後に筆者の目は学会の継承問題に注がれている。この本が2004年に出版されていることを考えると、その先見の明には驚かされるばかりだが、予想通り第5代会長は任期半ばにて昨年交代し、ほぼ筆者が予想した通りの人事が行われている。今後の政局を読み解くためにも一押しである。
2008年7月21日に日本でレビュー済み
この本は「週刊新潮」誌上(03年11月6日〜12月25日号)で連載された「新・創価学会を斬る」に加筆、修正を加えたものである。本の中でも紹介されているが、元は藤原弘達氏の著書「創価学会を斬る」に由来する。この出版妨害事件で逆に藤原氏は名をあげたわけだが、この事件を本の中で詳しく説明してあるのは、この事件に当時公明党委員長だった竹入義勝と自民党幹事長だった田中角栄がからんでいたからだ。
本の中では「昭和44年10月15日竹入の要請を受けた田中は赤坂の料亭「千代新」に弘達を招いて出版中止の申し入れをしたが功を奏さなかった。」と書かれてあるが、具体的な内容を弘達氏は晩年になってTVで告白した。「(中止する)条件はなんだ、金か? だったら(出版される本は)全部買い取る。名誉か? だったら、好きな地位につけてやる。・・・・・・それじゃあどうだ、お前がかなえたいことがあったら一つだけかなえてやる。いつでもいってこい。」いった角栄も凄いが、それを跳ねつけた弘達氏も凄い。
現在は社会保障費の増加から増税が避けられないと識者はいうが、消費税のアップは話題に出ても宗教法人への課税に関しては与党はもちろん野党からもいわれないし、マスコミは新聞もテレビも全く触れようともしない。ある意味、この本は貴重な本である。
本の中では「昭和44年10月15日竹入の要請を受けた田中は赤坂の料亭「千代新」に弘達を招いて出版中止の申し入れをしたが功を奏さなかった。」と書かれてあるが、具体的な内容を弘達氏は晩年になってTVで告白した。「(中止する)条件はなんだ、金か? だったら(出版される本は)全部買い取る。名誉か? だったら、好きな地位につけてやる。・・・・・・それじゃあどうだ、お前がかなえたいことがあったら一つだけかなえてやる。いつでもいってこい。」いった角栄も凄いが、それを跳ねつけた弘達氏も凄い。
現在は社会保障費の増加から増税が避けられないと識者はいうが、消費税のアップは話題に出ても宗教法人への課税に関しては与党はもちろん野党からもいわれないし、マスコミは新聞もテレビも全く触れようともしない。ある意味、この本は貴重な本である。