お届け先を選択
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

罪と罰、だが償いはどこに? 単行本 – 2004/9/16

3.7 5つ星のうち3.7 3個の評価

商品の説明

著者からのコメント

犯罪被害者の苦しみはどこから始まったか?
 すべてはロシア文豪の題名でも有名な「罪と罰」に原因がある。
 犯罪をおこなったら処罰される、これが刑罰の鉄則であり、近代国家の刑事司法はすべて「罪と罰」の二文字に集約されるといっていい。
 しかし、この明々白々なセオリーには肝心なことがひとつ抜け落ちている。それは「償い」だ。犯罪がおきれば、当然、被害者がでる。犯罪被害者こそ凶行の直接の犠牲者であり(国家が犠牲者ではない)、本来、国家の刑罰のまえに、被害者への償いがあってしかるべきだ。「罪と罰」は、犯罪者に対する国家の刑罰権をあらわしているだけで、被害者の救済という視点がすっぽり欠落している。これでは被害者は永遠に救われない。
 では、犯罪者に真に償わせるためにはどうしたらいいのか?
 実は、その答えは百年前に一度でている。かつての日本では「罪と罰と償い」が一体になった裁判がおこなわれていた(明治から大正・昭和にかけての附帯私訴)。戦後、アメリカから「罪と罰」型の人権主義が入ってきて廃止されたのである。その後の刑事司法はご存じのように「犯罪者の更生」(立ち直り)を唯一最大の目的にしており、犯罪被害者は社会の片すみに追いやられている。
 小著『罪と罰、だが償いはどこに?』は、旧来の人権派が長い間、封印してきた「償い」に光をあて、あらゆる犯罪者に一生かけて賠償させる「たったひとつの完全なやり方」を提言している。
 犯罪被害の問題に釈然としない思いを感じている方に一読をおすすめしたい。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2004/9/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/9/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 238ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 410470301X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4104703012
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 3個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
中嶋 博行
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
3グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2011年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年12月5日に日本でレビュー済み
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート