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国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて 単行本 – 2005/3/26
購入オプションとあわせ買い
優、衝撃のデビュー作。外務省、検察庁、永田町を震撼させ「国策捜査」を日本
中に知らしめたた告白手記!
外務省元主任分析官は、政治と外交の最前線で何を見たのか?
有能な外交官にして傑出した情報マン──。国を愛し、国のために尽くしたにも
かかわらず、すべてを奪われた男が、沈黙を破り、「鈴木宗男事件」の真実と、
「国策捜査」の実態を明らかにする。
「背任」と「偽計業務妨害」容疑で逮捕され、東京拘置所での拘留生活は、なん
と512日にも及んだ。2005年2月に下された第一審判決は懲役2年6カ
月、執行猶予4年。しかし、男の闘いはまだまだ続く──。
- 本の長さ398ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/3/26
- ISBN-104104752010
- ISBN-13978-4104752010
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
著者はロシア外交のプロとして鳴らした外交官であったが、2002年、いわゆる「鈴木宗男事件」で背任と偽計業務妨害の容疑により逮捕された。512日間に及ぶ拘置、独房生活の末、今年2月の第1審で下された判決は「懲役2年6カ月、執行猶予4年」。著者は即日控訴の手続きを取った。
本書は、著者の目が捉えた事件の内幕を赤裸々に綴った手記である。逮捕前夜に渦巻いていた外務省内部の権力闘争や自民党の内部抗争、さらには本件を「国策捜査」であると明言したという検事とのやり取りを、冷静に再現していく。また、政治家・鈴木宗男を著者は極めて高く評価している。バッシングにさらされた“腹黒い政治家”というイメージとは対極にあるような意外な人物像が浮かび上がってくる。
(日経ビジネス 2005/05/16 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
出版社からのコメント
大混乱の時代を経て、プーチン氏への政権委譲へと続く90年代激動のロシアを
縦横無尽に駆け回り、類い希な専門知識と豊富な人脈を駆使して、膨大
な情報を日本政府にもたらした男、それが元主任分析官、佐藤優だ。
2000年までの平和条約の締結と北方領土の返還という外交政策の実現を目
指して、ロシア外交の最前線で活躍していた彼は、なぜ「国策捜査」の対象とな
り、東京地検特捜部に逮捕されされなければならなかったのか?
そもそも、検
察による「国策捜査」とは何か?
さらに、鈴木宗男代議士による外務省支配の実態とは? 小泉政権誕生の「生み
の母」とまで言われた田中眞紀子外相の実像とは? 宗男VS.眞紀子戦争の裏側
で何が起こっていたのか──。
512日にも及んだ獄中で構想を練り、釈放後1年以上をかけて執筆された、
まさに入魂の告白手記。
著者について
1960年生まれ。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。
95年まで在英国日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、95年より
外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月に逮捕、現在起訴休職中(元主
任分析官)。外交官として勤務するかたわらモスクワ国立大学哲学部客員講師
(神学・宗教哲学)、東京大学教養学部非常勤講師(ユーラシア地域変動論)をつと
めた。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/3/26)
- 発売日 : 2005/3/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 398ページ
- ISBN-10 : 4104752010
- ISBN-13 : 978-4104752010
- Amazon 売れ筋ランキング: - 74,840位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4位国家I種・地方上級公務員試験
- - 24位公務員・官僚
- - 339位政治入門
- カスタマーレビュー:
著者について
元外交官で文筆家。ロシア情報収集・解析のエキスパート。魚住昭/ジャーナリスト。ノンフィクションに著作多数。青木理/ジャーナリスト。元共同通信記者。『日本の公安警察』『絞首刑』など著作多数。植草一秀/経済学者。日本経済、金融論が専門。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 誰が日本を支配するのか!?政治とメディアの巻 (ISBN-13:978-4838721566)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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目に見える世界(社会)の背後に隠れている実態は本当のところ、どうなっているのか?
隠蔽されていて、普通に生きているだけでは全く見えないが、人間として国民として、本来知っておかなくては危険なことが、とてもよく分かります。
しかし、この本を読む価値はそこに留まりません。
人間の真価はどこにあるのか?という根源的なテーマを、終わりに近づけば近づくほど、改めて考えさせられます。
検察官や看守との心の交流、著者から見た死刑囚の姿、どれも心を鷲掴みにされ、感動で何度も涙がこぼれました。
残念ながら世の中には、表面的なことや目先の損得で言動を変えるような人が多いので、この本を読んで心洗われると共に、誰に評価される生き方をすべきなのか?(その「誰?」は、もちろん、目先の損得で言動を変えるような人たちではない)ということを改めて実感させられました。
その詳細をマスコミからの情報以外に知るはずもない。大多数の国民はこの報道により「ゴリ押し政治家と、何か強面の外交官が企んで悪い不正をした」くらいの認識しかないだろう。この二人は、マスコミが作り上げる悪役にビッタリはまった。
最初この本を、著者と距離を置いたスタンスで読んでいた。第三者、傍観者に徹したかった。
それが勾留時の取り調べでのやり取りに踏み入れると、もう著者の後見人、あるいは伴走者の視点になってしまっている。
そして思わず目頭が熱くなる箇所も2点あり、心を揺さぶられる。
結果として、国策裁判により有罪にされてしまう。正義は負ける。それでは真の外交の土台作りは出来ない。
その警告書でもある。
この著者の観察眼は、我々の日常生活において大いに参考になる。
自分の周りにいる人間が「味方か敵なのか」、「 敵でもないが味方でもない」
その識別をより深くする必要があると、暗に示している。
相手の言葉に潜んでいる目的、真意を探り当て、地雷を踏まない様にしないといけない。
また、不利な状況になった時に助けてくれる、支援してくれる人がいるかどうか?自分の周辺で考えると怖い。
そして、組織に裏切られた場合、自分がどう行動するのか? 自分の周りの人間への対処の仕方も含め、
読み手への大きな課題を突き付けている。
西村検事は言います。「これは国策捜査だからね」と、国家が本気を出したらいかなる個人も犯罪者のレッテルを貼ることができるということです。時代が変革するとき、特定の人物を生贄として逮捕し、けじめをつけるのは、変革を求める集合的無意識としての世論かもしれません。佐藤優、鈴木宗男はそんなターゲットに選ばれました。無論、ターゲットに選ばれるのは、有能なトリックスターとしての資質を持っている者です。一般市民が国策捜査の対象になることはないでしょう。田中角栄、ホリエモンなどもそうでしょう。
佐藤優と西村検事は、時間と共に二人の関係がより親密になり、お互いの立場を理解し合う過程、お互いを認め合う人間ドラマとしても最高傑作です。
購入してよかった。