プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,200¥1,200 税込
発送元: Amazon 販売者: 青空BOOKS
¥53¥53 税込
ポイント: 1pt
(2%)
配送料 ¥257 6月13日-14日にお届け
発送元: フルタク(古本宅配買取センター) 販売者: フルタク(古本宅配買取センター)
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
自壊する帝国 単行本 – 2006/5/30
購入オプションとあわせ買い
賞、「新聞・雑誌の書評担当者が選ぶ最高! の本」第1位獲得−−。
国際スパイ小説よりスリリング!
外務省きっての情報マン、「ラスプーチン佐藤」はいかにして誕生したのか?
待望のインテリジェンス・ノンフィクション。
今、日本に求められているのは、この男の「情報力」だ!!
国家とは、こうもあっさり滅びてしまうものなのか!?
ソ連邦末期、世界最大の版図を誇った巨大帝国は、空虚な迷宮と化していた。
そして、ゴルバチョフの「改革」は急速に国家を「自壊」へと導いていったの
だった──。ソ連邦の消滅という歴史の大きな渦に身を投じた若き外交官は、そ
こで何を目撃したのか。
- 本の長さ414ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/5/30
- ISBN-104104752029
- ISBN-13978-4104752027
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
メディア掲載レビューほか
ロシア外交のプロとして鳴らし、「外務省のラスプーチン」などの異名を取った著者の回想録。在ソ連日本大使館の外交官として見聞きしたソ連崩壊までの一部始終を振り返る。
「もともと、人見知りが激しい」という著者だが、モスクワ大学留学中に知り合った学生を仲介に、多くの重要人物と交流を深め、インテリジェンス(機密情報)を得る。ウオツカをがぶ飲みしながら、神学の教養を中心に幅広いテーマで議論を交わし、信頼と友情を勝ち取る。その豊富な人脈と情報収集力を1991年のクーデター未遂事件でも発揮、ゴルバチョフ大統領の生存情報をいち早く入手した。
出世競争が最大の関心事であるキャリア組とは大きく異なる仕事・生活ぶりで、外交官の本質を考えさせられる。
(日経ビジネス 2006/07/17 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
出版社からのコメント
版文化賞特別賞を受賞し、雑誌「ダ・カーポ」による「新聞・雑誌の書評担当
者が選ぶ最高! の本」で第1位獲得するなど、2005年出版界に大きなインパクト
を与えた。さらに、検察による国策捜査の実態、不祥事が続発する外務省の
内情を暴露したこの作品は、折からの小泉改革や市場原理主義に対する批判の
流れのなかで、社会的にも大きな注目を集めることになった。
そして、2006年5月。佐藤優の書き下ろしノンフィクション、待望の第2弾『自
壊する帝国』が、いよいよ登場する。
今回は時代をソ連邦崩壊前夜に戻し、外務省へ入省間もない佐藤優が物語の主
人公となる。超大国ソ連邦の崩壊は、間違いなく20世紀最大級の事件だった。そ
の過程を、最も近い場所で目撃できたことが、佐藤優のその後の外交官としての
あり方に決定的な影響を与えた。そこで培われた情報収集と分析のノウハウによ
り、彼は「外務省のラスプーチン」と呼ばれる「情報のプロ」へと成長を遂げる
ことになる。さらに、「国家はあっけなく滅びる」という事実を突きつけられ
て、「国のあり方」「国柄」「国体」ということを真剣に考えるようになったと
いう。
本書は、ソ連・ロシアで起こった大事件を、様々な魅力的な登場人物と豊富な
エピソード、さらに、綿密な分析に基づいて多面的にドキュメントするばかりで
はなく、同時に、現在大きな曲がり角にさしかかっている日本という国家のあり
方を問う「日本論」「国家論」でもある。
著者について
一九六〇年生まれ。一九八五年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省
入省。九五年まで在英国日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、
九五年より外務省本省国際情報局分析第一課において、主任分析官として活躍。
二〇〇二年五月、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、その後五百十二日間東京拘置
所に勾留される。〇五年二月執行猶予付き有罪判決を受ける。現在、控訴中。起
訴休職外務事務官の肩書きで、新聞・雑誌を中心に執筆活動を行なっている。保
釈後、執筆した『国家の罠─外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社刊)で、
第五十九回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/5/30)
- 発売日 : 2006/5/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 414ページ
- ISBN-10 : 4104752029
- ISBN-13 : 978-4104752027
- Amazon 売れ筋ランキング: - 88,283位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3位ロシアの地理・地域研究
- - 36位政治史・比較政治
- - 1,677位社会学概論
- カスタマーレビュー:
著者について
元外交官で文筆家。ロシア情報収集・解析のエキスパート。魚住昭/ジャーナリスト。ノンフィクションに著作多数。青木理/ジャーナリスト。元共同通信記者。『日本の公安警察』『絞首刑』など著作多数。植草一秀/経済学者。日本経済、金融論が専門。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 誰が日本を支配するのか!?政治とメディアの巻 (ISBN-13:978-4838721566)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
共産主義の現実と崩壊の過程を知ることができ、知識が深まったような感覚を覚えました。
ソ連は結局自壊した、ということだが、ベルリンの壁崩壊のようにはっきりとこの瞬間、と言うのが分かりにくく読後も釈然としなかった。
全て自分の無知のせいなので勉強して読み直さねばと思う。
正に、書かれている内容は、この時代の現場での高度な人物達との人脈と付き合い、その考え方、生活の根本に深く触れ、人脈が人脈を広げ、人脈網になって行く。外交官(インテリジェンス専門家)としての基本を彼の風貌、見識、人格、金、情報などを駆使して、「お互い様」の関係でつくり上げ、その関係性の中のやり取りを、あの激動するが、何がどうなるか中々見通せない中で、その様を実体験としてリアルに描く。
一般人の私から見れば、スパイ小説のような世界の様が語られる。怖い世界だとも感じた。
既に、ソ連は自壊の時期に入っており、そうであるから様々な動きや情報が飛び交い、何がどうなっているのか、誰が中心人物であるか、どう正しい情報をえて分析し判断・行動するかが、リアルタイムで求められる。複数の情報が必要であり、これはどれだけの人脈や情報入手ルートを作っておくかがキーになる。それらの有力な人脈の人物達との付き合いや、やり取りは圧巻である。
正に、ソ連が崩壊していく過程の渦中の人間として、しかも外交官・インテリジェンスの専門家として係わり、生のリアルな高度な世界のことを、描いてくれている。
以前読んだことがあったのですが、ウクライナ侵攻が始まりロシアが閉じている現在こそ読む価値があると思いました。
ソ連時代は西側諸国にとって「何を考えているのかわからないが、不気味な国」であった現代のロシアですが
本作はソ連時代の主に政治家や知識人が何を考えていたのが よく理解できる良書です。
ウクライナで蛮行を繰り返す現在でも、知識層や上流階級に限らず「良識があるロシア人」が存在し
強い憂いを持って現状を見ているはずです。
そんな閉じた時代のソ連は、現在進行中のロシアと共通項があると思います。
ロシア人の「内在的論理」がよくわかる良書です。