彼が好きな作家さんだったので、誕生日にプレゼントしました。
中を見せてもらったら、綺麗な写真があって、文章も素敵で楽しかったです*
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アナ・トレントの鞄 単行本 – 2005/7/22
クラフト・エヴィング商會
(著)
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- 本の長さ123ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/7/22
- ISBN-104104770019
- ISBN-13978-4104770014
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対象商品: アナ・トレントの鞄
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商品の説明
抜粋
いまはもう昔――、
『ミツバチのささやき』という映画を観たとき、主人公を演じるアナ・トレント嬢が手にしている鞄が気になった。
気になったというか、あるいはもっと単純に「気に入った」というべきか――。
その鞄をいつか手に入れたいと夢見るうち、誰かに奪い取られたかのようにごっそりと時間が流れた。
時移り、二〇〇三年九月。
スペインはサン・セバスチャンで開かれた映画祭のポスターに、『ミツバチのささやき』をモチーフにした不思議な写真があらわれた。
奥行き長く伸びる線路の上にふたりの少女を配し、三十年前の映画の一シーンを再現している。ひとりは線路に耳をあててうずくまり、ひとりはこちらを見据えて線路の上に立っている。
かつての一シーンのとおり、立っているのはアナなのだが、驚いたことにそのポスターのアナはよく見るとかつての少女ではなく、成熟した女性として、しかし少女のときの格好のまま、こちらをじっと見つめている。
時のパースペクティブを思わせる線路の上には、あの懐かしき鞄も健在だった。
そこでふいに、「もういちど」という言葉が頭をよぎる。
長らく気になっていた――いや、気に入っていたその鞄をどうにかして仕入れ、我がクラフト・エヴィング商會のあたらしい商品カタログに紛れ込ませたい――
いまいちど手をのばしてみて、それがまだそこにあるのかどうか確かめてみたい。
かくしてふたたび、仕入れの旅に出かけることになった。
古今東西、あらゆる時空へ向けての仕入れの旅。
ここに集められたのはそのひとまずの成果と言っていいかどうか――。
探したのは、あくまで「アナ・トレントの鞄」だったが、時のパースペクティブは、魅力的でとんちんかんな寄り道をつぎつぎ用意して待ち構えている。
このカタログに並んだのは、さしずめ鞄の中身ということになるだろうか。
『ミツバチのささやき』という映画を観たとき、主人公を演じるアナ・トレント嬢が手にしている鞄が気になった。
気になったというか、あるいはもっと単純に「気に入った」というべきか――。
その鞄をいつか手に入れたいと夢見るうち、誰かに奪い取られたかのようにごっそりと時間が流れた。
時移り、二〇〇三年九月。
スペインはサン・セバスチャンで開かれた映画祭のポスターに、『ミツバチのささやき』をモチーフにした不思議な写真があらわれた。
奥行き長く伸びる線路の上にふたりの少女を配し、三十年前の映画の一シーンを再現している。ひとりは線路に耳をあててうずくまり、ひとりはこちらを見据えて線路の上に立っている。
かつての一シーンのとおり、立っているのはアナなのだが、驚いたことにそのポスターのアナはよく見るとかつての少女ではなく、成熟した女性として、しかし少女のときの格好のまま、こちらをじっと見つめている。
時のパースペクティブを思わせる線路の上には、あの懐かしき鞄も健在だった。
そこでふいに、「もういちど」という言葉が頭をよぎる。
長らく気になっていた――いや、気に入っていたその鞄をどうにかして仕入れ、我がクラフト・エヴィング商會のあたらしい商品カタログに紛れ込ませたい――
いまいちど手をのばしてみて、それがまだそこにあるのかどうか確かめてみたい。
かくしてふたたび、仕入れの旅に出かけることになった。
古今東西、あらゆる時空へ向けての仕入れの旅。
ここに集められたのはそのひとまずの成果と言っていいかどうか――。
探したのは、あくまで「アナ・トレントの鞄」だったが、時のパースペクティブは、魅力的でとんちんかんな寄り道をつぎつぎ用意して待ち構えている。
このカタログに並んだのは、さしずめ鞄の中身ということになるだろうか。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/7/22)
- 発売日 : 2005/7/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 123ページ
- ISBN-10 : 4104770019
- ISBN-13 : 978-4104770014
- Amazon 売れ筋ランキング: - 463,098位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,200位エッセー・随筆 (本)
- - 40,548位文芸作品
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クラフト・エヴィング商会の本を久しぶりに読んだところだ。読むというよりは観るという方が
正しいかもしれないのだが。
クラフト・エヴィング商会の本はいずれも不思議な本ばかりである。本作はある種の商品の
カタログという造りなのだろうが、いずれも存在しない不思議なものばかりだ。この世に
存在していない商品を紹介する文章は散文詩だ。その意味では商品が小品になっているとも
言える。
本作で紹介される商品は、ありそうで無い物である。無いにしても、心の片隅に、実は
あるのではないかと思わせるものがある。その微妙さがクラフト・エヴィング商会の芸であろうし、
かつ、読者の工夫でもある。クラフト・エヴィング商会の本は読者もきちんと「参加」しないと
本当の面白さが出てこない。その意味では読者を選ぶ本とも言える。
写真が美しい。写真だけ観ていても楽しい。
正しいかもしれないのだが。
クラフト・エヴィング商会の本はいずれも不思議な本ばかりである。本作はある種の商品の
カタログという造りなのだろうが、いずれも存在しない不思議なものばかりだ。この世に
存在していない商品を紹介する文章は散文詩だ。その意味では商品が小品になっているとも
言える。
本作で紹介される商品は、ありそうで無い物である。無いにしても、心の片隅に、実は
あるのではないかと思わせるものがある。その微妙さがクラフト・エヴィング商会の芸であろうし、
かつ、読者の工夫でもある。クラフト・エヴィング商会の本は読者もきちんと「参加」しないと
本当の面白さが出てこない。その意味では読者を選ぶ本とも言える。
写真が美しい。写真だけ観ていても楽しい。
2008年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミツバチのささやきを観たほうがいいのかなあと思いましたが、さきにこの本読んじゃいました。クラフト・エヴィング商曾らしい一冊です。古代エジプト人が魂の重さを量るときに使った羽根のなまえ「マアト」、本当は何ひとつおかしくない「おかしなレシピ」、どれほど息苦しいところでも、自在に外を覗くことができるだろう「小窓」、ほのかな光といくつかの断片さえあれば、それで事足りる「ほのかな光、いくつかの断片」などが好きだなあと思いました。こう列挙してみてもアナ・トレントちゃんは案外”おしゃまちゃん”だったのかも。映画観たくなるなあ。
2005年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビートルズでいうところの「アビーロード」的な本です。
つまり、原点回帰ということです。
彼らの最初の本「どこかにいってしまったものたち」を髣髴とさせる、
真っ赤な本を基本に、不思議な品物をカタログ化して紹介している、
といったもの。
ただ、単に前に戻ったというものではなく、きちんと今までの流れを経て、
回帰したということです。
螺旋の階段のように。
内容は、彼らが昔から気になっていた「アナ・トレントの鞄」を探しに、「仕入れの旅」と表して「鞄」を持って旅に出ます。旅の途中でさまざまな一点モノに出会い、それらも仕入れ、それらを紹介するといったもの。
彼らは今回の本で、少ない言葉の中でシンプルに品物を伝えるようになり、ずいぶんと洗練されました。
丁寧な言葉の選び方はこれ以上でも以下でもない「いい塩梅」なテイスト。
さぁ、あなたも「アナ・トレントの鞄」を携えて、捨てられた魅力的なモノを拾いに、キュートでスウィートな旅に出かけてください。
つまり、原点回帰ということです。
彼らの最初の本「どこかにいってしまったものたち」を髣髴とさせる、
真っ赤な本を基本に、不思議な品物をカタログ化して紹介している、
といったもの。
ただ、単に前に戻ったというものではなく、きちんと今までの流れを経て、
回帰したということです。
螺旋の階段のように。
内容は、彼らが昔から気になっていた「アナ・トレントの鞄」を探しに、「仕入れの旅」と表して「鞄」を持って旅に出ます。旅の途中でさまざまな一点モノに出会い、それらも仕入れ、それらを紹介するといったもの。
彼らは今回の本で、少ない言葉の中でシンプルに品物を伝えるようになり、ずいぶんと洗練されました。
丁寧な言葉の選び方はこれ以上でも以下でもない「いい塩梅」なテイスト。
さぁ、あなたも「アナ・トレントの鞄」を携えて、捨てられた魅力的なモノを拾いに、キュートでスウィートな旅に出かけてください。
2014年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この著者商会の本をそこそこ集めていますが、これはボリューム薄くて案外でした、中身も面白みに欠けていました。読みなれて感銘が薄れたのかも。
2007年7月24日に日本でレビュー済み
シンプルながら、かなりハイセンスな一冊である。
そもそもアナ・トレントが何を意味するのか
知っていなければならないし
誰もが初見で楽しめる内容とは言いがたい。
ジャンル分けも難しく、知らない人に紹介するにも困難を伴う。
それでもこの世界観、イメージ、趣向は稀有のものであり
何度も云うがこのセンスには脱帽である。
そもそもアナ・トレントが何を意味するのか
知っていなければならないし
誰もが初見で楽しめる内容とは言いがたい。
ジャンル分けも難しく、知らない人に紹介するにも困難を伴う。
それでもこの世界観、イメージ、趣向は稀有のものであり
何度も云うがこのセンスには脱帽である。
2007年9月18日に日本でレビュー済み
思っていたよりは普通でした。
「ないものあります」ほどの笑いはなく、「どこかにいってしまったものたち」ほどのノスタルジックさもなく。
ちょっとネタ切れ感が否めない・・・。
「ないものあります」ほどの笑いはなく、「どこかにいってしまったものたち」ほどのノスタルジックさもなく。
ちょっとネタ切れ感が否めない・・・。